12/04/01 01:38:50.55 I9/w5CSl0
授業中、僕はぼんやり外の景色を眺めるのが好きだった。
帰ったら何して遊ぼうかとか、どこか遠くに行きたいとか。
いろんなことを思いながら、窓の外ばかり見てた。
午後の授業なんかだと、ついつい寝ちゃうこともある。
隣のクラスで体育をやってたりすると、それはもう大変。
何も考えられずに食い入るように見ちゃう。
すらりとのびた肢体、しなやかな筋肉、爽やかな汗。
見てるだけで鼓動が高鳴った。
あっちの彼がいいとかそっちの彼もいいとか、もう授業中だってことなんか完全に忘れてずっと見てた。
楽しかった。
でもそんなことしてると、いつも必ず邪魔が入るんだ。
「先生ー授業してくれー」