11/03/12 23:12:18.40
>>656
…ああ、どこだってつれてってやるさ。寒いとこだってあっためてやるぜ?
っと。気づかなくて悪かったな。そうだな、ひと風呂浴びてさっぱりしてから
海を見に行くとするか。
(はじめてみる微かな微笑みに見とれながら、軽く彼女の背に手を回し、軽く落ち着かせるように叩いて)
(どうしようもないほどに悲しいほどの闇が少しずつ小さくなっているのを…横目で見て)
ああ……鬼が焦がれる程にな……?
…悪い鬼は、独占欲が強ぇんだよ。それに…もう、市はこれでからっぽじゃないだろ?
お、おい、市……っ?
(あどけない少女の表情に、どこか甘く、危険な毒を思わせる声がこぼれる艶やかな唇を、無意識に見つめてしまう。)
(傷の目立つ無骨な手がしばらく頭を撫でていると、不意に涙がこぼれるのを見て)
(自分の撫で方が悪かったのか、などと、大きな体にもかかわらず動揺をあらわにしてしまう)
【危ないと思ったら…すぐに避難しろよ?俺も離れるときは一言のこせるようにはするからな】
【あー、一応結界の効果があったから、と思ってたんだが…】
【もう結界はずしちまったしどうするかね…?】
【凝視したりしなければ、みたいな感じにしてみるか…?】