12/01/05 00:00:42.73 2HOxU0UH0
幼い頃は大親友だったABが道を分かって、将来敵同士として対峙する設定が好き
Aは何とかBと戦わずに済む方法はないか模索して、Bを説得したりもするけど
BはAの申し出を断り「戦うしかないんだよ、あの頃とは違うんだ」と聞く耳持たない
それどころかAを挑発してくる
結局Aも腹を括ってBと戦うんだけど割とあっさりBは倒される
死んだBの顔が微かに微笑んでいるのを見て、Bはわざと自分に殺されたのだと悟るA
それまでの過去を振り切るような非情なBの言動は全て、
Aの躊躇いをなくすためのものだった…と気づいてもすでに遅し
AがBを弔おうとするとBの胸元から何かが落ち、それは二人の思い出の写真だった
その汚れ具合から、Bが写真を肌身離さず持ち歩いていたは明白
写真の中のBの表情は、死んだBの顔に浮かんだ笑みと全く一緒だった
「B、お前は全然変わってなかったんだな。
他人の為に自分の命を投げ打つ甘い所なんて、本当に変わってない…」
なんて静かに涙を流しながら呟き、Aはその写真をBの形見として持ち帰る
そんなA→←←←Bが読みたいです、安西先生ェ…
AはBが好きで一緒に生きたかったからこそ、その手段を探したんだし、
BはAが好きでAのためと思ったからこそ、彼の手にかかって死んだ…とか大好物です