12/10/13 18:02:55.20 UbS/e/l1
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人を幸福にする方法は、わからない。人の不幸を軽減する方法は既に在る。
この非対称性と、科学的言明の実証可能性と反証可能性の非対称性との間の類似性に気づくであろうか。
つまり、科学では、科学で明かされた「モノ」を“証明すること”が実際には困難であるのに対し、“反証すること”は意外と容易だからだ。
なぜなら、科学という学問は発展途上である、よって現状にある唯一的な公式を揺さぶれば、
結論は簡単に覆るし、そもそも、体験的に目視によって確認のできないミクロやマクロの世界の科学的解答に、
数式以外の信ぴょう性が無いからである。
つまり、普段見慣れた存在から高みに身を移し、現実的対象から逆ベクトルに捉えなおすことで、現世を超越した視界が広がるはずだ。
そこにこそ答えがある。今の彼女には「今の我々」には見えない、「不幸に根ざした上での真の幸福」が確認できるのではないだろうか？
ということを、上のイラストのピンキー・パイは如実に示唆しているのだが、
せちがらく厳しい現実世界を揺蕩う者達の短い人生の中で、それに気づくものは少ないという・・・。