11/06/27 23:33:37.00
家族ネタ嫌いな人の為にサゲ
初めてのクリスマスは楓ちゃんと3人で過ごすと思うんだ
3人で手を繋いで、イルミネーションの街をただ歩く
2人でなら9才児も軽いから時々持ち上げたりする
虎徹を見上げバニーを振り返り、「今日はいい事ばっかり!」とはしゃぐ楓ちゃんと
4才のクリスマスが重なるバニー
今までは、両親の思い出は、犯人への憎しみと孤独を募らせるだけだった
両親を失ってから初めて、バニーはただ幸せだったあの日の気持ちを思い出す
「そうだ、あの日の僕は、世界一幸せな子供だった。父さんと母さんに愛されてた」
涙ぐむバニーに虎徹が気づき、二人を力いっぱい抱きしめる。楓ちゃんが声をあげて笑う
それからまた手を繋いで、「さあ、帰ろう」安寿さんの待つ家に歩き始める