11/05/03 01:57:28.51 RZDyfG760
説明いらないほど有名な某バトル漫画から
AとBのいる世界は本編とは違う時間軸の未来。
その世界では、仲間たちはその二人以外ほとんど殺されてしまっている。
そんな過酷な状況の中で幼いAは生まれ育った。
Bは本来戦うことが嫌いだったが、人々を守るため孤独に戦い続けてきた。
AはそんなBに憧れて弟子入りする。
自分も一緒に戦いたいと申し出るA。
「それじゃ一緒に行くか」とBは言うが、もちろん嘘。
Bは、Aが喜びで隙を見せた瞬間に気絶させ、自分一人だけで戦いに赴き戦死する。
Aが目覚めた時、一緒に行くと言ってくれたはずのBはどこにもおらず
探し回った末に見つけたのは、とっくに冷たくなっていたBの亡骸だった。
Aを生かすためとはいえ、その死に方はいくらなんでもずるいと思ってしまった。
この後、Aは過去の世界に行って強くなり、元の世界の敵も倒すことができたんだが
これからはBのいない人生を歩んでいかなくちゃいけないのか…と途方も無い気持ちになる。
ゲームのイベントでも事あるごとにAがB(故人)の名前を連呼してて萌えると同時に悲しい。
置いていかれた側の悲哀って言葉にできないよな…
本編は死んだキャラがあっさり生き返ったりだとかなんでもありの設定で楽観的なのに
この未来世界だけはそういうご都合主義が通用せず
別作品かと思うくらいシリアスだからギャップで余計ぐっとくる。