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バングラデシュでは「日本企業お断り」も
さらにバングラデシュでも、最近、これと似たようなことが起こっているのだ。バングラデシュの繊維業界では、あろうことか「日本人のマナーの悪さ」が問題になっている。
バングラデシュの工場経営者はこう話す。「日本企業が熱心なのは視察や見学であって“商売”ではない。
私は何度も視察団を受け入れたが、日本企業はいまだに我々のパートナーになっていない」
また、別のコンサルティング会社経営者もこう指摘する。
「日本企業は現地を見学しておきながら、その後、相手企業にメールの一本も送らない。この商談はイエスなのか、ノーなのか。相手に何の結論も伝えない、
はっきり意思表示をしないのは、マナー違反だと言われても仕方がありません」
バングラデシュの繊維業界は、経営者同士のつながりが強い。仮に日本企業A社が、バングラデシュ企業B社の不興を買った場合、その噂はたちまちにして広がる。
その後、A社がバングラデシュC社に新たな商談を持ち込んだとしても、C社はA社の良くない評判を聞きつけており、商談がまとまらないといった展開も起こり得る。
しかも、もともとバングラデシュ企業にとって、日本企業はあまり魅力的な存在ではない。
欧米企業は大量に発注してくれるが、日本企業は小ロットだ。おまけに不良率ゼロを求められるなど、要求が厳しいためだ。
もしも日本企業の発注をこなしているバングラデシュ企業があるとしたら、それは、ありがたいと思うべきなのだ。
にもかかわらず、日本企業の中には、相手の心情に気を配るどころか、高圧的に土足で踏み込んでいくような態度も見られる。
そのため、バングラデシュの一部のアパレル企業では「日本企業はお断り」と宣言するところも現れている。
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