11/03/20 16:23:44.96
>>868
(やはり、鍛えているのだろう美脚が素晴らしい)
(そして、水色のコスチュームを悩ましげなラインで内から押し上げるふくらみ……)
リナは、まあそのコスチュームなんだし、チアガールなんだよな。今日は、試合の応援に?
君みたいな子にエールを贈られたら、どんなチームだって大逆転出来るだろうな……君らも、練習熱心なんだろうな
(リナが、その若く瑞々しい肉体を弾けさせ、応援している光景を思い浮べる)
(自身の口にした言葉に偽りはなく、彼女に応援されたなら、全米トーナメントでだって優勝出来そうだ)
(そうなったら、彼女と仲良く……と、思考が先走りすぎた)
(何より、今こうして目の前に、リナが現実のものとしているのだから)
ああ、残念な事にね、ははっ。単にエースってだけじゃ、ヒーローにはなれないもんさ。
(口にした言葉は嘘ではない)
(仲のいい……ちやほやされるような女性ファンは何人かいるし、それこそ、身体の相性もそこそこなガールフレンドもいる)
(が、心底恋人と呼べるような女性は今も昔もいない)
リナは? 君くらいの素敵な子なら、ボーイフレンドとか、気になる男子とかは……
(話を振られ、逆に問い返す)
(名前を呼ばれる……異性に呼ばれて胸をときめかせるなど、いつ以来だったろうか)
(柔らかな掌から、温もりが伝わってくる……その手を、今度は細心の注意をもって握り返し)
(ゴツゴツした大きな手が、リナの手を包み込み)
(少しずつ互いの距離が近付き、膝が触れ合い、目の前にリナの顔があって、自身の影が差す)
……んっ……
(リナの肩にそっと手を置き、ゆっくり抱き寄せ……瞳を潤ませたリナの唇を、自らの唇で塞ぐ)
【OK、リナも、ディナータイムになったら教えてくれ】
【ああ、この時間を一緒にエンジョイしようぜ!】