13/03/10 13:15:28.60 rfTKBafv
どうしてこうなってしまったのだろうか。
信じていた人達にも裏切られ、ジャムの心が救われることはなく、精神はボロボロに磨り減っていった。
だが、それからも陵辱の日々が終わることはない。毎日、朝から深夜まで続けられる行為。
暗黙の了解によって村と帝国軍人の共同便所のように扱われるようになったジャムは
村人の誰からも軽蔑されるようになり、そして人としての尊厳を失っていった。
数日前まで、このアミヤクイ村には
日々、家族と村の為に勤勉に働き、皆に笑顔と優しさを与えていたパン屋の看板娘がいた。
しかし、もう村がその頃のような温かさを取り戻すことは無いだろう。
晒し台に繋がれた彼女は逃げ出すこともできない。
逃げ出したところで、帰る場所もない。
この先も毎日、一日中、休むことなく、誰かに代わる代わる犯され続ける。
彼女の絶望の日々は、少なくともジャムという人間の心が完全に壊れてしまうまでは続くのだろう。
……そんな様子を、木の上のねぶくろの中から観察するムサシであった。おわり。
↓こんなイメージ
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