12/11/23 17:51:25.44 v4TkUrtn0
>>179
わかった、遅筆だけどちょっとずつ書いていく
魔王「側近、何故勇者は死んだのだ?」
側近「人間の王に呼び出され、そこで暗殺された模様です……」
魔王「つまり、人間共が勇者を殺したと?」
側近「はい。事実、彼の元仲間達は彼の情報を王に売ったようです」
魔王「そして、この勇者の死骸、何故ここにあるのだ……?」
側近「……、森の中に野晒しになっているのを部下の者が発見しました、修復魔法のおかげもあり綺麗な状態に戻せました」
魔王「修復魔法を使わなければならぬほど、死骸の欠損は激しかったか……」
側近「…はい」
魔王「ふふっ……」
側近「魔王、様?」
魔王「はっはっは! 愉快だ、愉快だと思わないか側近! 人間共は希望の光を自ら消したのだ!」
側近「はい、そうですね」
魔王「そう、勇者を殺すことなんて何時でも出来た! だが、我が殺さなかったのは勇者を愛していたから! そして、勇者を悲しませないために人間共も殺さずにいた!」
側近「ええ、人間を殺すなという戒厳令でしたね」
魔王「だが、やつらは我の抑止力たる勇者を自分達で壊した! フハハハハ!」
魔王「勇者の居ないこの世、存在する意義はあるか? 側近」
側近「それは魔王様の御心のままに」
このあと、魔王の復讐劇の開始
でも、その最中で新しい勇者が生まれて歯向かって来る
その度に「お前ではないのだっ!」と新勇者を蹴散らす魔王
だが、何度も魔王を止めようとする新勇者に……?
ってところまで想像した