11/07/20 03:33:16.50 pze3G+jT0
>>388
>相手が敵対組織の一員と知らず付き合う→正体を知らないまま(もしくは知ってしまっても)戦うシチュは滾る。
男女ものだけど某機/動/戦/士シリーズで忘れられないのがある
新型兵器の実験に従事するパイロットAと
その兵器の情報を探るために一般人を装って潜入した敵対国の兵士Bが
お互いに敵同士だとは知らずに知り合い仲良くなり意識しあうようになっていた
しかしBの仲間はBを残して壊滅状態になり
Bは弔い合戦のためにA側の組織に戦闘をしかける
実はその日で戦争は終了してもうBが戦う必要はどこにもなかった
AとB共通の知り合いでどちらの正体も知っていたCは必死で止めようとするが間に合わない
別れ際CにBが残したのは「Aによろしくな」という言葉だった
Aは攻撃しているのがBとは知らずに乗っていた兵器ごとBを殺害してしまうが
大けがを負い静養のために国を離れることに
最後にBに会いたいと思ってCにBの居場所を尋ねるが
一人だけ事情を知っているCはAがBを殺してしまったことを言い出せない
名残惜しそうに「Bによろしくね」と伝えて去っていくA
真実を告げられず号泣するC
兵士ではなくごく普通の男女として出会っていてお互いにぎこちないながらもいい感じだったのに
戦争という非日常が彼らを全く別の結末に導いてしまったというのがやりきれなくて
シリーズとしてはマイナーな話なんだけどいまだに忘れられない