死にネタに萌えるスレ その3at 801
死にネタに萌えるスレ その3 - 暇つぶし2ch37:風と木の名無しさん
10/10/06 19:30:01 ILu+Nexd0
>>33
>1.自分なりの信念を持って行動したAが不本意な死を遂げる
>2.Aが嫌な奴と誤解される
>3-2.誤解してたBが真実を知る

つそんなあなたにワンピース空島編超お勧め

Aはとある王国の高名な冒険家で、医師としての知識も持っている博識な男。
Aと仲間たちが漂流して辿り着いた島は、いまだ未開の土地で文明の遅れた部族が住んでいた。
流行り病を抑えるために人柱を立てようとする部族の長・Bに対して激怒したAは、
自分の医療知識を使って薬を作り、B達の病気を完治させる。
このことをきっかけにAとBは親しくなり、二人は親友同然の仲になった。
しかし、Bの一族が宗教的に崇めていた大木をAが切り倒してしまい、それを知ったBは激昂する。
怒り立つBに何の釈明もせず、黙って島を出て行こうとするA。
だが実は、Aが木を切ったのは病気の再発を防ぐためだったのだ。
その真実を知ったBは自分の行いを悔やみ、「また来い」「この鐘を鳴らして待っているから」と鐘楼を突きながら叫ぶ。

自国に戻ったAは、Bの住む島について王様に報告していた。
自分もその島に行ってみたいと言う王様を連れ、再び長い船旅に出かけるA。
しかし、数年ののちにたどり着いた島は地形が大きく変わっており、B達の姿も消えていた。
Aは王様の怒りを買い、慕ってくれていた民衆たちにさえ「うそつき」と馬鹿にされる。
死刑台に上らされたAは、最期まで「島はあった」と言い続けながら、Bの安否を願い死んでいった。

一方Bの島では、突如現れた敵部族によって、大切な鐘が奪われてしまっていた。
Bは鐘を取り返そうと必死に戦ったものの、志半ばで戦死してしまう。
BがAのために鳴らそうとした鐘の音は、ついに響くことはなかったのだった……。

この二人のエピソードが好きすぎて、何度読んでも泣く。
AもBも、お互い最後まで相手を思いながら死んでいったのが悲恋すぎる




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