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デュラララ!! 1巻
何かと話題な作品なので読んでみました。話の内容も面白いですが、一人一人の個性が出ていて、
結構自分的には面白いラノベだと感じました。それにしても、最後のダラーズ設立者がこの子だとは思いませんでした。
元々、バッカーノが好きで、針山さんを読んで、次はデュラララかな……と思って読み始めました。
実際の現代の場所を舞台にするというのは、良く知る人にとっては凄く情景が浮かべやすいかと思います。
知らない人でも、池袋と言う地名は聞いたことはあるでしょうし。 内容は、バッカーノには劣るけれど悪くない仕上がりかと。
相変わらず、人間関係が面白いです。知らない間に味方が敵で敵は味方に。味方の知り合いは敵。
もうぐちゃぐちゃになりそうな人間相関図です。 でも、よく見れば諸悪の権化も分かりやすい。
本当に人間というものを良くかかれた作品だと思います。
セルティが可愛い。なんでだかわからないけど無性に愛しいんですよね。人外なのに恋とかしてるのとか、
チャットやってみてるのとか、なんだか凄く可愛いです。なーにがこんなに可愛いんだろ。
いじらしいって言葉が近いんですかね。セルティがチャットで書き込んだコメントすら可愛い。
あらゆる萌えを知る僕が素直に「可愛い」と思ったセルティ。この場合の「可愛い」って、
どっちかと言うと女の子に対して使う「可愛い」よりも、おじいちゃんとかがドジやったのを見て「可愛い」と思う方に近いのかな。
いや自分で何言ってるのか解らんけど。とにかく謎の可愛さを持ってるんですよセルティ。
人間は顔じゃなくて性格だってのがよくわかりましたね。何いきなり悟ってんだろう。
とにかく僕が自身を持ってオススメする可愛さがあるセルティさんが登場するデュラララを読んでみてください。