11/07/04 13:12:23.94
愛し愛されて幸せ一杯の人妻バニーちゃん
ひとかけらの不満もないはず……だがそこに、見えない間隙が潜んでいようとは
おじさん、バナナの皮踏んで転ぶ……かすかに疼く欲望
おじさん、人の持ち物にコーヒーぶっかける……背筋を這いあがる感覚
おじさん、やっぱりワンテンポ遅れる……抑えきれない衝動
「虎徹さん……! 助けて…
僕はもう、自分を押えきれそうにありません。我慢できないんです……!」
「どうしたバニー! やっぱり昨日1回じゃ物足りなかったか?
今日はそんなもんじゃ済まないと俺も思って」
「全部そこへ持っていくのやめてください。僕も悪かったですけど。
TIGER&BARNABYは幸せすぎて頭のネジ抜けたと思われるじゃないですか。少し締め直さないと」
ハッとなる二人。見かわす視線
「バニー……!」
「虎徹さん……僕は、僕はやっぱりだめなんです。言わずにいられないんです
あなたに突っ込む役割を封印してなんて、生きていけそうにないんです。こんな僕を許してください」
「許すも許さないもねーよ! 俺もそうなんだよ!
バニーにポンポン言われてねえと、物足りなくて物足りなくて…」
ひしと抱き合う二人
「バニー」
「虎徹さん、よかった…。
あのところで、あれ本当ですか?」
「何が」
「今晩はそんなものでは済まないという話ですが」
「本当に決まってんだろ。覚悟しとけよ」