THE裁判員で801at 801
THE裁判員で801 - 暇つぶし2ch50:風と木の名無しさん
10/03/25 09:14:14 8ix3fLTF0
キャンドラとヤマヤマの殺伐としたほのぼのが好きだ。

51:風と木の名無しさん
10/04/12 11:25:39 M7/oiszY0
a

52:風と木の名無しさん
10/04/12 17:33:40 Hcx+hzOO0
 

53:風と木の名無しさん
10/04/22 18:45:40 iqy6KYE60
無罪

54:風と木の名無しさん
10/05/02 10:43:45 dwkk4v5S0
再審

55:風と木の名無しさん
10/05/02 17:05:53 NHz95Ry50
無罪って、現実は4話のじいさんみたいな感じだよな。
脛に傷持つ弱い立場の人ほど疑われ権力につけこまれる。

56:風と木の名無しさん
10/09/19 22:56:07 nG78tVAE0
URLリンク(livedoor.2.blogimg.jp)

57:風と木の名無しさん
10/11/29 01:11:24 6x/ceOC/0
保守

58:風と木の名無しさん
11/01/03 19:28:42 fiHRAjMA0
ほしゅ

59:風と木の名無しさん
11/01/09 00:37:02 7aja8oI60
もう落としてやれよ

60:風と木の名無しさん
11/01/17 23:02:05 Mk89z1rA0


61:風と木の名無しさん
11/01/30 00:49:34 Nejxylnu0
無罪

62:風と木の名無しさん
11/01/30 01:21:07 rHOpoR9L0
無罪

63:風と木の名無しさん
11/02/08 17:49:07 dd0h7XYa0


64:風と木の名無しさん
11/02/10 02:17:20 Z5/H1tbh0
誘導
ゲーム総合@801 Part2
スレリンク(801板)

65:風と木の名無しさん
11/02/16 14:44:26 30Kf3DJO0
寝そべったまま、全開の窓で風をはらむカーテンを見ていた。

「煙草は外で吸ってね」
顔なんかもうとっくに忘れた人。
妙に耳に残る細い声だけが唯一の記憶の、去年の彼女がつけたカーテン。
元は白かったレースが煮しめたように薄汚れて見る影も無い、がらんと殺風景な1DKに一人寝そべる。
白かったのはいつまでだったのか思い出せない。
だいたい…。西本は小さく笑う。
白かった時期なんて本当にあったのかよ?

西本は勢いよく立ち上がって、咥え煙草のまま原付のキーをつかんで後ろ手にドアを閉めた。
腰のウォレットチェーンが午後の日差しを受けて鈍く光る。
年季の入ったブルーのデニムにレザーのごついブーツ。
ポケットに入れた両手はそのままに、大きなストライドでスチールの階段を音を立てて駆け降りる。
Tシャツの胸が滑らかに張り詰めて体に添い、一際目を引くのは広い肩幅、細い腰。
初夏の東京上空には湿気が重くのしかかり、アスファルトが真昼の名残の太陽の熱をじんわりとにじませる。


66:風と木の名無しさん
11/02/16 14:45:23 30Kf3DJO0
いつものパチンコ屋は新装開店の花輪に埋め尽くされてやたら客が多く、原付を停めるスペースを見つけるのにも手間取る始末だった。
玉を買い空いた台に座り、少し苛つきながら新しく煙草の封を切る。
無意識にジーンズのポケットを押さえた手の平。
…なんだよ…マジかよ…?
ライターがあるべき場所に無い。
西本は舌打ちして立ち上がり、ゴソゴソと体中のポケットを探った。
「兄さん、それなんていうの?」
突然、目の前に差し出されるゴールドのライター。
長い指。
隣の台からのいきなりの親切に面食らいながら指の主に目をやると、長身痩躯の男がやけに友好的な笑顔でこっちを見ていた。
今時ダブルのイタリアンスーツ。おまけに色は淡いパープルときた。
何だよ、ヤー公かよ。それともバブルが忘れらんねー土建屋か?
「あ。ども」
会釈して火を借り、西本はとりあえず笑顔を作る。
「それ、その香水。何ていうの?」
男は西本に貸したライターで咥えた煙草に火をつけると、目を細めて煙越しに透かし見た。
「何っすか?香水っすか」
「それ、もしかしてファーレンハイト?」
「ぁ…一応そうっすけど…」
流れるように出てくる名刺。

67:風と木の名無しさん
11/02/16 14:46:17 30Kf3DJO0
八塚雅之。
中野興業(株)外国車輸入部代表取締役部長。
クルマ屋。しかも外車のディーラー…。
やっべー。モノホンのヤクザかよ。思いっきり見たまんまじゃねーの。
「あ、おれ西本って言います」
とにかく頭下げとく。
クルマ屋さんがおれに何の用よ?
両手で受け取った名刺をどこに入れるか悩んだ挙げ句、取りあえず免許証の間に挟んだ。
「西本くんね。それよかさ、もう昼飯食った?」
八塚は西本の肩に手をかけ、胸ポケットから携帯を取り出す。
「上手い焼き肉屋があんの。すぐ近所。ご馳走するよ」
「…はぁ? ぃや……でも悪いっすから…」
ひらひらと手を振って八塚は笑いかける。
「良いって。もう電話入れたからさ」
有無を言わせぬ笑顔で押し切られて西本はさすが本職、と今更ながら変な感心をする。
目がマジなんだよねー…笑ってるんだけどさ。
そっか…こうやって話を詰めるんだ。
「車?なに、チャリンコ?」
「原付…」
じゃ、おれの車で行こう。
駐車場に向かう八塚の後ろを西本は半分感動しながらついて歩いた。
さすが。
何がさすがなんだか良くわかんねーんだけど。


68:風と木の名無しさん
11/02/23 07:35:34.42 yqh5zoer0


69: 忍法帖【Lv=7,xxxP】
11/04/17 14:37:52.80 Ec90S7SHP



70: 忍法帖【Lv=9,xxxP】
11/04/17 14:50:22.50 I1M6E6Sm0
ho

71: 忍法帖【Lv=4,xxxP】
11/06/11 17:21:57.90 jTl9OrXz0



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