11/07/01 02:45:51.12
ちょっとしたイザコザでおじさんと顔を合わせづらくなっちゃったバニーが、現在逃走中
「こらバニーちゃん、いつまでも逃げ回ってないで、おじさんの所に来なさ～い」とか
トレーニングセンターの散策してるおじさんが、ふと自販機の椅子に腰掛けた牛さんの背中発見
「よおアントン。バニーちゃん見なかった？」「さあな。どうせまた下らない事言ってバーナビ
ーを怒らせたんだろうが」「ちげーって」などと顔だけ向けて答える牛に適当に相槌打つとおじさん退場
「……本当にアレでいいのか？」「…ハイ、すみません」
牛さんの膝の上に身体を丸めて隠れていたバニーが、気まずそうに頷く
暫く「アイツは悪いやつじゃない」「それは判ってるけど僕の事いっつも子ども扱いで」とか話をする
んだけど、ちょっと意地悪を思いついた牛さんが
「……お前、どっかで自分は年下だガキだって、甘えてる所あるんじゃないのか？あんまり油断し
てると、寂しい中年オヤジにパクっとやられちまうぞ」って、低音で囁きながら牛さんに強い力でほ
しこそを引き寄せられて「…イヤっ！」と無防備な悲鳴を上げて逃げるバニー
「これに懲りたら、あんまりおじさん達を舐めるなよ」って、ワザとアクの強い笑顔で送り出しながら
「あー、俺って損な役割だよなあ」と自嘲の笑みを漏らす牛さん
いいじゃないか、カッコワルイ男って案外それと同じくらい素敵なんだぜ？