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学術専門誌『英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)』に発表された論文によると、
先日インドで新種の動物が発見されたそうだ。
見た目はどう見てもミミズ。だが、研究の結果この生物は新種の両生類だということがわかった。
ミミズではない、こんな外見なのになんとカエルの仲間なのである!
この新種の両生類「Chikilidae」が発見されたのはインドだ。デリー大学の生物学者ビジュ氏らが
インド北東部の熱帯雨林を調査。実に5年間地道に土を掘り続けた結果、ついにChikilidaeの捕獲に成功。
その様子が動画に収められている。
Chikilidaeは湿り気のある土の中に生息。捕まえられたものは成人男性の手のひらに載るサイズだ。
ミミズにしてはキレある動きをしているが、色といい形といい大きさといい、どう見てもミミズだ。
だがこの生物はミミズではない。新種の両生類だそうだ。つまり水陸両用の脊椎動物。完全にカエルの親戚だ。
正確に言うとイモリの一種「アシナシイモリ」の新種。それに対して、ミミズは環形動物である。
Chikilidaeには脊椎がある。ミミズには脊椎がない。外見はソックリなのに全く異なる構造なのだ。とても信じられない。
Chikilidaeは両生類の中で最も原始的なものだそうだ。恐竜が生息していた時代から形を変えていないと言われている。
まさに生きた化石である。またChikilidaeのDNAはアフリカのアシナシイモリに近いことも判明。
かつてインドとアフリカがひとつの大陸であったという説の裏づけとも言えよう。
地元ではChikilidaeの存在は以前から知られていたが、神のように素早く動く変なヘビだと思われていたそうだ。
毒ヘビだとも言われていたが、研究により毒を持っていないことがわかっている。
それにしても世界は広い。このような発見は我々の生活を激変はさせないがとてもワクワクしないだろうか。
人間が目にしている地球はまだまだ一部分にすぎないのである。