11/03/12 22:03:40.28
>>604
…少し冷えすぎたんだろうよ。たっぷり温まっていけ。
今日の海は機嫌がいいみてぇだな。あとで見に行くかい?
(漣の音に耳を澄ます様子はまるで海を珍しがっているように見えて)
(そんな風に聞きながら、日の差さない場所で冷え切った体を温めるよう身を寄せて)
…市は綺麗だし、いい子、なんだろう?だったら……できるさ。
そうか…それじゃ、市はずっと俺のモノだな…
もしも俺から市を奪うやつがいたら、もう一回かっさらってやるからな?
(黒い鉤詰めが弱まっていくのを長めながら、はらり、と紐を床に落とす)
(一瞬端正な顔がゆがむのを見ると、まるで自分がそうなったかのように眉を寄せ)
悪かったな、痛かったろ?
(裸の胸板に顔を寄せた市、その髪が胸をくすぐるのを感じながら)
(無骨な手が優しくその頭を撫で、そして、手首の縄のあとに軽く触れて)
【お待たせ、だ、市。今夜は…少し長居できそうだ】
【今夜も、よろしくな…?】