11/07/06 13:53:14.42
晴れやかな青空の下、シュテルンビルトの中央広場で行われるヒーロー達のサイン&握手会。
私はもちろんバニーちゃんの列に並ぶ。
生で見るガワ顔出しバニーちゃんはやっぱり可愛い。
営業スマイルではあるものの、復讐を終えたバニーちゃんは心からファンサービスを楽しんでいるようだ。
その隣のワイルドタイガーの元にもたくさんの人が並んでいる。
若いおねーちゃんにキャッキャ言われながら握手する度ちょっとだけデレッとなるワイルドタイガー。
それを横目で見ながら複雑そうな表情を浮かべるバニーちゃんを私は見逃さない。
いよいよ次は私の番だ。
突如バニーちゃんの足元に跪き、「サインはいらないから足型を下さああああい!この顔面に!!」と叫ぶ私。
営業スマイルを超ひきつらせながらも、場の空気を壊してはならないと思い「え…ええ…お望みでしたら…」と私を踏んで下さるバニーちゃん。
「ありがとうございます!もっと!MOTOOOOO!!!」みたいな寄声を上げながらガワ足にむしゃぶりつくと
バニーちゃんの営業スマイルは完全に崩れ、青ざめた顔で「ひっ…!」みたいな声が漏れてしまう。
怯えるバニーちゃんも可愛いなと思いながらおみ足にスリスリしていると
見かねたワイルドタイガーが私をバニーちゃんから引き剥がしに来た。
猫のように襟首を掴まれ、広場からワイルドにつまみ出される私。
私にドン引きしていたファン達からはワイルドタイガーへの拍手が溢れる。
バニーちゃんはちょっと頬を染めてワイルドタイガーを見つめている。