12/02/05 11:32:05.70 fXyj2U/L
無事に新スレを立てた>>989 。
翌日、日曜日ということもあって、彼は近くの山に散策に出かけた。
山を登っていくと、山道の脇に小さな古い公園がある。
彼はいつもその公園で休憩しているのだが、
この日は、近くまで来ただけで、その公園からただならない気配を感じ取ることができた。
いつもと違う空気に緊張しつつも、>>989 が公園を除き見ると、
そこには巨大な竜が鎮座していた。
竜と視線が交わる。
刹那の時間、互いを見つめ合う二人。
知性を宿す竜の瞳は、静かに>>989 に向けられている。
>>989 は、襲われないだろうか、などという危惧を露ほども抱かず、ゆっくりと竜に歩み寄った。
竜は、威厳ある所作で立ち上がった。
>>989 は竜を見上げ、竜は>>989 を見下ろす格好となる。
しばらくして竜は、その顎を動かし一つの言葉を発した。
「スレ立ておつ」と─