11/06/12 02:12:23.73
即興で。
深夜、静寂に包まれた部屋の中で自分の呻くような喘ぎ声が異様に耳に響き、一方通行は沸き上がる羞恥と興奮にどっぷりと浸っていた。
「うァっ、ン…ふ…ァ、あ、あッ!」
ベッドの上で横になり、男性の性器を象った玩具を股に当て強弱をつけながら押し込める。
抜き挿しを繰り返すその度に体がビクンビクンと跳ね、身を襲う快感に震えた。
「ふァっ…あ、ソコ!もっと奥ゥ…っ」
腰を突き出しまるで誘うように声を漏らす一方通行だが、相手など居ない。
ただの自慰行為、とは少し違う。
震える手で自ら淫具を限界まで押し込め、背中を反らせた。
「ンァあああ…!も、もっとォ!激しィ…ンァ、っ」
勃起した性器の先端から触ってもいないのにポタポタと精液が跳び跳ねる。
何度目かの絶頂、余韻に浸る暇は与えられない。
「ふァ…ッ…ン…く、くそっ…!」
イッたはずなのに、性器は萎える事もなく更なる快感を欲している。何よりも、未だに淫具をくわえこむアナルがヒクついている事に一方通行は愕然とした。
(四つん這いになって、後ろからでっかい勃起ちンこにガンガン突っ込まれてェ)
(チンポペロペロしながらアナル舐めて欲しィ)
(一方たんのチッパイちゅぱちゅぱしたいよォ)
複数の誰かが耳元で囁いているような声に反応し、一方通行の体は火照り濡れていく。
「ァ…足りねェ…キモチィの…もっと、欲しィ…!」
無意識に乳首を弄りながら周囲を見渡す。散らばっているのは卑猥な形をした淫具の数々。ローターやバイブ、気付けば大量に通販で購入してしまった大人の玩具に向かって、一方通行は震える指を伸ばした…。
ARNに犯される一方たんってこんな感じ?
賢者タイム自己嫌悪しちゃうとこまでは書けなかった