11/03/20 16:44:27.45
>>869
う、うん、お兄ちゃんが試合に出るの。
何時もはロッカールームまで押しかけたりはしないんだけど、今日は決勝だから…。
………本当?そっか、居ないんだ……。
(何時の間にか砕けた口調になって、親しげに話し合う)
(マロリーの言葉に、言外に色々と匂わせながら)
そんなことない!ステファンは………私にとっては、ヒーローみたいな……。
…私?私は………幼馴染はいるけど、ボーイフレンドっていうほどじゃ…………。
(情感たっぷりに口走りかけ、慌ててつぐんでみせてから、振られた話に、微苦笑しながら返してみせる)
……あ………………ん……んん…………っ…!
(ぶつかり合う膝、顔を上げれば、もうすぐそこにマロリーが居て)
(してやったり、という思いと、お楽しみの時間への期待で胸をいっぱいにしながら…抱き寄せられて、口付け合った)
(自分からもユニフォームの襟辺りをぎゅっと掴んで密着し、そのまま少しずつ、体重に押されるようにして長椅子に身を横たえる)
(……マロリーに伝わるキスの味は、家を出る前にしてきた口の匂い消しの、甘くて爽やかなアップルミント味だった)