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・元生徒(攻)×元担任(受)。受は7歳年上の高校教師。再会もの。
・攻の一人称(「僕」と「私」。後編はどちらも先生視点)。
・攻はハンサムな眼鏡。女性にはもてるが先生を好きになって初めて本当の恋を知る。
・先生は地味めで華奢。女生徒に人気のある年上の同僚教師が恋人。
(英田さんのは不倫で悩んで別れ、榎田さんのはDVで悩むも継続中)
・攻は先生にいい印象は持っていなかった。というかあまり覚えてない。
だけど実際は生徒に人気があったと知って意外に思う。
英田さん引用>「僕はにわかに過去の主観に自信がなくなってきた。ダサくて
冴えない人だと思っていたのは、自分だけだったのだろうか?」
榎田さん引用>「私は自信がなくなってきた。曽根にネガティブなイメージを
持っていたのだが、それは自分だけの思い込みなのだろうか?」
・再会してから先生が急に可愛く見えて狼狽える。
・英田さんのは先生が古びたマンションに住み、榎田さんのは古びた団地に住んでる。
どっちも2DKでインターホンがない。畳の部屋に布団。
・攻は先生の部屋を訪ねて、そこで同僚教師と出くわしてふたりの関係を知る。
・英田さんのは先生を乱暴に抱いた同僚に怒り、榎田さんのは暴力をふるったことに怒る。
英田さん引用>「今なら躊躇せずに大竹先生を殴れると思った」
榎田さん引用>「今度は私が荻野を殴りそうだ」
・傷ついている先生に、攻は同僚教師が好きなのかと問う。先生はわからないと答える。
このシーンで攻は恋心を自覚する。
・先生を問い詰めて精神的に追いこんでしまうシーンで、自分が苛めてるみたいだと
思いつつ、しゃがみこんだままで抱き締めて初めてキスする。
※ここのシーンは描写の感じがよく似ている。壁づたいにずるずるとしゃがみこむ先生。
その前に座る攻。俯く先生のくぐもった声。顔を上げると真っ赤な先生の目。
キスされそうになっても逃げない先生等。
・攻は片想いしながら先生の部屋を何度も訪ね、ふたりで過ごす時間を大切に思う。
・攻はふられたと思って一度は絶望を味わう。
・恋人がいるけど先生にとっても攻はひそかに特別な生徒だった。