13/07/31 NY:AN:NY.AN nTKl7x/u0
剣と魔法のファンタジーな世界観
Aは魔法型主人公 Bはその親友でメカニック
異世界からの侵攻を受けてジリ貧な戦況で抵抗軍のリーダー的ポジションのAは鬱状態
あなたを守りたいと優しく包んでくれるヒロインに絆されてちょっといい感じになってる
そんな中Bがヒロインを思考のないサイボーグ兵器にするとか言い出したところ
A「彼女は駄目だ!」
B「なぜ?」
A「それは…」
B「一時の感情に溺れて、今日までの努力を無駄にする気か!?」
B「なあ、A。覚えているか?僕たちが最初に出会った時のことを」
(中略)
B「あの言葉で僕は変われた。自分を高めることで逆境に打ち勝つ強さを得ることができた。本当に感謝しているんだ」
A「B…」
B「だから僕は君を守りたい。自分がどうなろうと構わない。ただ、君だけを失いたくないんだよ…!」
B「なのに君は、自分でそれを否定するのか?差し伸べられた手を取って、なかったことにしてしまうのか?」
A「……」
B「僕を信じてくれ、A!見捨てないでくれ…!」
ヒロイン改造してご満悦なBを見て「二つのものを欲しがってどちらも失ってしまった」と泣くAも大概だった