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【規制/漫画】東京都から名指しされた「不健全指定図書」候補6作品
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4月14日、東京都は出版倫理協議会・出版倫理懇話会の会合で、漫画表現を規制する「東京都青少年健全育成条例改正案」に基づき、
規制の対象候補になる作品名を初めて具体的に提示した。
そのなかには、昨年、猪瀬直樹副都知事がテレビ番組で取り上げて話題になった『奥サマは小学生』(秋田書店)はもちろん、
アニメ化までされた『あきそら』(秋田書店)も含まれていた。
こうした都の動きに『あきそら』の出版元である秋田書店は、条例が施行されていないにも関わらず、
同作を重版しないことを決めた。
出版界が憂慮しているのは、条例により漫画家や編集者が表現に対して萎縮してしまうのではないかという点。
実際、一部の出版社は都との会合で、「(自社の作品が)指定基準に該当するかを発売前に教えてほしい」という要望を出した。
これに対し、都の青少年治安対策本部青少年課・櫻井美香課長はこう回答した。
「(作品の中で)こういう設定は大丈夫かとか、前もって聞いていただいても構いません。ただ、答えられるものとそうでないものがあります。
例えば義理の兄弟は大丈夫かとかは、はっきり答えられます。ただ、こんな体位やカットは大丈夫かと聞かれてもお答えできません。
この行為は大丈夫かとか幅広く聞かれたら答えることはできるんじゃないかと思います」
とはいえ、「たとえ、1冊の中で1、2ページでも青少年に(強姦や近親相姦を)やってみたいと思わせる効果があるなら慎重に考える必要があります」(櫻井課長)
とも強調しており、依然としてその基準は曖昧なまま。
今後も事前に都に“お伺い”を立てる動きは増えていきそうだ。条例は7月1日から施行される。