11/06/28 07:53:42.84 RNo0ktev0
>>963
逆に、読んでないから自分の中で勝手に悲劇的な想像しちゃって、
それで泣けるのではないかな。
いっそ、余計なことせずに直接読んでしまったほうが良い気がするよ。
落差のために、かえって感動がそがれるかもしれない。
人によって捉え方は違うみたいだけど、私は悲劇的だとは思わなかった。
むしろ、永遠という言葉の重さのほうに愕然とした。
その重さに耐える決意をした直江を尊いと思ったし、彼であればそれに
耐えて、その分常人には得られない別の充足を得られるだろう、とも。
二人の愛については、お互いが最も幸せな形で決着したと思う。
その「幸せ」は、私達が上っ面で考える「幸せ」とは質の違う、私達には
きっと耐えられないけれど、だけど彼らが幸せであることは納得できる、
そんな感じだった。
景虎は失われたとは思わなかったよ。
37巻を読み返して、「永遠の喪失」ではなく「永遠の充足」を得たのだろう、
と思った。試してみて。