04/04/05 00:52 tKMI+8RX
つぶやく様にこぼした言葉に、その女になりかけている顔面を汚されたとで
も言う様に、渚は顔をしかめた。
「あ、―そう」
渚はついていた膝を上げ、脱衣所へ出ていった。
「あたし朝練行くから、洗濯機回しといてね。一緒でいーから」
聞きながら、洋平はシャワーを出した。冷や水を浴びると、表情を歪めた渚
の気持ちが少し分かった様な気がした。腰の周りが重たく冷えて、洋平はトラ
ンクスを排水口の側に脱ぎ捨てた。
//第一回: 終了
>>
ご無沙汰しておりました。
新しく"mashed potato"を始めましたが、"京子"についても稿を捨てた訳では
ありません。様子と自分の調子を見ながら、双方を投稿して行きたいと考えて
います。よろしくお願いします。