04/02/28 07:19 E3l2Ql+N
「……今日は、学校休みで……
一日中、一緒におれるから…… ずっと……」
胸の中の鏡子が呟く。
しかしこのまま家の中にいたらどうなるか…
いや、俺が何かをしてしまうのか…
とにかく非常に危険だ。
「…じゃあ …一緒に外、行こうぜ。」
「…それって、デート?」
「…まあ、そうなるかな。」
急に鏡子の声が明るくなる。
「なら、張り切って準備せんとね。」
「…で、どこ行こうか?」
「コウ兄の行きたいトコならどこでも…」
「そういう答えが一番困るんだが…
でもあんまり金無いから期待すんなよ。」