きかんしゃトーマスで801 2車目at 801
きかんしゃトーマスで801 2車目 - 暇つぶし2ch606:風と木の名無しさん
13/02/28 22:03:08.32 OL1fyxdyO
子どもが見始めて、一緒に見てる内にときめいた!
でも過疎ってるんだね…寂しい。
とりあえずクランキー総攻めと記しておく!
あのクレーンでゴードンやパーシーをいやらしく撫で回してほしい。
もちろんクールでニヒルに言葉責めしながら。

607:風と木の名無しさん
13/03/12 20:07:20.48 N+UjsW2l0
エドワードが爽やかすぎてヤバい
好青年すぎ

608:風と木の名無しさん
13/03/12 21:18:53.06 A5hzz9Un0
クール攻めクランキー良いなぁ…パーシー受け好きだからクランキー×パーシーで

609:風と木の名無しさん
13/03/15 22:49:24.44 Hm13Asvd0
ディーゼル機関車とか貨車にバカにされるパーシー可愛い…

610:風と木の名無しさん
13/06/15 20:58:14.00 RfvKAojz0
星になった機関車ゴードン・・・


内海賢二さんのご冥福をお祈り致します

611:風と木の名無しさん
13/07/25 NY:AN:NY.AN dnEbUY930
チビが延々見たがるので付き合ってたらゴードンに萌えまくってるよ…!
過疎ってるのか残念…

なんだかよく不憫な目にあっててときめく…
あとちびっこたちに怖がられながら憧れを抱かれててオイシイ

612:風と木の名無しさん
13/08/11 NY:AN:NY.AN Y53L3ArR0
トンネルを出たり入ったり

613:風と木の名無しさん
13/08/20 NY:AN:NY.AN Oft6oy4X0
トーマスまで汚すのか・・(困惑

614: 忍法帖【Lv=2,xxxP】(1+0:3)
13/08/20 NY:AN:NY.AN I1ieEIfq0
機関車ではさすがに萌えられねぇよ...。

615:1/5
14/07/28 23:27:57.38 QPM6F5F70
     |∧∧
     |・ω・)    ダレモイナイ...
     |⊂     トウカ スルナラ イマノウチ...
     |

801要素薄めなスペンサーが不幸な話。
申し訳程度の 1×6 5×2 4×3 51×スペ
(ぬるいけど)ホラー注意



ソドー島の機関車たちは夏が大好きだ。
観光に沢山の客達が来るし、
みんなを手伝いにヒロが日本からやってくるからだ。
「お久しぶりです! ヒロ!」
「やぁトーマス。わが友よ。
 元気そうで何よりだ。」
「ヒロこそ!
 みんなヒロに会えるのを楽しみにしていたんですよ!」
「そう言ってもらえると嬉しいよ。
 仕事が終わったらゆっくり話そう。」
「はい! また日本のこと、聞かせてくださいね!」

その夜。
遠い異国の話をヒロから聞くため機関車たちは彼の近くに集まった。
「怪談ですか?」
「へぇー。日本じゃ夏なのか。」
日本では、暑さをしのぐために夏に怖い話をすると聞いて、
エドワードとジェームスが声を上げる。
「お前も怖い話とか知ってんのか?」
興味しんしんといった様子で、ゴードンがヒロにたずねる。
彼は、ヒロが怖い話をするように見えなかったからだ。
「怖い話か……そうだな。
 これは私の友人の友人が体験した話なんだが……」

616:2/5
14/07/28 23:33:36.61 QPM6F5F70
夜の機関庫にヒロの声だけが響く。
「ぱしゃり ぱしゃり
 足音はまだ彼についてくる。
 彼はスピードには自信を持っていたのに。
 彼は必死で車輪を回しているというのに。」
誰も何も言わず、ヒロの話に聞き入っていた。
「ぱしゃり ぱしゃり
 水にぬれた足音の間隔はずっと変わらないというのに
 彼は足跡の主を引き離せないでいた。」
すでにパーシーは涙目だった。
「『もう機関庫だぞ! スピードを落とせ!』
 彼に乗った機関士が叫ぶ。
 その声で我に帰った彼は目を見開く。いつのまにか彼の機関庫に着いていたのだ。
 『早く! 早く扉を閉めてくれ!』
 声を張り上げ、彼は叫ぶ。
 すぐに扉は閉まり、見慣れた場所で、やっと彼は息を整えることが出来た。
 その時だ。」
調子の変わったヒロの声に、ジェームスが息を呑む。
「彼の前、線路の上に1人の男性が立っていた。
 髪、服、靴、真っ青な顔と手は赤く染まり、
 男の足元には影のように血が広がっている。
 ぱしゃり ぱしゃり
 男が彼に近づくたびに、1歩1歩踏み出すごとに、
 血でぬれた足音が機関庫に響く。
 気づいたときには、男は、もう彼の連結器の前まで近づいていた。
 男は手を伸ばす。彼の目に向かって。
 人間では消して届かないはずの場所に。
 彼は眼前まで迫った手をさえぎるかのようにきつく目を閉じ、
 ……機関庫に静寂が落ちた。」
ゴードンが眉をひそめる。
「恐る恐る彼が目を開けると……
 そこには何もなかった。
 不気味な姿をした男も、血に染まった服や線路も。
 何もかもが消えていたのだった」

617:3/5
14/07/28 23:35:29.81 QPM6F5F70
ヒロは視線を機関車たちにめぐらせ、いつもの口調に戻し、言った。
「私が知っているのはこれくらいだが……そんなに怖くはなか……」
「トーマスううぅうう!」
ヒロの言葉をさえぎるかのように、パーシーが叫ぶ。
「お願い今日は一緒に機関庫で寝よう!」
「そうしよう! うん。そうしよう! 」
「大丈夫かなあの2人……」
「あら。トビーは怖くなかったの?」
「僕はあの2人が心配だよ。エミリーは?」
「彼らを見てたら怖さなんて吹っ飛んだわ?」
エミリーの視線の先では、エドワードにジェームス、
ヘンリーとゴードンがそれぞれ話していた。
「いやぁ日本の怪談はこっちとずいぶん趣が違うねぇ」
「なんでエドワードはそんなに余裕なんだ!」
「うーん。ヒロにいくつか教わってハロウィンで披露しようかなって思って」
「やめてぇくれえええ!」
「ゴードンゴードン!
 今日はずっと話ししてよう!!」
「そうだな! 俺ぁ別に怖くなんかぁねぇが、
 ヘンリーが怖いってんなら仕方ねぇな!」
ヒロが話しているときとは打って変わって、大騒ぎしだした機関車たちに
ヒロは「やりすぎてしまっただろうか……」と反省をしていた。

「そんなことがあったんだが……みんな大丈夫だろうか。」
翌朝、心配そうに言うヒロを、スペンサーはあきれ果てた目で見ていた。
彼は公爵夫妻を港から別荘まで送る為にナップフォード駅まで来ていて、そこでヒロと会ったのだ。
「これだから旧型は……」
「旧型は関係ないと思うが……。
 だがスペンサー。わが友よ。
 その機関車もだが、異常事態に我を忘れるというのは決して珍しい話ではない。
 異常時に冷静に対処出来るよう、我々は不断の努力をする必要がある。」
ヒロはスペンサーに言うが、彼は鼻で笑って言った。
「ふん。そんなの旧型の言い訳さ。
 僕ならいつ、どんな事があっても沈着冷静でいられるね。」
そういい残すと、スペンサーは公爵夫妻を乗せ、別荘に行ってしまった。
後に残されたヒロは、心配そうにスペンサーが去っていった方向を見つめていた。

その夜。
スペンサーは、今度はトリレック駅から公爵夫妻の別荘へと向かっていた。
公爵夫人がトリレックの村で注文していたものを運ぶためだ。

618:4/5
14/07/28 23:42:05.91 QPM6F5F70
「やれやれ。準備にずいぶんかかったな。
 僕以外の旧型機関車だったら日が昇ってしまうだろうよ。」
グレーのボディに星を映し、スペンサーは夜のソドー島を走り続ける。
ぽた ぽた
「なんだ?」
車輪とレールが生み出す音ではない。夜行性動物の鳴き声でもない。
それは水滴が落ちる音だった。
「雨か?」
上を見るが夜空は星の光で彼の姿を映している。
気味が悪くなり、スペンサーはスピードを上げた。
ぽた ぽた
『足音はまだ彼についてくる。彼はスピードには自信を持っていたのに。
 彼は必死で車輪を回しているというのに。』

ふと、スペンサーはヒロの話を思い出した。
「冗談じゃない! 僕はソドー島どころか本土でも一番、
いいや、世界最速の機関車だ!」
スペンサーはぐんぐんとスピードを上げた。

「こ、ここまで来れば…」
どのくらい走ったのか、公爵夫妻の別荘がある駅まではもうすぐだ。
ぽた ぽた
『水にぬれた足音の間隔はずっと変わらないというのに,彼は足跡の主を引き離せないでいた。』

ヒロの言葉がスペンサーの体を駆け巡る。
今度こそスペンサーは何も言わず、全力で駅まで走り出した。

「もう駅だぞ! スピードを落とせ!」
スペンサーの機関士が叫ぶ。
その声で我に帰ったスペンサーは目を見開く。いつのまにか駅に着いていたのだ。
「や、やっとついた……」
貨車のドアが開き、見慣れた駅で、やっと彼は息を整えることが出来た。
その時だ。
「あーぁ。こりゃ駄目だな。」
ポーターの声にスペンサーがホームを見る。
彼の目に映ったのは、
真っ赤に染まり、ぽた、ぽた、と赤い液体を滴らせる、公爵夫人の荷物だった

その夜。駅にスペンサーの絶叫が響いた。

619:5/5
14/07/28 23:52:28.72 QPM6F5F70
次の朝、ヒロが点検作業が終わるのを待っているとスペンサーが後ろからやってきた。
「ヒロぉおおお!」
スペンサーにしては余裕のない声でヒロを呼ぶ。
「おはようスペンサー。我がと……」
ヒロは横に並んだスペンサーをみて声をかけたが、彼の顔を見て、目を見開いた。
彼の目の下には隈が貼り付き、いつもの不遜な雰囲気も消え失せていたからだ。
「スペンサー何かあったのか?
 その……調子が悪いみたいだが……」
心配そうにスペンサーをみるヒロに、スペンサーは噛みつくように叫んだ
「うるさい! お前が余計な話をするから僕まで呪われたじゃないか!」
珍しく激昂するスペンサーと、話が見えず戸惑うヒロ。
「もしも公爵夫妻に何かあったらどうしてくれる!!」

叫ぶスペンサー、困ったようになんとかして話を整理、理解しようとするヒロ。
そんな2人をエミリーが呆れたように見つめていた。
「おはようエミリー!」
そこへ貨車を引いたトーマスが声をかける。
「あらトーマス。おはよう。
 こんな朝早くからどこに行ってたの?」
「うん。昨日公爵夫妻が買ったワインの梱包が甘くてね。
 ビンが割れちゃってたらしいんだ。
 それで僕が朝早くに変わりのワインをナップフォードから持ってきたんだ。
 後はここから公爵夫妻の所までスペンサーに持ってってもらうはずだったんだけど
 ……何があったの?」
「うーん……異常時に冷静に対処するのは難しいって話よ。」
「ふーん?」
トーマスは困った顔のヒロも、声を荒げるスペンサーも珍しいなぁという目で見ていた。


このお話の出演は
トーマス、エドワード、ゴードン、ジェームス、パーシー、トビー、エミリー、ヒロ
そして、スペンサーでした。

51「そういえば
  日本には100物語というのがあって……」
2「へぇー。それは面白そうだね!」
他「やめてぇええ!!」

620:風と木の名無しさん
14/07/29 23:44:01.78 VuQgiymC0
パーシー、ヒロ、トーマス、ジェームスが並んでいて、
ハロルドが飛んでるCGの一枚絵が、
どうにも観光にやって来た親子の記念写真にしか見えん。
ヒロパパとやんちゃざかりの子供3人で、飛行場に来ました。みたいな。

621:風と木の名無しさん
14/07/30 02:46:05.24 U4t8kaqT0
機関車には萌えんけど擬人化か…それだったらティクビが車輪になっててもいけるわ。でもバランス的に走れないか

622:風と木の名無しさん
14/07/31 07:44:10.50 pt5NXnlhO
ゴードンはガチムチ受け

623:風と木の名無しさん
14/07/31 12:42:57.36 hw6t69dP0
ジェームスはヘタレ攻めでも受けでもいける。

624:風と木の名無しさん
14/07/31 19:49:02.72 g+tjaXSB0
パーシー受けは譲れない

625:風と木の名無しさん
14/07/31 23:01:11.68 g4bIPJwx0
>624
同士よ!

626:風と木の名無しさん
14/11/24 09:25:42.04 frWVH8QqO



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