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約半年間の送信総数は今年4月の逮捕当時、500通以上とみられていたが、その後の捜査で約9千通と判明。
法廷では、捜査段階の事情聴取で、伏見さんが「背筋の凍るような恐怖を感じた。姿の見えない犯人が私の近くまで迫っているのかもしれないと思った」と話した調書も読み上げられた。
証拠調べの間、終始うつむき、体を震わせていた被告。しかし、初老の男性弁護人による被告人質問が始まると、反応にわずかな変化を示した。
弁護人「7年前に交通事故に遭って仕事を辞めて、4年前から実家生活だったんだよね。散歩以外に外出することもなかったんでしょ」
被告「いいえ、日雇いの仕事を時折やっていました」
弁護人「でも11月から逮捕されるまでの間は、働いていないでしょ? 人と全然会っていなかったんだよね」
被告「友人と会うこともありました」
弁護人「あんまり人と深い付き合いをしたことがなさそうだね。脅迫メールを受け取った人の感情を考えたことがあるの?」
被告「あります」
“引きこもり”と断定されることへの抵抗を示す被告。弁護人は両親が離婚している点に言及し、続ける。
弁護人「中学生の時に自律神経失調症にかかっているよね。今はどうなの?」
被告「問題ありません。大丈夫です」
弁護人「病気はお父さんのせいだ、とお母さんが話しているけど?」
被告「それはわかりません」
家庭環境の不遇から精神的に病み、社会から断絶されてしまったことが犯行の背景にある-。
そんな情状弁護を進めたい弁護人と、紋切り型で理解されることを拒む被告。十分な信頼関係は築かれていないようだ。