11/03/16 00:34:18.20
>>740
…市は、そんなの知らないわ……でも、鬼さんがそう言うなら、きっとそうなのね。
(視線を上げ、湯船から登っていく湯気を眺めながら抑揚の少ない声で返し、
戦場で土埃に汚れた体の上を湯が流れていくのに気持ち良さそうに瞼を閉ざして)
市……綺麗?…でも、今は汚れているわ…。
流してくれたら…綺麗に、なる?
(薙刀をふるうのとは異なり、返り血を浴びることは殆どなくなった。
血の一滴も残さず全て呑み込む闇、そんな恐ろしいものを抱えながらも少女自身は綺麗なままで。
後ろにぴったりと男の体が触れると、その肩に寄りかかるように頭を預けて)
…お城の中なら風も届かないわ。それに、あなたがいるもの…。
……ん…どうしたの?市は、いい子…?
(頭を撫でられると眸は暗いままだがふんわりと笑って。
水を吸って重たげに垂れた長い髪が肩から胸を流れ落ちるように寄せられると、
続いて肌を晒させる手に抵抗はしないものの軽く首を傾げて)
……湯浴みは、脱がなくてもいいのよ…?
ん……っ、……くすぐったいわ…ねえ……。
(単を脱がされ項に触れた唇にぴくりと肩を揺らして身をくねらせる。
普段は帷子に覆われ重量感を感じさせない豊かな胸がふるん、と露になり、
薄桃色をした乳頭が男を誘うように色付いて)
【好きにして、いいもの……鬼さんのぜんぶ、…市が食べるわ…?】