萌える八百一葉集at 801
萌える八百一葉集 - 暇つぶし2ch738:風と木の名無しさん
13/03/19 01:45:24.14 EHl6CLcU0
良かったこのスレまだ生きてた…!
ほしゅがてら自作投下する

熱帯夜 なべて気怠し 目は四つ
僕の半身が出歩いているから六時半までどこにも行けない

とある歌集読んであまりに萌えたから最近短歌を作り始めた私にとって
このスレはまさに天国

739:風と木の名無しさん
13/03/19 09:29:14.84 KhSPlMBg0
>>738
イイネ!801板だし半身は相手なのかなと思ったけど、色々想像できた~

740:風と木の名無しさん
13/03/19 12:10:52.39 WpSil1pJ0
>>738
簡潔で萌えた!
夏が来て熱帯夜になったらこの句を思い出しそうだ

短歌の方、上の句が句跨りでアクロバティックなところもいいね

741:風と木の名無しさん
13/04/17 20:00:24.56 ne8Z5yRX0
夢がある でも年の差はもっとある「古い写真は捨ててしまった」

742:風と木の名無しさん
13/05/16 00:14:53.88 VnsR5SSkO
君や蝶我や荘子が夢心 松尾芭蕉

超訳)君が蝶なのか、私が荘子なのか。離れていても、夢の中では互いの心は通じあっているでしょう。


※荘子の胡蝶の夢を踏まえている歌
※怒誰(どすい)宛ての謝辞を伝える書簡の中にある句。怒誰は、スポンサーである菅沼曲水の弟。
曲水が留守の時に代わって芭蕉の世話をした。怒誰は『荘子』に造詣が深かったらしい


俳聖は口説き文句もパネェ

743:風と木の名無しさん
13/05/23 18:32:24.61 KP7ZmnfKO
無礼講罠と知りつつすすむ酒 

酔った勢いで関係に持ち込もうとするワルい上司と、酔いつぶされるとわかってて、騙されたふりで杯を重ねるヘタリーマンが
この後、千鳥足でホテル街へ消えていくとこまで受信した

744:風と木の名無しさん
13/07/28 NY:AN:NY.AN Y0ZjJgBF0
動こうとしないおまえのずぶ濡れの髪ずぶ濡れの肩 いじっぱり!
       (永田和宏『メビウスの 地平』より)

雨の中の二人。ドラマを感じさせる1シーンでなんか良いよねぇ。

745:風と木の名無しさん
13/08/03 NY:AN:NY.AN SbVeaw760
ほしゅあげ

746:風と木の名無しさん
13/08/10 NY:AN:NY.AN g6hA1HoA0
埋火よ燃えてくれるないたずらに 決めたじゃないかもう戻らぬと

自作。短歌はむずかしいな…

747:風と木の名無しさん
13/08/12 NY:AN:NY.AN KLUq1olXO
>>746先生に敬礼
大層禿げました。こういう秘めた想いを断ち切ろうとするシチュ大好物です。

748:風と木の名無しさん
13/09/13 01:12:50.26 lqgp0oT7O
保守

749:風と木の名無しさん
13/09/20 13:15:58.51 kK/5QX7u0
再 保守

750:風と木の名無しさん
13/09/22 08:07:23.82 zhjUz6Nj0
高校の頃授業で短歌作ったよ
昨日ノートを見つけて恥ずかしさに悶えた

・暑い日に僕に摘ませたすぐり煮る君の背中を密かに愛す
・腐敗して溶けかけた茎匂う頃はなびら撫でる青白き指
・クリムトの接吻真似て首痛め笑い転げてたわむれにキス
・いたずらに子猫のごとく甘咬みし心の糸を噛み切る八重歯
・恋人の膝で寛ぐ雄猫よそろそろ退いてくれはしないか

もちろんすべて男×男を題材にしたから誰にも見せられなかった思い出があるw

751:風と木の名無しさん
13/09/22 10:45:07.22 IMd85BYj0
>>750
無邪気さの中に潜むエロさに禿げ萌えたよありがとう
いかにもスラスラ出来ちゃったみたいに読めるけど、それだけ
ナチュラルな仕上がりにするのって実は結構苦心したんだろうね
これからも詠み続けてほしい

752:コメ
13/09/28 12:38:50.97 H296jfGz0
保守がてらに自作

唇を
噛み締め歩く
並木道
かくも冷たき触れる指先

うーん結構難しいというか恥ずかしいなw

753:風と木の名無しさん
13/10/03 20:04:06.86 Ho+7Stin0
あなたの視線を項に知りつつわたしはひたすら前を向く

保守ついで自作

754:風と木の名無しさん
13/10/17 19:22:09.57 wr6NnnAl0
目を開けろ 今呼んだだろう 俺の名を

755:風と木の名無しさん
13/11/05 22:57:20.62 pn+86wJw0
保守

756:風と木の名無しさん
13/11/05 23:25:17.76 Yt1QTF+00
>>750

学校の授業でやる創作なんか恥ずかしがってるぐらいがデフォなのに…
その勇気とクオリティと数に感動してしまったw
5作もあるとは思わなかった

757:風と木の名無しさん
13/12/02 01:37:05.56 uyxFeHjf0
>>746

いつかまたきみの焔が戻るなら 燃やしつくせよ私の翅を

返歌。746に惚れました。

758:風と木の名無しさん
13/12/02 19:45:40.99 ch+wkre50
望まれず慕った年月その褒美に最期の吐気を私にください

759:風と木の名無しさん
13/12/26 12:15:04.80 EJ8lbUSD0
自作

夭折の君の好物口にしてふと至上の虚しさ抱く

760:風と木の名無しさん
14/01/17 10:55:09.75 LfKKaroE0
保守ついで 詠んでみた。

ごめんなと言うその瞳 誰を想うて我を捕らえる

761:風と木の名無しさん
14/01/19 14:32:09.23 v1tp/uz10
やばいなこのスレ…
どの歌も萌えて萌えて仕方ない
このスレに出会えてよかった

762:風と木の名無しさん
14/02/08 14:10:36.15 XbHOhPzPO
恋の至極は忍ぶ恋と見立て候

葉隠より
相手に告げず死んでいくくらいの思いが本物の恋だ
男女の色恋ではなく、従者から主君への気持ちだとのことだそうで

763:風と木の名無しさん
14/03/11 23:56:11.84 JyHwFRNT0
超遅レスだが>>716
今ちょうど兄弟カプにはまってるから萌えた…
調べたら他にも耽美っぽい歌詠んでる人なのかな、興味湧いたよ

764:風と木の名無しさん
14/03/12 23:03:43.53 GnX3pqGO0
秋茄子を両手に乗せて光らせてどうして死ぬんだろう僕たちは/堂園昌彦

違うんだろうけど、そういうシーンとしか思えなくて
シリアスなのに喩えが茄子だと思うと可笑しくて
なんかすまん

765:風と木の名無しさん
14/03/14 22:04:17.74 4PoVLInx0
>>764
これ読んだとき自分もそう思った
この人の歌はなんていうかちょっと後ろ暗い感じというか
往年のJUNEの黄昏詞華館に載ってそうな感じというか
同性同士ものとして読むとしっくりくるのが多い気がする

766:風と木の名無しさん
14/05/20 21:29:19.98 JHNpwKXj0
保守

767:風と木の名無しさん
14/05/25 22:54:16.19 22ldVm3S0
仇のごとそしり誹謗す何なるやその人の名の云はまほしさに
与/謝野/晶/子 『常/夏』より

ツンデレ。

768:風と木の名無しさん
14/05/28 23:16:17.37 rL/GTwOw0
続くけど与/謝/野/晶/子
一人はなほよしものを思へるが二人あるより悲しきはなし
そのはてにのこるは何と問ふな説くな友よ歌あれ終の十字架
人の子の恋をもとむる唇に毒ある蜜をわれぬらむ願ひ

上二首は出来上がってる二人、最後の一首は片思いで妄想してる

769:風と木の名無しさん
14/07/05 11:20:58.22 /MJ8YqfE0
ほーしゅ

ここの過疎りぐあいが悲しい(´・ω・`)

770:風と木の名無しさん
14/07/05 23:00:59.07 wp1N8exT0
では保守がてらちょっと懐かしい黒瀬珂瀾の歌を投下

エドガーとアランのごとき駆け落ちのまねごとに我が八月終る

この人の歌は往年の耽美趣味という感じで
あえて言えば中二病と紙一重だけど、わりと好きだ
歌には80年代くらいのサブカル名詞・単語もよく出てくる
↓これとか

JuneよJune、君が日本に一文化なる世を生きてわが声かすむ

771:風と木の名無しさん
14/07/05 23:22:14.34 GtrCL1OH0
ここってブログとかフリーペーパーのものでもいいの?
お題で作品募集もしてる写真×短歌の冊子(サイト)で結構好きなものがあるんだけど
書いていいのか迷う

772:風と木の名無しさん
14/07/05 23:41:27.96 2AkG0+ji0
過疎ってて寂しいので是非投下して欲しい

773:風と木の名無しさん
14/07/06 10:35:32.86 qp1EoVP40
父になる人のまなざしやわらかく遠くわたしを隔てる春よ / 嶋田.さくらこ

片想い相手から今度産まれるんだ、と言われて咄嗟に祝いの言葉を口にしたけど続く言葉が出てこない、そんな情景が浮かぶ
一人称"わたし"だけど気にしない!
このサイトは素敵な短歌ばかりでこの板的な解釈してもしなくても萌える

見せてくれ指輪を僕に見せながらいまポケットに隠した声を / 木下.龍也
ふるえつつ抱きしめあった春のなか一緒に酔ってもいいと思った / 藤野.唯
幸せを願うだけなら恋人じゃなくてもいいね気づかなかった / 篠原.謙斗

774:風と木の名無しさん
14/07/13 19:28:57.04 K/BijC5x0
投下とかなんもないけどとりまほーしゅ

775:風と木の名無しさん
14/07/19 00:12:40.85 m2HMQeff0
>>773
全部の句に萌えた…

保守がてらTwitterの短歌botで気に入った句を

たましいを 半分くらい切り取って
きみにあげたい 果実のように/佐.藤.りえ
ぼうっとしてゐるあなたが好きで
ぼくはもうこんなところまできてしまった/中.山.明

776:風と木の名無しさん
14/07/27 20:17:31.02 3F/G7UFI0
後輩の指からリングがひとつ消えビアガーデンにのぼる満月 / に.し.ん

後半戦始まりました油断するあなたに酒と共に攻め込む / 赤井.悠利


773と同じところから(テーマは"後")それぞれ別の人が書いたのに繋がっているように見える
二次会なのだろうか、後半戦という表現が良い!

777:風と木の名無しさん
14/09/01 10:08:25.68 cO/oHsak0
ごめんなさい。絶対告白しないから、どうか近くに置いて下さい / 百.舌

か.ど.か.わ.文庫 短.歌.く.ださ.い より。
友人というより主従の関係を連想する。

778:風と木の名無しさん
14/09/01 12:42:58.56 cO/oHsak0
申訳ない、アゲてしまった。

779:風と木の名無しさん
14/09/02 12:24:51.51 ku2Ari3c0
自作
貴方には何も求めずただ胸の苦しさ募り息絶えるまで

780:風と木の名無しさん
14/09/03 00:27:55.27 jJ70H7rG0
自作三首

背のくぼの汗に泪をとけあわせうみを夢みた熱すぎる夏
唇をふさぐと蝉の声がした 空が砕けてひかりそそいだ
醒めるたび春の寒さを思い知る この世の底のひとの熱さを

781:風と木の名無しさん
14/09/13 02:31:33.79 B4Nd55r50
いずれは本来の道から迷ってしまおうか
由々しきはわれら二人の重い罪
けれど惹かれる者より 惹くそなたが重く

ペトラルカ カンツォニエーレ「俗事詩片」 二一ソネットより抜粋

惚れたこっちより惚れさせたあんたの方が悪いっていうのがなんかいい
われら二人の重い罪、ってのもなんとなく同性愛を匂わせてる感じがして
いやこれ本当は想い人の美女に宛てた詩なんですけどね、分かってるんですけどね


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