11/07/01 01:56:47.12 jkuytoJl
シンタは己のそそり立つ肉棒に困惑した。
目の前に真っ白な障子がある。穴は開いておらず、まだ張りたてのパンッとした障子である。
綺麗なのも当たり前で、これは父がつい先日張ったばかりなのだ。シンタは父を手伝った。
その時は、綺麗な障子だなとしか思わなかったのだがーーー
ドキリドキリと心の音がまるで自身の息子から聞こえてくるようだ。
シンタの困惑はますます深まる。
(俺は、俺はーーーー)
思考も途切れ途切れになる。
まるで、頭の片隅からもやもやと乳白色の霧が立ち込めてきたように、シンタの思考は「ここ」から動けなくなった。
障子に対面して勃起しているここから。
気がつくとシンタは無我夢中に障子を相手に抜きつ挿しつしていた。
目の前ではただの薄っぺらい紙であるはずなのに、シンタの頭の中では一人の少女を
ーーーたった今処女を失い、泣き叫ぶ女を、思いのままに犯していた。
知らず知らずにシンタは声を荒げ、「おらっ」「ぐっ」「おう」と辺り憚りなく思うままに叫んでいた。
何事かと慌てて駆けつけた母親は、襖を開けた瞬間に腰を抜かしてしまい
「ああ、アンター!シンタがシンタが!!」と父親に助けを呼ぶよりほかなかった。
父親が部屋に駆けつけたとき、シンタはすでに射精をしていたにも関わらず、両手で障子の枠をがしりとつかみ、まだ腰を振っていた。
「なにをしとるんじゃっ」
と父の問にシンタはこう答えた
「しょうこを、しょうこを犯しているのですっ!」
親子の間にそれ以上の会話は必要なかった。俺も混ぜろ、と静かに言い着物を脱いだ父親は「しょうこ」の前の口にブツを突っ込んだ。