11/05/19 00:42:23.43 UXgjHUcs
>>715
― 数週間後。
以前にもまして妻は美しくなったように思う。
あのコンテストの影響だろうか、最近はよく化粧をするようになった。
さらに、出不精だった妻は、最近はよくどこかへ出かけているらしい。
聞くと、どうやらあのコンテストで知り合った“お友達”だそうだ。おそらく、他の出場者だろう。
キレイな女性に囲まれることで、自分も女としての自意識が高まったと考えれば化粧するようになったことも納得がいく。
だがいい事ばかりでもない。困ったことに夫婦の営みは最近ご無沙汰である。
妻がキレイになってゆき、私は欲求を募らせているのに、疲れているからと相手にしてくれない。
仕方なく私は、妻が出かけている時間にインターネットでエッチな動画を見ることにした。
個人経営のサイトからよさそうな物をダウンロードして再生。
動画を見ているうちに気がついた。
この撮影場所がうちのマンションの部屋と良く似ていることに。
画面で嬌声を上げながら腰を振る女がもしかしたら私の知っている女性かもしれないと思うと言い知れぬ興奮を覚えた。
しかし、動画を見続けるうちに既視感に似た感覚が私を襲った。
このベッド、この置物、このソファー・・・、うちとまるで同じじゃないか。
今日も妻は元気に外出した。私もこのあと出勤し、帰ってくるのは明日の午後……ということになっている。
わたしは密かに設置した隠しカメラのスイッチを入れると、靴を持って自室に閉じこもった。
間も無く、妻がうちに帰ってきた。その後には複数の男の姿が ……―
みたいな感じで頼む