10/10/04 17:34:18 CTCqPq510
>>28
>毎回死によって引き裂かれるけど追いかけ合うみたいな二人
非常に古い、しかも短編だが萩尾望都の「酔夢」という作品を思い出した。
『何か』によって何度も何度も時空を超えて引き合わされるも、
結局は心を告げることもできず、言葉も交わせぬまま死別し続けるふたりの話。
「あんたはその男の足もとで うつぶせて死ぬだろう」
ある時、夢で過去を見た一方はなんとか運命を変えようと夢を辿って過去にさかのぼるが、
結局変えられたものは「相手の死」であり、自らが死ぬことによって「死別」の定めは変わらない。
「その恋が叶うことはないよ その男はあんたはの足下で あおむけて死ぬだろう」
男女なので板違いなんだが
「いつもそう いつも同じ 恋しても悲しみが残るばかり」
っていうフレーズが自分の原点だ。