11/08/20 04:15:52.06 ZnojVrle0
>>36が好みで色々妄想してたら、いつのまにか別物に変わっていた。
ちょっと1人で抱えてるのは苦しいんで投下させてくれ。
以下極度の厨設定注意。
その世界では、世界の若返りのためのシステムとして魔王と勇者が存在している。
魔王は世界中に満ちる負の思念を吸収し強大な破壊の力を手にするが、
負の思念に影響され邪悪で破壊的な人格に変わってしまう。
勇者は人の良心や希望を活性化し、その総量によって能力が強化され、
誰もが望む英雄になるという特性を持つ。
魔王が世界を破壊することで古き物を淘汰し、勇者は世界をめぐり希望を育て、
そして魔王の死により負のエネルギーが浄化された後、世界は再生へと向かう。
勇者が魔王を打たなければ、魔王はその衝動のままに世界を殺す。
魔王も勇者も、その力を受け入れる適性のある人間が変化するが、
適性が低ければ己の変化に耐えられず人間のまま死ぬ。
ゆえに最も適性の高い者が魔王の、二番手が勇者の力を受け入れる慣例になっている。
適性の有る子供たちは集められ、世界の真実を知らされぬまま隠れ里で育つ。
その中に同い年の少年3人(A・B・C)の仲良しトリオが居たんだけど、
ある日、ひょんなことからBとCは魔王と勇者の秘密を知ってしまう。
自分たちの適性は低い方で、確実に新たな世界を見る事が出来る。
しかしAは適性ランク1位、最も有力な魔王候補だった。
数年後Bは魔王化の儀式直前にAと入れ替わり、魔王となる。
適性ランク1位だったAはスライドする形で勇者となる。
勇者に真実は伏せられたままで、勇者は「親友をぶん殴って連れ戻す」ため旅に出る。
Cは魔王の「Aのこと頼む」という願いに応えるため、勇者とともに旅立つ。