11/07/07 19:25:11.95 1GJ18e7f
今日は七夕。少年はお星様に願いを込めて、短冊に
「ぼくがサッカーがうまくなって、みらいのサッカーせんしゅになれますように」
と書いて笹に吊るし、願をかけた。ところが突然の夕立で、短冊に書いた文字は
「ぼくがサ カ な になれますように」
を残して滲んでしまった。ざんねん、こんな天気じゃ願いは叶わないなとがっかりした少年は、
諦めていつもより早く床に就いてしまった。ところがその夜更け、天気は回復して黒雲は消え、
夜空に天の川をはさんだ二つの星がきらめき、その間を流れ星がひとつ零れ落ちる。
翌朝、昨夜まで少年が寝ていたベッドの上には小鮒が一匹、嬉しそうに躍り跳ねていた・・・。