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12月17日 日ようび えんどおぶでいず
あさ起きると、おしりにみょうないわかんをかんじました。
なにかとても大切なものを失った気がしてなりませんでした。
おじさんがまどべにたってそとをながめてました。
ぼくがおきたのにきづくと、顔をこっちにむけてきました。
「おめざめかい?おひめさま。」
なぜかほおをあからめてました。へんなねぐせまでたってます。
おじさんはかってにはなしつづけました。
「そとをごらん。きぼうのひかりでみちあふれてるよ」
そとは雨でした。
「ボクたちのきぼうだよ。いっしょに新しくうまれかわるための、きぼう。」
待てコラ。なんでぼくまでいっしょなんだよ。てめぇ一人で行きやがれ。
「光の向こう側に行けば生まれ変われる。」
だからしんでないっつの!
ぼくがはんろんしようとすると、サっとおじさんの手が伸びて口をふさいできました。
すごいちから。ぼくはひっしにもがきましたが、その手ははなれませんでした。
フウフウとおじさんが息を荒げるのが聞こえます。
じっとりとしたしせんがぼくにそそがれていました。