11/03/20 17:55:52.90
>>871
(ふと浮んだ疑問、確か元キャプテンの苗字も、同じ「デイヴィス」…)
(けれどそれも、もし仮にそうだとしても、今の状況が「対戦チームの元キャプテンの妹と、試合前に密会」というより甘美なシチュエーションになるだけで)
(メンタル的にも勢いがつきこそすれ、マイナスになるとは思えなかった)
(或いは単に、もっと本能的根源的な欲求に対する、何らかの言い訳が欲しかっただけ…かも知れなかったが)
(どの道今考えるようなことではないという点では同じで、すぐさまそんな思考は押し流されていった)
…んん………ん、んッ………………ん……。
(マロリーの身体に埋まるようにして、強く抱きしめあう)
(伸ばされた舌が唇を撫でると、そっと開いて受け入れて、絡み付いてくる舌を味わった)
(温かく、とろりとした唾液を交換し合って、息の続く限りキスを交わす…)
(くちゅくちゅと音を立て、泡立つ、混じり合った唾液が唇の端から、顎を伝い落ちていった)
…ちゅぱッ………はぁ……はぁ………。
んっ……ステファン……………なら、私も…ステファンと、こういう事しても…いい、んだ…?
……あ………やだ、恥ずかしい……………。
(たっぷり数十秒、長く深いキスを交わした後、舌を解いて唇を離せば、ねっとりした唾液の糸が、舌と舌を?いで切れ)
(長椅子に寝そべると、ジャケットの前をはだけられ、スカートの裾をめくられていく…)
(これは演技ではなく、本当の羞恥と興奮に身体を火照らせながら、それでもマロリーを制止することはなかった)
………………………。
(脚をわずかに開いたポーズで、引き締まった太股と、その付け根……そしてフリルつきアンダースコートが完全に曝け出されると)
(胸に触れる手に手を重ねて、マロリーを見つめ続けた)