11/12/24 11:43:43.78 Q+5CRFwX
740 名無しさん@涙目です。(普天間神宮) Mail : 2011/12/23(金) 16:50:16.25 ID:siFFtSRL0
はいはい、算数科教育史に詳しい俺が来ましたよ。
結論から先に言うと、文科省も学会も、掛け算の交換法則は成立するので、不正解とする教師の方が
間違いという結論に至っています。
これは水道方式という教え方に起因するもので、今から40年も前に教育の現代化運動が起こって、
その中で掛け算の教え方の近代化が行われたんですが、その時に単位あたりの量に掛けていく
という教え方が普及しました。
しかし、水道方式はあくまで「単位あたりの量はどれか」を意識させる教え方であって、単位あたりの量
を前に書くか後に書くかを限定したものではなく、もちろんそんな数学法則もありません。
後に書こうが、単位あたりの量がどれであるかを子どもが理解していればOKなのです。
なので、まともな先生の作ったテストでは、単位あたりの量を書く解答欄と、式を書く解答欄と
答えを書く解答欄の3つがあり、式の順序が逆転していても×はつきません。
問題は、上記のことを理解していない(主にまともに算数科教育法の指導を受けていない短大卒
やFラン卒で教員免許を取った)先生自体が、単位あたりの量の意味を理解できていないこと。
そういう先生は、指揮の順序で単位あたりの量が分かると誤解しているので、>>1みたいな
間違った指導をします。
これで終了してる