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都議会の一般質問で、塩村文夏(あやか)議員(35)が「結婚しないのか」などのヤジを浴びせられた問題で、塩村都議は24日、東京都内の日本外国特派員協会で講演、他のヤジを飛ばした都議も名乗り出るよう訴えた。
講演を聴いた海外特派員に、今回の問題はどう映っているのか?【平野美紀/デジタル報道センター】
デンマーク紙「ユランズ・ポステン」のトーマス・ホイ・デイビッドソン記者は「世界で日本は、経済的にも民主主義国家としても、EUや米国に並びトップクラスなのに、日本の女性蔑視はとてもひどい。今回のヤジには本当に驚いた」と話す。
デンマークをはじめスカンジナビア各国は、男女平等が当たり前。それ故に、デイビッドソン記者は「(軽い気持ちから言ったという)鈴木都議の言葉は許せない」と憤慨する。
デンマークで同様のヤジを飛ばせば、「議長がすぐ発言者を特定し、名前を明らかにするから、発言者の議員生命は終わるだろう」とデイビッドソン記者は説明。
「今回のヤジの内容は問題だが、より大きな問題は、都議会が『他のヤジの主は知らない』と隠していること」と指摘した。
2020年の東京五輪に関しても「五輪で世界の注目が集まっている中でのヤジ問題は大きな恥だ。日本にとってチャンスが恥に変わった」と見ている。
また、ハンガリーの雑誌やウェブに記事を書いているフリージャーナリスト、ユハス・アレクサンドラ・サンディーさん(33)は「ハンガリーでは男女平等で、こういう女性蔑視問題はおきない」と話す。
ハンガリー向け記事では、事実経過を伝えた上で「日本(の男女平等政策)は少し遅れている」と書いた。
他のヤジを飛ばした人が名乗り出ないことには「日本人男性は自分たちが女性より強く、自分が一番偉いと思っている人が多い。本当に強いなら、隠れずに名乗り出るべきだと思う。武士の心で『私だった』と手を挙げて」と期待を込めた。
さらに、塩村文夏議員の外国特派員協会での講演には「発言が弱々しく感じた。せっかくもらった(不平等を是正する)チャンス。もう少し気持ちを強く持って闘ってほしい」とエールを送った。
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