【SAO】ソードアート・オンライン第2層

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522:名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ
 12/11/10 14:07:57.18 17l2Dt2o
>>521 
コス改変だな

523:名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ
 12/11/10 14:40:50.08 cqGv0NL9
　妹が、朝起こしに来る。起こし方は毎日違うものの、いずれも手で口をふさがれたり、 
髪で首を締め付けられたりと、心地よい目覚めどころか、一歩間違えば永眠しそうな 
ものばかりだ。 
　今回、俺が妹を起こしてやることにした。目覚ましを５時にセット。妹の部屋へと侵入 
する。そっと近づき、手で口をふさいでみる。フッフッフッ、息苦しくて目が覚めたら、手で 
顔を覆われているという恐怖を味わいたまえ。 
「ん…んん」 
ちょっと苦しそうにして、目を開ける。力を入れて、息をしようとしている感覚が手のひら 
に伝わる。死の目覚めを味わうがいい。すると、手のひらに変な感覚が。くすぐられたよ 
うな、奇妙な感じ。 
「うぉうっ」 
つい、手を離してしまう。妹の奴、手を舐めたのだ。 
「バカ」 
妹は、それだけいうと、むこうを向いてまた眠りだした。

524:名無したん(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ
 12/11/10 16:02:21.16 cqGv0NL9
朝、妹が起こしに来る。退院するまでは、カーテン開けたり、エアコン入れたりするだけだったが、 
退院してからは生存確認と称して揺すり起こすようになってしまった。 
ある日、朝早くに目が覚めた。そこで、寝たふりをして妹が接近してきたら脅かしてやろうと思いついた。 
しばらく待っていると、戸が開く気配。だが、随分静かだ。もしかして、起きているのがばれていて、 
逆にこっちを脅かそうという魂胆か。 
妹の様子をうかがう。息を殺しているかのように、静かに近づいてきた。もう少し接近したら脅かしてやれと 
タイミングを計る。顔のすぐ横に気配を感じる。今だっと思った瞬間。ふと、頬に何かがふれた。 
「うおっ」 
予期せぬ出来事につい声を上げてしまった。すると、妹ははじかれたように立ち上がると、逃げるように 
部屋から出てしまった。その日以来、朝起こしに来ることも、部屋に来ることもなくなってしまった。 
でも、これが普通の兄妹なんだ。今までがおかしかったんだと思って過ごしていた。 
 
ある日、部屋から出ると、妹も部屋から出てきて、顔を合わせてしまう。 
「また、起こしに来いよ」「やだ」 
なぜ、そんなことを言ったのかは分からないけど、即答で拒否された。 
そして、翌日。 
「起きて。朝だから」 
「んー。昨日、起こすの嫌だっていってたろ」 
「私が朝食の用意とかしてるのに、兄さんだけ寝てるなんて悔しい」 
…何だよ、それは。

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