12/08/06 17:01:41.88 xE7DtN3s
>>466
いいですね。採用させて頂きます。
リリオは、商人の一人娘としてかつての城下町だったこの街に住んでいた。
年齢は10歳で、活発で元気な少女であった。
ある日、学校から帰ってくると近所の人がやって来て
「君のご両親が大変な事になった。ちょっとついて来なさい。」
と、城門前の広場に案内した。
すると、辺りには人だかりが出来ていた。
憲兵の一人がリリオに寄り添って来て彼女に手錠を掛けて広場の中央に連行した。
すると、その広場の中央にはリリオの両親の姿があった。
磔にされ、首を掻き切られて瀕死の状態の両親の姿が...
「いやぁぁぁ、お父さん、お母さん、どうして、誰がこんな酷い事を...」
「君の両親は不正蓄財の疑いで先程死刑判決が言い渡されている。」
「これからリリオの判決を申し渡す。」
「両被告人の同居の親族であるそなたには両被告人の不正蓄財行為を黙認、加担したことにより
強制収容所において無期限の労働刑を命ずる。」
「私はどうなってもいいわ、お父さんとお母さんを助けてあげて下さい。」