11/07/25 17:22:42.22 7+gq3FVA
>>52
ノリでバトンを受けてみた
「皆さんまだ残られてますか?」
雪歩の声と同時にロッカールームに明かりが点る。
残っていたのは伊織と美希だ。
「で、何の用よ、こんな深夜に…ってそうか」
屈んで荷物を片す雪歩の背中からは水着ではなく、普通に素肌が覗いていた。
「今日は一日寂しくて…」
「グラビア撮影の時は流石に身に纏うわけには行かないもんね」
「水着、返してもらえます?、そういえば」
「今日は皆さん、どうしてるんですか?」
美希はカバンの中から乱雑に丸めた己の水着を取り出すと
肩紐をつまんで伸ばし始める。
伊織はシャツの襟元をずらして、チラリと肩紐を覗かせて中に着ていることをアピールすると
いそいそと水着を脱ぎ始める。
「あー、数日振りに肌が空気に触れる感触もいいのよね、脱皮って感じで」
「脱いだついでにお風呂入りましょうか」
「自分で着るのも勿論だけど」
「こうやって布地のまま眺めるのもいいわよね」
3人はバスルームのタイルに並べられたそれぞれの水着をじっくりと見比べる。