11/07/20 23:38:42.70
>>379
あ、いや……大丈夫、もうしばらくこのままで……!
(環の台詞に半ば以上夢うつつで返すが)
(次いで目にした光景に、息を呑んで硬直する)
(まさか神様が風を吹かせてくれたのでもあるまいが、念じた通りに強めの風が教室に吹き込み)
(そして舞い上がるスカート、その中からのぞき見える、夏にぴったりの爽やかな色合いの下着)
あ、ああ……いい風が吹いてる……
(何だかぼんやりした返事が返ってくる)
(環が相手を見ると、クラスメイトの視線は環の方を向いて、しかし環の顔を見てはいない)
(その視線は、低めの位置から真っ直ぐと、環の方へ……下半身、いや……)
(うっすらと、ズボンの前が持ち上がっているように見える)
(というか、よく見たら、今彼が座っている席は彼の座席ではあり得ない)
(なぜなら―そこは環自身の席なのだから)