11/08/15 20:52:02.53
「・・・くん・・・?」
未だ光に慣れることの無いまま見開かれる。
見ている。
彼がこちらを見ている。
怒っているのか軽蔑しているのか。
表情の読めない二つの目がこちらを射抜いている。
見ている。
こちらを、みている。
音があふれ出す。薄暗い部屋を高い音が、音が、音が。
これは自分の声なんだろうか、どこか遠くでそんなことを考えた。
音を責められ叩かれる。笑われる。
そのまま引かれて排泄器官に異物が進入してくる。
さっきよりももっと大きくて熱い異物によって裂かれ開かれる。
音が揺さぶられ、やがてもうひとつの異物で塞がれる。
そうやって身体は蹂躙される。
アイチ
再び暗闇が訪れる直前。
塞がれているはずの彼の声がした。