お兄様、【妄想】生殺し妹文学館【暴走】6ですわ…at ASCII2D
お兄様、【妄想】生殺し妹文学館【暴走】6ですわ… - 暇つぶし2ch652:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/01 23:05 GxgbmQqC
>>651
>>346-350
。・゚・(ノД`)・゚・。 

653:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/02 01:27 RZbLTFGc
>>651に騙されるな
日付はエイプリルフールだ






。・゚・つД`)・゚・。

654:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/02 03:21 j2W0eYee
。・゚・つД`)・゚・。

例えウソでもSSのネタにはしたくない

655:359 ◆jMOammQf8U
04/04/02 03:32 CYJ02o0y
お兄ちゃん。
強くて、格好よかったお兄ちゃん。
あの頃の私は、ずっとお兄ちゃんの後を追いかけていた。
頑張って、走り続けて、みんなから愛されて、でも、お兄ちゃんはそんなことには目もくれなかった。
そんなトコが、また格好よくて。
お兄ちゃんは私の誇り。お兄ちゃんがいたから、私は今こうやって幸せでいられるんだよ。
ほんとうに、ほんとうに、お兄ちゃんの妹で良かt

「ハイ、彼女が10年前、第54回桜花賞を勝ったオグリローマンです
 あのオグリキャップの妹で・・・・・」


656:359 ◆jMOammQf8U
04/04/02 03:34 CYJ02o0y
エロどころか萌えすら皆無・・・

ナニバカナコトカイテンダオレ・・・_| ̄|○



657:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/02 03:56 EVLlEWUR
>>655
アフォか 。・゚・(ノД`)・゚・。 


ワロタけどね。

658:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/02 07:41 3CuOXypX
どもっ。519っす。

>>649
もう逃げられないのか・・・・・・・あぁ・・・・(;´Д`)モうねたぎれっす・・・・
嘘ッス。漏れの「萌え」はまだ尽きませんぜ!

>一つフラグをクリアしてるぞ!
いや、でも勇気がでないっすw

んじゃ投下ッ!

659:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/02 07:43 3CuOXypX
沙・・・・・沙弥のアソコが僕のモノを締め付けてる!!!!!!
「はぁふっ!!!!!」押し寄せる快楽に堪える僕。
今まで味わった事のない快感・・・・・・・・・・・
(な・・・・中だしなんかしちゃったら、万が一って事もある!!!!)
でも・・・・き・・・・・気持ちいいっ!!!!気持ちいいよすぎる!!!!
コレが僕の童貞喪失・・・・・・とうとう妹に僕はヴァージン(童貞って言えよ。)を奪われた!
「お・・・お兄ちゃんは・・・・動けないから・・・・・沙弥が動くね?」
沙弥は、無理に笑顔でそう言った目を見るとうっすら涙が溜まっていた。
沙弥の血の臭いが鼻につく・・・・・・・。
「・・・・・ん・・・・んっう・・・・・。」
痛みに耐えるようにしながら、沙弥は身体を揺すり出した。
ギシッ・・・・・・ギシッ・・・・・
ベットが少し音を立てる・・・・・・・・

660:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/02 07:44 3CuOXypX
「あああ・・・・はふっ・・・ああっ!!」
息を吐き出しながら我慢する僕・・・・・やばい、出すのは時間の問題か・・・・・?
グチュッ・・・・・グチュッ・・・・・・・・
いつの間にか、結合部分の血の色は薄まっていて、ピンク色になっていた。
「あああっ!・・・はんッ!!・・・・あ!」
沙弥の声も、苦痛ではなく、快楽のもだえ声に変わっていた。
もう、沙弥が感じているモノは苦痛ではないのだろう。
沙弥も僕で感じてくれている、僕も沙弥を感じている。
――――――なんて、シリアスな事考えてる場合じゃないぞ!!!!!!
妹に中出しなんかしちゃ、家族全体の問題だよ・・・・・・・・!!!
「・・・・ぅうん!・・・・ああっ・・・・・!!あ・・・・・あふっっ!!」
そんな僕の不安も露知らず、身体の動きをヒートアップさせる沙弥。
神様!!!!HELP ME!!!!!!

661:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/02 07:48 3CuOXypX
以上、糸冬!!!!>>644からの続きでした。

>>655
ワラタwそっちかよw

>オグリたん(;´Д`)ハァハァ ってコレすれ違い・・・・・・。

662:651
04/04/02 11:32 9O6KlDV/
エイプリルフールは午前中に嘘をついて、午後にバラすのが本当だそうです。
午後についた嘘はだめなんですよ。

でもまあ居たというか、生まれてこなかった、というのが正しい言い方です。

友達の妹とか、たとえ仲悪そうでも、羨ましく思えます。

519さん、妹さんを大事にしてくださいね。

663:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/02 11:49 +QhfBGpO
どうやら私は、音楽からイメージを引っ張り出してくると早く作品が出来上がるようです。

>>519
凄いスピードで(作品が)爆進しておりますね(・∀・)ニヤニヤ
その調子でガリガリ書いて下さいませ。それにしても明るい内容が書ける技じゅ(ry

>>652
そこで私の作品ですか(;´∀`)
>>654
_| ̄|○ゴメンナサイ

>>655
すいません、画面前でダイエトコーラ吹き出しそうになりましたw


読み繋ぎ程度にはなりそうな作品が一つ出来ましたので投下。

664:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/02 11:51 +QhfBGpO
落書き帳に万華鏡。玩具が散らかった遊び部屋の中の。
積み木で出来た、少しだけ壮大なおもちゃのお城で。
ビーダマを転がして、上から下への大冒険を楽しむ私。

からからとん。笑い声のように木を叩いた音がするよ。
しゃらしゃら。流れる音が心地よいリズムで音の間を繋ぐよ。
かこん、とん。続けて響く二連音は、一つの流れの終わりを締めて。

…音の最中にふと感じた傍らの影は、私だけのお兄ちゃん。
横に座った時に顔を見上げれば、いつもと変わらない優しい笑顔。
大きくて温かいその腕にもたれかかって、一緒にビーダマを眺める。

665:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/02 11:53 +QhfBGpO
からからとん、しゃらしゃら、かこん。

お兄ちゃんの手が、下に落ちたビーダマを私の手へと渡す。
私の手は、受け取ったビーダマを、また上から落とす。
手と手が触れ合う、ちっぽけな時間が愛しくて、また繰り返す。


――二人で続けるエンドレス。
ほんの少しの、儚き木音のセレナーデ。
小さな遊び部屋に響き渡る、小さな小さな笑い声。


その夢の終わりは、目の前のお城が崩れるとき。

666:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/02 11:59 +QhfBGpO
…これで終了ですよ。短いです。とんでもなく短いです。


=□●_


そういえば、私が幼かった頃の一番のお気に入りは万華鏡でした。
あの頃は毎日飽きずに覗いてましたよ。あれって振る時の音も結構良い感じなのですよ。

皆さんも、昔はこういう積み木のお城で遊びませんでしたか?

667:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/02 13:06 pwBNr9J3
のうも、519れす。(←鼻血出血中。)

>>662
そうですね・・・・・・大切にしまっす。
家の妹も、生まれつき心臓(ってか気)が弱いんで、気をつけてやります・・・。
どうやって得ろ本手に入れたんだろ・・・・・??

>>663-666
こんな素敵な短編を書ける事もすごい事だと思います。
漏れも今の話が終われば短編をなるべく書こうかと思っていますんで、ご教授よろしくっす。

そんなこんなで投下>>660よりの・・・・です。↓

668:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/02 13:07 pwBNr9J3
グッチュ・・・・・・グチュ・・・・・・
「ハッ・・・はぁっ・・・・・・あ・・ふッ・・・・」
淫靡な音と荒い息づかいを立てながら、騎乗位のまま結合している僕達。
僕は押し寄せてくる快楽に必死に堪えていた。
―――――と、次の瞬間
ピピピピピピピピピピピピ・・・・・・・
最初はその音に思い当たらなかったが、僕は昂ぶった状態ながらもハッ、とその音に思い当たった。
父さん達の・・・め・・・目覚ましの音だ・・・・・・・・・!
(と、言うことは・・・・今はもう・・・・・朝!?)
僕は首だけを捻じ曲げベットの上にいつも置いているはずのデジタル時計を見た
(もう6時じゃないか!もう父さん達が起きる・・・・・・!)
「沙・・・・・・沙弥・・・・っと・・・父さん達が・・・・起きちゃう・・・・・・・!」
僕は繋がった状態で沙弥に向かって言った。

669:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/02 13:08 pwBNr9J3
「・・・・んっ・・・・おとう・・・さん・・・・達に・・・も見・・・せるのぉ・・・・・・。」
おいおい!!!!何いってんの!?沙弥!?
「な・・・・っに・・・いって・・・・るんだ・・・・・沙・・・・・弥!?」
「お・・・・父さ・・・んやおかあ・・・・・・さん・・・にも・・・・沙弥の気持ち・・・・・・・
見ても・・・・・・らうのぉ・・・・・・・・・!」
やばいって!!!それわ!!!僕の人生終わっちゃう!!!
ピピピピピ・・・・ピ・・・・・
そんな事を揉めているうちに、目覚し時計の音が止まった。
やばい・・・・・父さん達が・・・・・・起きた!!!!!!
こんな所を見られたら・・・・・・・・・・・・・うわあぁぁぁ、OK、マジヤバイ!
どうする、どうする、どうする――――アイフル~?
アイフルなんて悠長に考えてる場合じゃ・・・・・・・ないぞ!
ガチャ・・・・・・・・・。
廊下の向こうのドアが開く音がしたぁ!!!

670:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/02 13:11 pwBNr9J3
ッてナトコで糸冬~~~~~~。

段々ペースを落としていこうと思います。

何だか疲れたっぽい・・・・・・

コタツの中に妹潜ってる・・・・・・どーでもいいか・・・・・んなこと

眠ります。

671:650
04/04/02 13:27 UlSCv8mW
519さん
兄の1人ボケ1人突っ込みに激しくワラタw
その調子でガンガレ

672:359 ◆jMOammQf8U
04/04/02 14:40 QMcjhzFi
>>663
ま、あまり気にせずに・・・
俺は基本的にはハッピーな話が好きですが、心に風景が浮かぶようなお話も好きです。
惨劇はダメ。悲恋はOK。みたいな。

今は東北真壁にハァハァw

673:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/02 16:24 UlSCv8mW
そういえば・・・
なんだかAAサロンが荒れてますよ?

674:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/02 21:43 XeuAikel
>>671
海苔突っ込みも下ネタもだいすきっすw

>>672
漏れは惨劇も面白ければいいとおもうんだけどなぁ(火暴

んじゃ・・・・投下>>669から

675:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/02 21:44 XeuAikel
トントントン・・・・・・・
こっちに向かって、誰か歩いてくる・・・・・この足音は母さん!?
コンコンコン!ノックの音がする・・・・・・僕、小日向 祐(15)人生最大のピーンチ!!!!
とその瞬間無我夢中で手を動かそうとした。
(―――手がっ、動いたっ!!!?)
手だけ動く!で・・・・・でもこの状況じゃ、手だけ動いても・・・・・・・
コンコンコン!!!!!!ノックをする音だ!!!
ヤバイ!!!!!!!!!
「祐?起きてるー?」僕を呼ぶ母さん、この時間帯なら確実に僕は寝てるだろ!と突っ込みたかった。
突っ込みしてる場合じゃないぞ!?ヤバイヤバイヤバイ!!!
―――――――そうだっ!!!!!
ガバッ!!!!!!!
僕はめくれっぱなしになっていたベットの掛け布団を手の力を振り絞って持ち上げた。
「キャッ。」沙弥が小さく悲鳴をあげた。

676:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/02 21:46 XeuAikel
布団の中で必死にもう片方の手を力を振り絞り沙弥を押さえ込む。下半身は繋がったままだ・・・・。
ガチャ。ドアが開いた
「祐ー?何してるの?もう朝よー?」
「・・・・あ・・・・母さん。勉強してて・・・・ちょっと横になってて・・・・・。」
布団の中から顔を出して、母に返事をする・・・・・・・・。
「あ、そうなの?もう起きなさいよ?」母さんが出て行こうとする。
(やった!そのまま出てってくれ!!!!!!!!!)僕は心の中で強くそう願った。
――――次の瞬間、
ペロッ。レロレロッ・・・・・・・・。
「はうっ!」思わず声を上げる僕。
沙弥の仕業だ・・・・・僕の胸をまた舐めている・・・・・。
「え?どうかした?」母さんがこちらを向く。
「う・・・・ううん・・・・ッ!・・・・何で・・・もないよ・・・・・・」
僕は息絶え絶えにそう言った。

677:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/02 21:51 XeuAikel
>>675では母親は子供を名前で呼ばないと流石におかしいので・・・・・・急遽「お兄ちゃん」の名前を考えました。
何だか生白い(?)名前になってしまったッス・・・・・・。

678:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/02 22:01 UlSCv8mW
519さん 乙です
がんばってください

679:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/02 22:51 3QN90bnY
兄が必死に隠そうと頑張ってるのにさらに下から攻めるとは…
15歳兄の妹とは思えんな(;´Д`)ハァハァ

680:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/02 22:56 RDfGynAS
ぅわぃもぅとっょぃ

681:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/03 01:19 bapl7EdF
519さま 乙です。 お兄ちゃんいぢめが大好きな沙弥ちゃん‥‥いい展開だw
あと余計な事ですけど、できたら6~7レス分の文章を書きためてから投下してもらえたらうれしいです。
あんまり細切れ投下されると、話が見えなくなっちゃう気がするんで‥‥わがまま言ってゴメンナサイ

>>664-665 向こうの230さま
ほんのり甘くて、ノスタルジックで‥‥もうたまりませんよ。こういう雰囲気の話、好きです。
私もちょっと見習わないと‥‥



682:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/04/03 01:42 lRdt1KGo
 沙弥たんの止まるところを知らない暴走っぷりに(;´Д`)ハァハァ

>>677
 そういえば…俺もロクにお兄ちゃんの名前を考えた事
無い…唯一つけた名前も本編では未使用… orz

683:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/03 01:52 pxCCnrzX
何いってるの、お兄ちゃんの名前=作者の本名じゃないのか

684:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/03 13:15 7hlGs42z
ドモ・・・・・・>>519ッス。。

>>681 >FXD殿
スイマセン正直、ネタがおっつかなくて・・・・・切れ切れ投稿ですた・・・・(;´Д`)
気をつけます・・・・・・・

>>682
いや、無理に名前をつけないほうが良いんじゃないでしょうか?
ココはあくまで「兄と妹」中心なんですから・・・・・。

>>683
・・・・・・・えっ・・・・・・・・・

そんじゃ投稿。>>676から一気に連続投稿!

685:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/03 13:17 7hlGs42z
母さんが心配そうに、こっちに近づいて来る。
(こ・・・・・来ないでくれぇぇ!)心の中で必死に懇願する。
「顔が赤いわよ?大丈夫?」
心配そうに母はそう言いながら、僕の額に手を当てて自分の額と温度差を比べようとした。
―――――――――その時、
ペロ・・・・・・ペロッ・・・・・チュ・・・・・
「あ・・・・・ぅ・・・・・ッ・・・・・・・・・・・・・」
声を思わず出してしまった。
母さんはそんなことには気に留めず、

686:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/03 13:18 7hlGs42z
「やっぱり・・・・少し熱いわね。今日は少し休みなさい。」と言った。
顔が熱いのは、別の理由だ!!!!と言いたかった・・・・
「エッ・・・・・学校は・・ッ・・・受験・・・勉強・・・・・は?」
僕は思わず母さん聞いた。
「受験のこの時期、身体を大事にする方が大切でしょ?おとなしく寝てなさい。それに、この前の塾の模試テスト、
今の高校で、合格率80%だったじゃない。心配するほどでもないわよ。無理はダメよ?」
母さんはそう言って、部屋を出て行き・・・・階段を下りていった。
いや、僕は受験がどーと言うより・・・・・この状況をどうにかして欲しい・・・・・・・・。

687:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/03 13:19 7hlGs42z
母さんが出て行った・・・・・・。
(・・・・・・ふー・・・。何とか難は逃れたな・・・・・。)
―――と、
ガバッ!っと布団が持ち上げられた
「ふふふ、よく耐えれたねぇ?お兄ちゃん?」
沙弥がクスクス笑いながら言った。・・・・・・・・この小悪魔がぁ!!!
「それじゃ続きね♪」沙弥が言う。
そういえばさっきから結合しっぱなしだった・・・・・必死で、忘れてたな・・・・
「お兄ちゃん、さっきより大きく・・・・なってるね・・・・・」
そうか・・・・萎えなかったのは、沙弥のあの布団の中での攻撃のせい・・・・・・・


688:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/03 13:26 7hlGs42z
沙弥はまた身体を揺すり出した。
グチュウ・・・・ヅチュ・・・・・・・・
淫靡な音が再び響き渡る・・・・・・・・。
(も・・・・もし・・・・母さんか父さんが・・・・・・また来たらっ・・・・・)
ギリギリの緊張感。それが僕をますます興奮させたのかもしれなかった。
僕のモノが固くなっているのが自分でもわかった。
だんだん・・・沙弥の動きが激しくなっていった・・・・・。
「沙・・・・・弥・・・・このまま・・・・だと中に・・・・出ちゃう・・・・・」
僕は沙弥に警告をした。このままじゃ妊娠ってこともありうる・・・・・。

689:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/03 13:28 7hlGs42z
「いいのぉ・・・・・中・・・にッ・・・・・出して・・・・・欲しい、のっ・・・・・・」
僕は我慢しようとしながら沙弥に訴え続ける。
「沙・・・・・弥・・・・・妊娠・・・・・・しちゃう・・かも・・・・知れない・・・・ッ」
「だったら・・・・・そうなるなら・・・・・私はそれで・・・いいっ・・・・のっ・・・・・・。」
段々・・・・・・僕も沙弥も、限界が近づいてきたようだ・・・・・・・。
下半身の力を使って弾き飛ばそうとしたが・・・・・・・・・・身体は手しか動かない。
しかも手もさっき力を振り絞って・・・・・・・また動かない・・・・・・・。


690:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/03 13:30 7hlGs42z
「お兄ちゃん・・・・・お兄ちゃん・・・・・ッッ!!」
さっきから沙弥は僕の事を呼んでいる。
もう僕も限界だ・・・・・・・・。
「――頭、まっし・・ろになっちゃ・・・・・うッ!!」
沙弥も、もう・・・・・・・・・・
「!!?ああああッ!!お兄ちゃぁぁぁん!!」
――――!!あ・・・頭の中が・・・・ッ真っ白にッ・・・・・!!!!
「あぅぅぅッ!!・・・・・沙・・沙弥ッ!!!出ちゃうッ!!!」
(もう、本当にッ!!限界だぁッ!!!!!!!)
――――ドプッ!!!!ドクッ!!!!ドク!!ドプ!
僕はとうとう実の妹の中に・・・・・射精してしまった・・・・。


691:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/03 13:31 7hlGs42z
「・・・・・あぁ・・・あ・・・・はぁ・・・・・」
「ぁぁあぁ・・・・・・ふぅうぅ・・・・・・・」
同時に息のような声を出す二人。
沙弥は快感のあまり放心している・・・・・・・・・・。
脳天を突き抜ける快感・・・・・射精が・・・・・止まらない・・・・
――ドク・・・・ドク・・・・・・ドク・・・・・
射精の勢いはまだ止まらない・・・・・・・・・・・あ、止まった
今までに無い射精感・・・・それだけ気持ちよかったって事?
いやいやそれより・・・・・・妹の中に・・・・・出しちゃった・・・・・・
どうしよう・・・・・・どどどど、どうしよぅー・・・・・
いい加減、自分の踏ん張りの無さに泣きたくなってきた・・・・・・・・・・


692:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/03 13:33 7hlGs42z
――2時間後、落ちついてきた頃、僕の体も動くようになってきた。麻酔効果は切れてきたようだ。
沙弥のアソコを(見るのも抵抗あったけど)拭いて、沙弥にパジャマを着せ、ベッドの布団を掛けてやった。
沙弥は僕のベッドでスヤスヤ朗らかな寝顔で眠っている・・・・・・学校はどうなったんだ?
・・・・・・と、
トンッ・・・・トンッ・・・トンッ・・・・・この足音は・・・・・父さんか?
ガチャ。――ドアが開いた。
「祐。起きてるか?―――ん、何してるんだ?沙弥は?」
ギクッ!!!!!!!!!
「いや・・・・あの・・・・・・・さ・・・・・・あ!僕が受験勉強してたら、付き添うって言って・・・・・・そのまま寝ちゃって・・・・・・・・・。」
思いついた言い訳(と言うか大方事実)を話取り繕った。


693:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/03 13:34 7hlGs42z
「あのさ・・・・・沙弥、学校は?」
そこが疑問だった。普通だったらさっさと行かせるはず・・・・・・
「ん?この前の参観日が日曜日に会ったから振り替え休日じゃないのか?」
あー、なるほど・・・・・・・学校ってのは嘘か・・・・・・・油断させるために・・・。
「ふーん・・・・そっか・・・・・。」
「お前も熱があるんだろう寝ておいたほうが身のためだぞ?」
「・・・・・うん・・・・分かった。」
父さんは部屋を後にしようとした、その時、

694:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/03 13:35 7hlGs42z
「あー、それと。」父さんが振り返りながら言った。
「父さん達二日間位旅行に行ってくるから。沙弥のこと、よろしくな?」
―――――・・・・・今、なんと?
「お前も休んでおけよ?」父さんは驚愕している僕のことは気に留めずさっさと部屋を出た。
父さんが階段を下りていく音が聞こえた・・・・・・・
―――と、その時、
「聞いちゃった♪父さんたち旅行なんだぁ?二人っきりだね?お・に・い・ちゃ・ん。」
小悪魔の囁きが聞こえた・・・・・・・・・。
か・・・・・・・・・神様・・・・・・・HELP ME!!!!!!!!!!!!!!!!





695:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/03 13:42 7hlGs42z
いやぁ・・・・・・・・とうとう完結・・・・・・・・
無理やりっぽいオチに何だか・・・・・・_| ̄|, , , , ,○・・・モウ・・・ダメ・・・ポ・・・・

これからもガムバッテチョコチョコ書きたいなと思ひます。

696:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/03 14:04 kqJgVCwE


697:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/03 14:10 qEzOMy/j
お疲れっす~
さ、この続きが楽しみですね~w
もう、あんなこととかこんなこととか、更にはそんなことまで・・・
密かに期待してるんで、よろしくw


698:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/03 22:54 r5vjxVDR
スレリンク(erog板)

こいつらをこっちに誘導してもいいかい?
向こうよりこっちの方があっていると思うんだが

699:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/03 23:05 /ACQ5cLv
>>-694
ぬわぁ!完結しとる!!
ぃもぅとっょぃょ…
お疲れさまです。m(_ _)m
無理せず書けばいいんです。でも絶対仕上げなきゃいけないんです。
=□○__
>>698
さあ… ココは虹板なのにSSスレなんていう変なところだし…
来たい人、自信ある人はщ(゚Д゚щ)カモォォォンですけどね。
でもSS職人は飽和状態か……

700:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/04 00:10 dotdxIfO
>>699
それもそうですね。やっぱ、やめときます
ハイテンション妹とか刃物妹、アニキの後ろの処女を奪っちゃった妹なんか好きだったんで
こっちでやって欲しかったな

701:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/04 00:18 UDNZhIGS
音楽からイメージを吸い出すのが良い感じです。サクサクサクって作品が出来ちゃいます。
「ひらめき+音楽=短編×1」という固定コンボが、どうやら私には性に合っているようでございますw

>>698
向こうのスレも、なかなかに熱い想像力をお持ちの御方が多いようでw
一度こちらにも書いて貰いたいですね。アマイアマイ系のお話なら、量があっても問題ないでしょうw(何

>>695
お疲れ様でした。次の生殺し作品を期待していますよ(*´∀`)
短編は長編と違って、短い言葉でいかに相手の想像力を煽れるかが要点ですかね。



…という訳で、読み繋ぎ作品をぽとっと落としてみますね。

702:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/04 00:19 UDNZhIGS
遥か彼方に稲妻を穿つ、漆黒の地平線。


荒野の砂を盛大に巻き上げて、全力疾走。
空から降る飛礫を、両手に持った刀で左右へ弾き飛ばす。
躓かぬように足を運び、時に伏せ、時に跳ねる。
その足は休むことを知らず、その瞳は燃え尽きることを知らぬよう。


あと少し。ここを抜けきれば、一人寂しくしている妹の下へ帰れる。


雨が降ってきても、その足の勢いは留まるどころか加速してゆく。
右手で髪を漉き、余計な水気を振り切る。頭は振らない。
黒雲と霧で霞んだ地平線の向こうには、もう目的地がうっすらと見えている。
さらに加速。目前の一枚岩に三角蹴りで乗り越え、さらにもう一度跳躍。

703:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/04 00:21 UDNZhIGS
後方の黒雲から、激しい雷鳴がたて続けに響く。
その距離を測るために振り向き、もう一度前を向けば。


――竜巻が、二つ。


嵐の奔流が衝突する爆音。
四方八方に跳ね飛ぶ、凄まじい速度の飛礫の弾幕。
最中に巻き込まれ、激痛の中に意識を落としかけたその直前。


…ああ。どこからか、妹の泣く声がする。


全てが止んだ後には、片膝で立つ影が一つ。

704:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/04 00:23 UDNZhIGS
吹き付ける風を切り、飛び交う飛礫を弾き、全身の痛みを隠し切って。
我が愛しき妹のため、轟く雷鳴の荒野をさらに突き進む。
あちこちで砂嵐が生まれ、他と噛みあっては飛礫を撒き散らす。
ほんの少し気を抜くだけで、次の瞬間には冥界への渡し舟が待っている。


「生きて、帰ってやる」

「そうだ。俺は、絶対に生きて帰る」

「妹を悲しませないために」



「必ず。」

705:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/04 00:29 UDNZhIGS
…以上です。また短いですね。もうなんか、長編書けなくなってるかも =□●_

最愛の妹のために、自らを省みずに駆け続ける兄の姿を感じ取れてもらえれば幸いです。

706:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/04 00:54 D9DAIVYK
>>698
名前うpして…みれない

707:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/04 02:34 tv2eBXqa
>>704-705
230さま 相変わらず冴えた短編です。愛はどんな障害をも撥ね除ける。カコイイです。

>>695
519さま 完結お疲れさまです。攻め妹の明るいストーリー、良かったです。
私には真似出来ない明るさが何ともいえず面白かったですよ。

ということで、また短編を投下してみます。

708:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/04 02:34 tv2eBXqa
桜が咲いたとはいえ、雨降りの肌寒い土曜日。
こんな日はお兄ちゃんにぴったり寄り添って、ソファーに座って本を読みながら一日を過ごす。
‥‥私が恋する人は嫌な顔ひとつせず、こうして私の傍にいてくれる。

本を読むのにも疲れ、お兄ちゃんの肩にもたれ掛かって目をつぶる。
そうやって甘えるわたしを叱る事もなく、お兄ちゃんは本を置いて肩をそっと抱いてくれる。
布越しに伝わる温かさに包まれて、私はいつしか眠りに落ちる。
ちょっとだけ恋人気分を味わいながら‥‥

709:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/04 02:35 tv2eBXqa
『お兄ちゃん、好きです』‥‥あなたに伝えたくても、伝えられない言葉があります。

あなたも私を『好きだよ』と言ってくれるけど、それは『妹』の私に向けた言葉。
‥‥好きだよと言われるのが、こんなに悲しい事だなんて思いもしませんでした。
そんな残酷な優しさでも、それにすがってしまう私は愚かでしょうか‥‥

こんな私に許されるのは、『妹』のフリをして甘えることだけ‥‥
こうやって寄り添い、穏やかな時間を過ごせる事だけが、私の小さな幸せ。
今だけでいいからあなたの傍にいさせて下さい‥‥大好きなあなたの傍に‥‥

710:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/04 02:37 tv2eBXqa
以上です。単なるスレの保守活動でした。
タンペンッテムズカシイ…

711:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/04 02:51 JhZdwn25
>>702-704
妄想が浮かんできました…
「ん。 お兄ちゃんおかえりー。」
ポッキー食ってくつろいでる心配をひとかけらもしてない妹の姿が…
なぜだ…orz

>>708-709
横で澄ました顔してるお兄ちゃんは後で(;´Д`)ハァハァしてるんですね。(違

712:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/04 11:42 hR0BC2ty
>>702-704
ギタフリの「Black Horizon」って曲想像した。

713:359 ◆jMOammQf8U
04/04/04 14:42 kBflH1mc
注:これから投下するSSは、萌えもなけりゃ救いもありゃしません。

さ、軽く言い訳も終わったところでw
↓から

714:359 ◆jMOammQf8U
04/04/04 14:44 kBflH1mc
小さい頃から、私は赤い色が好きだった。

優しくて、情熱的で、力強くて。そんな赤色に、私は魅せられていた。


赤いスカート 赤いリボン 赤い靴


715:359 ◆jMOammQf8U
04/04/04 14:44 kBflH1mc
10数年たった今でも、私は赤が好きだった。

あの頃の私とは随分変わってしまったけど、好きな色は、相変わらず赤だった。


赤い指輪 赤いマニキュア 赤い口紅


716:359 ◆jMOammQf8U
04/04/04 14:45 kBflH1mc
目の前に広がる赤い夕焼け。最愛の兄と、飽きもせず、ずっと眺めていた。

この幸せは、決して終わらないと思っていた。けれど、やがて夕日が沈み、

星の瞬く夜へと変わっていくように、至福のときは永遠じゃなかった。



717:359 ◆jMOammQf8U
04/04/04 14:47 VFY1Xjc8
お兄ちゃんに彼女がいる。お兄ちゃんに、私以外の『女』がいる・・・

私は妹。お兄ちゃんとずっと一緒にいられない。でも・・・一緒にいたい。

私のお兄ちゃん。私だけのお兄ちゃん。誰にも渡したくない。誰にも渡さない・・・!


迷い。不安。祈り。決意。


718:359 ◆jMOammQf8U
04/04/04 14:48 VFY1Xjc8
夕焼け空。
ベッドの上に横たわるのは、全身を赤く染めたお兄ちゃん。

赤い夕日 赤い血 赤い刃

永遠の眠りに着いたお兄ちゃんを見つめながら、私はそっと呟く。

「これで ずっといっしょだね おにいちゃん・・・」

そして私は、紅く染まったナイフを、喉元に突き立てた・・・・・



719:359 ◆jMOammQf8U
04/04/04 14:58 VFY1Xjc8
やっちまった・・・・・_| ̄|○ 頃しちまったよ・・・
「人でなし」「お前が氏んでこい」「孕め」以外の感想等でしたら
お待ちしておりますw

・向こうの230さん
愛は人を強くしますね。彼の妹さんは暖かい食事を作って待ってるんだろう・・・
いいなぁ~(妄想)

・FXDさん
切なさ炸裂!(違w
悶えそうになるくらい好きです、こういうお話。

・孕ageさん
>>711   人でなし!!w

720:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/04 15:25 7MOSbQXu
>719

乙。ダークもなかなかによろしいですな。
しかし禁感想の内最後のは激しく言ってみたいw

721:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/04 15:31 dX1O8XZl
>>719
((((((;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル・・・・・・・

こ・・・・・コレは・・・・・・R15指定っすよ・・・・

全国の「お兄さん」気おつけたほうが良いっすね・・・・・・

・・・・・・・漏れもか・・・・・w

722:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/04 15:46 dotdxIfO
いつも股間の凶器で妹を挿しているのだから、たかがナイフで咽喉を刺されたくらい
でガタガタいうんじゃねーっての!



(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

723:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/04 16:50 lhJ6KEpO
愛されるが故に……
「愛のコリーダ 」を彷彿しますな

(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル チンポキラレタクナイ

724:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/04 17:11 c1Kv47B5
 あ~や~め~ た~い~く~ら~い~
 あ~い~し~ す~ぎ~た~か~らぁあぁあぁあぁあ~~

#中森明菜だっけ?

725:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/04 17:59 No42GJvD
どうも魂弐血輪。復活のリゼです。
死んでませんよ・・・・・人生相談板にいただけで。

あの変態妹のシリーズは一時休止です。でも・・・・なかったことにはしませんよ!?
俺だって男ですからっ!!!( `Д´)ドーン

そんなわけで新シリーズ始めます。>>701さんの音楽からイメージを・・・っていうのを受けて
Linkin Parkの「Breaking The Habit」をテーマソングに書いてます。
っつーか・・・・暗いです。救いようがないです。嫌いな人、ほんとすんません・・・・
それでは、少しばかりのお時間を拝借して・・・・・・・・

726:Breaking The Habit
04/04/04 18:04 No42GJvD
はぁっ・・・・はあ・・・・あっ・・・・
 くぅっ・・・・あっ、はぁ・・・っ・・・・・

2匹の獣がうめく。
部屋は薄暗く、詰まったエアコンの換気扇から一定のリズムで重い音が繰り返される。

 ごうん ごうん   ごうん ごうん

しかしそれに気づくこともなく、獣たちは行為に耽っている。

はぁ・・・・はぁ・・・・んっ・・・はぁっ、あっ・・・・・
 ごうん ごうん   ごうん ごうん


727:Breaking TheHabit
04/04/04 18:04 No42GJvD
「秀明・・・・・・」
1匹がそう呟くと、何かが弾けたようにガクガクと震えた。

「早紀・・・・・っ!!」
秀明と呼ばれた男の先端から、白濁が飛び散る。
女のなだらかな曲線を描く腹にひとしきり出した後、脱ぎ散らかした服を探す。
ティッシュを2,3枚引き抜いて早紀に渡してやると、それを拭き取りはせずに
指ですくって啜ってしまった。早紀が嬉しそうに微笑む。


728:Breaking TheHabit
04/04/04 18:25 No42GJvD
「・・・・服」
「・・・・ん?」
「はやく着なよ」

早紀は秀明に脱がされる前に着ていた上着までは拾わず、
七分袖のシャツを着ただけだった。下着のラインが見える。
「・・・・クーラー消していい?」
秀明の意見を仰ぐ前にリモコンのスイッチを押す。

 ご・・・・・

半端なリズムだけを残して、換気扇の回転音が止まった。


729:Breaking TheHabit
04/04/04 18:25 No42GJvD
「うわ、なによコレ女の子っぽい」

そう言う早紀の手にはヘアバンドがあった。

「いや、それは明里(あけさと)の。そういえば探してたな」
「可愛わね明里ちゃんは・・・・お兄ちゃんっ子で」
「俺としては苦労してるんだけどな・・・・・」

茶化す早紀にあわせて愚痴をこぼす。
いまだにお兄ちゃんっ子なのも珍しいが、度が過ぎるのもいただけない。


730:Breaking The Habit
04/04/04 18:30 No42GJvD
と、
ピーンポーン・・・・・

噂をすればなんとやら、明里が部活から帰ってきたようだ。
「悪り、ちょっと待ってて」
早紀にそういい残して部屋を出た。

ピーンポーン・・・・・
もう一回。あわてて玄関まで走る。

ピポピポピポピポピポピポピーンポーン・・・・・・・
「だあああぁぁうるせぇええ!!!!」



731:Breaking The Habit
04/04/04 18:39 No42GJvD
勢いよく扉を開ける。
すると、頭ひとつ分低い位置から元気のいい声が聞こえた。

「お兄ちゃんただいま~♪」
「ん、お帰り」

先程の秘め事で疲れきっていたうえに走らされて、頭がくらくらする。
だが明里の顔を見ると癒されるのは兄としての性だろうか。

「明里ちゃんお帰り~」


732:Breaking The Habit
04/04/04 18:40 No42GJvD
早紀が後ろから声をかける。いつのまにか上着を着込んでいた。
「・・・・・・もう帰るの?」
「うん、晩ご飯の支度しなきゃ・・・・・っと、明里ちゃん、はいこれ」

明里にヘアバンドを手渡す。
なんだか恥ずかしい物を見られたようで、明里の顔がぽっと赤くなった。

「――忘れ物。じゃぁねっ」
ぐりぐりと明里の頭を撫でて、すれ違いざまに玄関から出て行ってしまった。


733:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/04 18:45 No42GJvD
っと、この辺で切ります。大体7スレ単位で進行しようかと。

う~ん・・・・こういう始まり方はこのスレの人たちに受け入れられるのかどうか。
甚だ疑問だ。妹以外の女の子と絡むSSってスレ違い・・・・・じゃないですよね?
つーかネタバレだけど明里との絡みのほうがハードだし。

あ、それとテーマソングの歌詞、貼っておきますね・・・・・
URLリンク(www.thelyricarchive.com)

734:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/04 19:13 yLv5Uon/
>>714-718
うわあああ(AAry
>>726-732
これから妹の嫉妬がどのようにお兄ちゃんを捕らえていくのやら…
まさか359氏のよ(ry
>妹以外の
それもおkです(よね? 演出として…つーかそれが普通でわ。
>絡み
ではその分さらに書き足して(;´Д`)ハァハァしる。

735:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/04 22:13 UDNZhIGS
とりあえず、レス返してくれた方に返事だけ。今は作品の充電期間という事にしておいてください_| ̄|○

>>707
妹の姿は出てきませんが、こういう心境を分かってもらえて幸いです(*´∀`)
作品のほうも(*´∀`)ほわーんとしながら読ませてもらいました。頑張ってください。
>>711
妹が悲しい顔をしているよりも、平和ボケしてでも笑っている方が良いと思いませんか?(*´∀`)
>>719
私も書こうと思っていたのに先を越されちゃいました(ノ∀`)ワハー
>>733
頑張って。超頑張って。時に想像を越えた展開にすると面白いかも。
>>712
…よく分かりましたね。大当たりです。Trick Trapの「Black Horizon」を文章化してみましたが、如何でしたか?

こっそり試聴版を置いてみますね(*´∀`)ノシ URLリンク(www.konami.co.jp)

736:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/05 00:38 tKMI+8RX
"mashed potato"
第一回

「別れよっか」
 エリがつぶやいて、洋平はグラスから目を上げた。
「何で」
「何でも」
「何だよそれ」
 エリは温(ぬる)くなったブラックに口をつけて、飲まずにまた置いた。
「だってさ、」
 言いかけにしたまま、エリが席を立とうとする。洋平は何故か動けないまま、
プリーツスカートが翻るのを見ていた。
「ササザキは、私の事全然、わかろうとしないじゃん」
 鞄を持ち上げて、エリが黒板の前を過ぎる。
(黒板?)

737:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/05 00:39 tKMI+8RX
「ンな事ねーよ。待てよ」
 立ち上がって手を伸ばしただけなのに、右手は容易くエリの肩を掴んだ。エ
リが怯えた様に身を引いて、しかし洋平の手を解くには至らず、勢い、
「ひゃ」
「った」
 洋平はエリを組み敷く形になった。
「痛(つ)ゥ」
 エリが半身を起こす。スカーフを付けない胸元からブラジャーが覗いている。
柔らかな太腿と短パンが見えた。股間が重くなるのが、分かった。
「する?」
 エリが言って、洋平の逸物にキスをしてきた。前のめりになった裸の胸の小
さな揺らぎが、興奮を誘う。
(裸?)
 それはエリにしては随分と情熱的なフェラチオで、時折歯が当たるのが玉に
傷だったが、差し引いても。

738:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/05 00:40 tKMI+8RX
(ヤバい)
 洋平はエリを押し倒して、熱く、重くなった逸物をエリの中へ押し込んだ。
そのまま有無も言わせず、猛然と腰を打ちつけた。エリの悲鳴が聞こえる。エ
リの乗った机ががたがたと音を立てる。
(あれ、机?)
 何か変だ。何か。気持ち良い。エリの声。気持ち良い。机。エリ。いや、机
だ。机が気持ち良い。エリが変だ。来る。声が来る。エリ。股間の感覚が無く
なる。痺れる。エリが声?
「うあっ」
 痙攣。それは局所的で、エリの中で断続して、失速して、やがて、
「ふう、」
 エリが息をついて、
「ササザキ、一度もさ、」
 止まる。
「私で、」

739:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/05 00:42 tKMI+8RX
 そこで目が覚めた。いや、意識だけ起きた。目を開けるのが億劫だ。頭がど
ろりとした、何かゲル状の物で満たされている様な重み。不透明で、不均一で、
不安定な、
(うー)
 洋平は寝返りを打って、うつ伏せた。拍子に、逸物の辺りが冷やりとした。
それから逸物がぬるりと滑った。
(っ、)
 その気持ち悪さに、あるいは気持ち良さに、洋平は今度こそ目を覚ました。
四つ這いから腰を下ろし、それを確かめる。トランクスの中側には自分でも驚
くほどの量の精が、それこそぶちまけられていた。
「うーわ」
 参ったな、と思った。話には聞いていたが、まさかこんなに出るとは思わな
かった。時計を見る。六時前。
「、よし」
 家族が起きてくる前に洗ってしまおうと考えた。

740:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/05 00:43 tKMI+8RX
 階段を下りると、渚がいた。
「あー、はよ」
 いかにも気怠げな表情で、ブラジャーを着けながら渚が言う。洋平はその姿
に、自身の股間を意識した。
「お前居間で着替えるのやめろよ」
「いーじゃん、シャワー浴びて部屋戻るの面倒だし」
「そーゆー問題じゃねーだろ」
「えー? 何、ヨーヘーアタシの裸見てコーフンすんの?」
「しねーよ」
 いやらしい笑顔を向けてみせる渚に背を向けて、洋平は脱衣場に入った。渚
が使った後らしく、流し場は濡れて、散らかっている。
「ったく」
 トランクス一枚になって流し場へ入ったところへ、まだ下着姿のままの渚が
臆面もなく顔を出した。

741:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/05 00:44 tKMI+8RX
「ヨーヘー、洗濯機回すから脱いだの入れといて、つーか前隠してよっつーか
パンツはいたまま入るの? 後がメンドーだから脱いでよ」
「妹の下着と一緒になんて洗えるか」
「酷い。つーか男の台詞じゃないよそれ。いーから早く脱いでよ」
 しなやかな長い指が泳ぐように伸びてきて、洋平のトランクスのゴムを握り、
引っ張った。
「止めろ馬鹿」
 洋平は慌てて腰の所で押さえるが、その時には渚の手は既にしてトランクス
を半ばまで下げていた。無秩序に生えた陰毛が見え、それに絡みついた洋平の
精がぬらぬらと流し場の光を反射して、渚の目を引いた。
「あ、はーん」
 渚は例のいやらしい笑みを浮かべてみせると、洋平の恥丘の辺りを撫でさす
り、指先に粘液をすくった。
「なーるーほーどーねー。脱げないワケだ?」

742:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/05 00:45 tKMI+8RX
 冷え切った精を、にちゃにちゃと、弄ぶその手つき、例えば中指と親指でこ
ねて、人差し指にまで伸ばし、二指の合間に親指を、まぐわいの様に挿し入れ
ては、また抜き戻し、また入れると言う様な手つきの示すエロティシズムに、
洋平の逸物は敏感に反応した。
「んふふ。言ってくれればいいのにー。別にこんくらい、ちゃんと洗ったげる
からさ、バレない様に。と―あれ」
 渚は変わらず指先から卑猥な音をさせながら、しかし洋平の下着の下からの
変化を目ざとく見抜いた。
「あれ。あれー?」
 初心(うぶ)なのでは、ない。むしろそれは、何もかも分かっていて、なお
相手を恥ずかしめるため、あるいは興奮させるための、方便だった。それは洋
平にも分かっていた。分かっていたが。
「ヨーヘー、パンツより先に洗って欲しいトコとか、ひょっとして、あるんじ
ゃない?」
 洋平は答えない。

743:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/05 00:47 tKMI+8RX
「ね、どこ、洗って欲しい? 頭? 背中? 腕? お腹? 足? そーれー
とーもー」
 渚はトランクスの上から、半勃ちになった逸物に、息を吹きかける。呼気。
「ここ?」
 洋平は答えない。逸物は確かに勃っていた。洋平は健康な青少年だった。た
だ。
「ねーえ?」
 ゆったりと語尾を持ち上げて、渚が洋平を奮わせようとしても、
(ササザキ、一度もさ、)
 夢の中で聞いたエリの声が、
(私の事、全然分かろうとしないじゃん)
 現実にも聞いたエリの声が、
(何でいつも、私だけ、)
 耳について、離れない。
「―悪い、渚」

744:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/05 00:52 tKMI+8RX
 つぶやく様にこぼした言葉に、その女になりかけている顔面を汚されたとで
も言う様に、渚は顔をしかめた。
「あ、―そう」
 渚はついていた膝を上げ、脱衣所へ出ていった。
「あたし朝練行くから、洗濯機回しといてね。一緒でいーから」
 聞きながら、洋平はシャワーを出した。冷や水を浴びると、表情を歪めた渚
の気持ちが少し分かった様な気がした。腰の周りが重たく冷えて、洋平はトラ
ンクスを排水口の側に脱ぎ捨てた。

//第一回: 終了

>>
ご無沙汰しておりました。
新しく"mashed potato"を始めましたが、"京子"についても稿を捨てた訳では
ありません。様子と自分の調子を見ながら、双方を投稿して行きたいと考えて
います。よろしくお願いします。

745:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/05 00:58 AmRd3VrE
>>リゼル様
新作イイ!!
LINKIN大好きなんでどんな作品ができるのか楽しみw



746:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/05 01:18 JhJXpBPP
寝る前に覗きに来てみたら久々に五日野梟さんが帰って来てる‥‥お久しぶりです。
おお、新作品! 小悪魔っぽい妹さんがいい雰囲気出してますね。期待しております。

>>719
情熱の赤が、冥い紅に変わる瞬間‥‥欲望、独占、狂気‥‥恐い一品です((((((;゚Д゚)))))))ザクグフゲルググ…

>>733
リゼルギン酸さんもお久しぶりです。
>こういう始まり方はこのスレの人たちに受け入れられるのかどうか。甚だ疑問だ。
やはり前フリは必要でしょう。この後、展開がどう転がるのか非常に気になります。

747:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/04/05 01:39 eHAJADOR
 519氏の完結編に(;´Д`)ハァハァ

 230&FXD両氏の短編に。・゚・(ノ∀`)・゚・。

 359氏のダークな作品に((((((;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル

 そして リ(略)・梟両氏の復活!


 恐ろしく賑わってるな…

 

748:230の中の人 ◆EldeW1Y/XY
04/04/05 09:21 tf5bNx9Q
どうやら神様が休息から目覚められたようで…今後の作品に激しく期待ですね(*´∀`)

>>744
初めまして。短編しか書けないちっぽけな香具師ですが、どうぞよしなに(苦笑
作品も生殺しモード全開ですね。やっぱり…と実感してしまいましたよw


359氏の作品に触発されて出来た短編をまた一つ。読み繋ぎにどぞー。

749:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/05 09:24 tf5bNx9Q
淡雪色をした蝶が、果てない夜空を舞い飛んでゆく…。


私は舞う。この世で最も愛しい兄様のために。
私は詠う。この世で最も大切な兄様へ向けて。
私は誓う。この世で最も大切な兄様に対して。

――たとえ耳鼻目口が裂かれても、この想いは永久に変わらず。

ああ、愛しい兄様の手が、私の首に添えられて。
ああ、愛しい兄様の顔が、にこりと口だけ嘲い。
ああ、愛しい兄様の体が、徐々に霞んで見えて。


一人の少女の末路を見ていたのは、満月に溶け込んだ蝶だけだった…。

750:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/05 09:29 tf5bNx9Q
…以上です。とうとう1レス作品にまでなっちゃいましたよ=□●_
>>712氏には元ネタがすぐばれそうな気がしますが、大した問題ではないでしょう(何


次はもうちょっと長いのを書こうよ、私_| ̄|○

751:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/05 13:45 GcvUF5U9
>>745
うおお・・・・リンキンがわかる人がいたよ・・・・
洋楽だとマイナーすぎかな~とか思ってたんですけど。

でも俺ってマリリン・マンソンとかKoЯnみたいの以外に椎名林檎ぐらいしか聴かないし(゚∀゚)ノ☆

752:519  ◆CfpuGKKDJA
04/04/05 14:07 MszFaOVe
>>751
リゼル(略)氏

>洋楽だとマイナーすぎかな~とか思ってたんですけど。
いやいやリンキンパークけっこう自分のなかでわメジャーな方かなって思いますけど・・・・?w

(In The Endしか聞いたことないっすw)

歌に沿ったような作品もイイですねぇ~。

753:359 ◆jMOammQf8U
04/04/05 15:03 FmyoBx6V
リゼル(ry)さん、五日野梟さん、お初にお目にかかります。
超新参者です。ひとつよしなに・・・

長編書くと息切れするんだよな~、俺w

754:712
04/04/05 16:03 c7cynnQV
>>230
・・・GET IT ALL?


755:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/05 19:04 ScdU5cii
音楽とSSか…
周りにあるCD。
・アヌビスサントラ・FF4サントラ・FF6サントラ・マクロス・ゲッター・ガンダム

_| ̄|○

756:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/05 20:22 tf5bNx9Q
「えー、マジー?9時くらいから出かけるってー?」
「つまんなーい!」
「Timepiece PheseⅡとかいう曲のために頑張るのって、もう遅すぎだよねー!」
「キャハハハハハハ!」

(#゚Д゚)<うっさい!俺は新作稼動までにカードネームを金色にしたいんだYo!



という訳で(何)ゲーセン逝ってきます。あ、財布の中身が百円ばっかりw

その前に、神降臨までのつなぎを一つ投下。やっとライトなのが書けたよママンw

757:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/05 20:24 tf5bNx9Q
愛しいあの人はお兄ちゃん。クラスのみんなの人気者。

男の人にも女の人にも大人気で、いつも周りには人がいるの。

スポーツも万能で、今はサッカー部でキャプテンをしてるの。

だけど、それだけ格好いいのに、まだ恋人はいない…らしいの。






ん?まだいない、ってことは――(*゚∀゚*)ソレダ!!

キレイで完璧な女の子になれれば、お兄ちゃんは私に振り向いてくれるかも!

758:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/05 20:27 tf5bNx9Q
毎朝の目覚ましが、しょぼい電子音から可愛らしい声にランクアップ!
女の子に起こされて目が醒めたなら、きっと目覚めもばっちりなはず!

朝のお味噌汁から夜のちらし寿司まで、料理の腕は天下一品!
学校に持っていくお弁当も、口を飽きさせないほどの美味しさ!

部活から帰ってきたら、ねぎらいの肩マッサージも当然完備!
お風呂ではスクール水着に着替えて、背中をお流しいたします!

夜のお相手も、どんな人よりも尽くしに尽くしてみせます!
まだちっちゃい胸だけど…頑張って大きくするもん!




(;´-`).。oO(…ど、どれから手をつけたらいちばん楽かなぁ…)

759:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/05 20:35 tf5bNx9Q
…以上です。いやー、前々からやりたかった「作品中に顔文字を使う」のが出来て面白かったですw

お兄ちゃんを狙うために、あれやこれやと頑張ろうとする妹。しかし現実はそんなに甘くないのです。
欲張りすぎて日々苦戦している妹を想像して(・∀・)ニヤニヤしてもらえたら嬉しいですw

760:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/05 22:37 ypgp+Awa
明るく元気でちょっとおバカっぽい感じの妹が微笑ましくてワラタ!

761:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/06 00:49 3jKGX3Jl
>>758
朝…なかなか起きない上にむかついて乱暴に起こしたら朝から超不機嫌に。
料理…そう簡単に上達すれば苦労は無いよね…
マッサージ…意外に好評だったけど途中で逃げられた。…惜しい。
夜…これが一番手っ取り早いけど、いつもお兄ちゃんより先に寝ちゃうんだよね。

(*´Д`)はふぅ…

762:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:01 qt6B1/nG
花粉症でもはや死に体の三文です。(ノд`)
お久しぶりでござます。二週間ほど放置プレイしてました。
時々来てはカキコせずに読んでおりますたが、いやもうなんかこのスレ、文士方大活躍でスバラスィー化してますね。
しかしけっこう、活字書くの好きな方って多いんですねぇ。いまさらですか。

前に提案した件は、何事もなかったように無効ということでw
やぱしこの板がピッタンコマッチングですし、わざわざ移る必要も無いッすね。
んじゃ絵師殿の更なる降臨など、みんなでお祈りしましょうw

あらら、けっこう近隣パーク好きな方多いんですな。オイラもかなり好きだったりします。
「ポイントオブオーソリチー」(ReAnimatorのリミックスバージョン)が一番好きだったりしますね。

ではホントにおひさでポストと参ります。>>426から。ずいぶんスレ番飛びましたね。(遅漏

763:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:04 qt6B1/nG
ささやかな会話の間でも、兄の屹立は衰えずにいられた。
「ケイ、ちょっと…待ってな」
そう言って妹に背を向ける。
いくら妹が、その"避妊のための道具"の知識を持ち合わせているとしても、
実際に好きな相手の前で、それを着装することには、いくばくかの羞恥心を感じていたからだった。
「お兄ちゃん…」
背後から甘い声が響いた。
「な、なんだよ」
背中を向けたままで兄は応える。

764:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:07 qt6B1/nG
「それ…どうなってるの」
「ど、どうって?」
ちょっと焦り気味の兄だった。
「その…」
声に反応して、、首だけ妹に向ける。
すると妹はいつの間にか身体を起こし、兄の背後から、股間をちゃっかりと覗き込んでいた。
「な、なに見てんだよ…」
「だって…興味あるもの…」
反り返った兄の分身に注がれている、妹の熱い視線。

765:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:10 qt6B1/nG
「どんなふうに…それを付けるのかなあって…」
「ちょ、ちょっと…おい、み、見るなよ…」
赤らむ兄の顔。
「見せて。ね、お願い…」
「むむむ…」
辛いような嬉しいような、複雑な表情の兄。
はあっ…。
けれど即座に、あきらめの表情に変わる。
「ええとな、これをこう切って…」
ピリリとパッケージを破る。

766:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:14 qt6B1/nG
「うん」
「中にこういうのが入ってるから…」
ゴムの、厚めになっている外輪をつまんで取り出す。
「うん」
「向きがあるから…間違えないようにして…」
「うん」
「これを…こうして…」
亀頭の先の先に、それをあてがう。
「う、うん…」
「丸まってるから、そのままくるくるって下ろして…被せるんだよ」
人差し指と親指で押さえ、そのまま着装しようとした、その時。

767:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:18 qt6B1/nG
「待って」
その作業に、妹がストップをかけた。
「ぅえ?な、なんだよ」
亀頭まで覆ったところで、兄が指を止める。
「それ、私がやってあげても…いい?」
「えええ?」
思わず驚嘆の声をあげてしまう兄。
「な、なんで?」
「だって…面白そう…」
妹は瞳を輝かせながら、兄の屹立をじっと見つつ、そう呟いた。

768:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:24 qt6B1/nG
「や、それはちょっと、いくらなんでも…恥ずかしいって」
本気で恥ずかしがる兄だった。
「でも…してあげたいの」
そう言って、またも上目遣いの視線を兄に投げかける。
うっ…。
「じゃあ…いいよ。頼むからそんな目で見るなよ…」
兄がそう言うと、妹は一段と身を乗り出し、ほとんど上半身を兄の左足に載せながら、屹立へと手をやる。
「えへへ…」
乳房がまた、兄の身体に押しつけられる。
「…(むむ)」
鼻の下を伸ばしながら、兄は妹の行為をじっと見守った。

769:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:26 qt6B1/nG
「ふうん…こんなふうになってるんだ…」
独り言を呟く妹。利き手をコンドームに伸ばし、そして左の掌を竿の部分に添える。
妹の体温が、兄の鋭敏な器官に伝わってくる。
「…(むむむ、む)」
そしてゆっくりと、ゴムの丸まりをくるくると…下に降ろす。
「…(こ、これはこれで…なんて言うか)」
心地よい刺激だった。当たり前のことではある。

770:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:31 qt6B1/nG
「あ、なんかこれ…ぬるぬるするのがついてるよ。ねえお兄ちゃん…」
そう言いながら、指をすりすりとゴム越しの屹立に撫でつけている。
「あ、あのな、それはだな、たぶんローションとかいうもので…」
「…ろーしょん?」
「たぶん、入れやすくするために…塗ってあるんだと思う」
「…オンナの人の、アソコに…入りやすくするための…もの?」
「あ、ああ。たぶん…ね」
そんな会話をしつつも妹は手を休めずに、兄の屹立(コンドーム付き)を、
くにくに、くにくにと弄び続けていた。

771:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:37 qt6B1/nG
「ケ、ケイ…ちょっと、も、もう、や、やめ…」
「えへ♪、お兄ちゃん、気持ちいい…?」
小悪魔的に微笑む。
「き、気持ち良いから…もう…やめろって」
耐える兄。尻の穴に力を込める。
「ちょっと…ゴムの匂いがするね」
自分の指をくんくんと嗅いで、妹が言った。
「あ、当たり前だよ。ゴム製なんだから…」
「うん…」
なおもくにくにといじり続ける。

772:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:44 qt6B1/nG
「これ…つるつるするね…」
「ま、まあな…」
「なんか…いい手触り…」
妹の瞳が、ぼんやりと潤み始めていた。
くに…くに…くに…。
「…(う)」
兄もぼんやりと自分の屹立を眺め、ただ妹の指遊びに身を任せていた。
そのまましばらく二人とも黙りこむ。
お互いのゆっくりとして、けれど深く吸い込み吐く、息の音だけが響く。
兄の腹筋が大きく波打っている。
妹の張りのある胸の肌が、ふいごのように膨らんでは戻る。

773:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:45 qt6B1/nG
「お兄ちゃん…?」
先に沈黙を破ったのは妹だった。
「う、うん」
「…」
「…」
「…できたよ」
…そうだ。準備がこれで。
「あ、ああ…」

774:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:49 qt6B1/nG
「このままこれが…入るんだよね。
わたしの中、に。また…」
「う、うん…」
「これで…赤ちゃんできなくなる?ほんとうに…」
「た、たぶんね…」
「…」
「…」
「…じゃあ、いっぱいしてもいいんだよね」
「…いっぱい?」
「うん…いっぱい。お兄ちゃんが…今度は…
お兄ちゃんも…ちゃんと気持ち良く…なるまで…」

775:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 01:53 qt6B1/nG
妹は俯いていた。
妹の気持ちがよく解った。
ケイは…本当に優しいな…。
兄は、聞いてみたかった事を口に出してみることにした。
「俺…本当に気持ち良くなっても…いいか?
その…今度はケイの…中で…」
「うん…いいよ」
即答してみせる妹。
それに応えるように、また兄が見つめる。
「ケイ…」
身体を回し、妹を軽く抱き直す。

もう言葉はいらない。

776:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 02:08 qt6B1/nG
糸冬 です。定番生殺しですw

次作も、まあまあ進んでおります。このところ非常にクオリティの高い作品が文士の皆様よりポストされまくりですので、
オイラもガムバッテ書いております。単に負けん気が強いとも言うw
前にもちらっと書きましたけど、今作は細かい描写に懲りすぎてもうすでに反省態勢なんですがw
基本的にストーリー性皆無の密室劇ですしね。
まあでも、自分自身の勉強にはなりました。ここまでこだわって書くことは、このスレで挙げてる作品でも、
個人的に書いてる作品でも、未だ無かったもので…。
なので次回は進展が早く、ストーリーにこだわってやってます。そのぶん、描写は大雑把かもですが。

というわけで今後もお楽しみに。というようなことでも書いておかないと、たぶん忘れられちまいますのでオイラの存在w
極悪遅筆文士三文でした。今晩はこんなところで。 ヾ(´д`)

777:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/06 02:09 3jKGX3Jl
この音速だけは譲れない!
三文㌧キタ━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
ローション付きコンドームなんてどこで手に入れたのやら。
終盤に向けて目が離せなくなってきますた!(*゚∀゚)=3モハー


778:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/06 02:20 qt6B1/nG
…珍しく返レスですw
孕ageさんコムバムワ。たぶんいらっしゃるだろうと思ってましたw
めきめき文章が上達してますね。今カナーリ個人的に楽しみです。これからもガムバッテくださいな。

ええと、オイラが今まで買ったことのあるゴムは全部ローション付きでしたけどw
でも実戦となると、あのぐらいでは量は足りないとw
そのぶん大変な労力を必要と(ry
「痛いよ~」とか言われた日にゃそれはもう萎え(ry

いやもう語るまいw

779:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/06 05:13 XePWpJHe
ローションって不用意に保存すると腐る

780:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/06 05:21 /0gB/h99
俺はローション付きだと後でお掃除してもらえないから嫌だなぁ・・・

781:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/06 08:48 biJdd/EM
どうも、二日酔い気味でふらふらです。やっぱ呑み過ぎたかなーイタタ _| ̄|○

>>776
=□●_ (注:只今萌え殺されておりますw)
コンドームは…うぅ、語ると墓穴を掘ってしまいそうなのでスルーしておきますw


そんな朝の一筆を↓。あ、ちゃんと砂と(ryのやつも進めてますよ、ええ。

782:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/06 08:49 biJdd/EM
新緑の朝露が、窓辺の朝日を映して輝いている。



『ねぇ、お兄ちゃん…?』

同じベットの上で、少女は傍らの男に語りかける。

しかし、まだ深い眠りに就いている男は、返事を返せない。


『寝てるの?それとも、起きてるの?』

問い。そして、空白の時間。

それから、少女の口が小さく開いて。

783:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/06 08:51 biJdd/EM
『…わたし、ね。お兄ちゃんが大好きだよ』

少女の口から紡がれた、小さな小さな想い。

満ちる思いは言葉に溶けて、光輝く粒に変わる。

夢と希望に満ちた、幸せの雨が胸に降ってくるよう。



『これからもずっと、一緒にいようね?』

何も変わらない、いつもと同じ朝。いつもと同じ風景で。

小鳥たちの鳴き声が、二人の甘い朝を祝うように響いていた。

784:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/06 08:53 biJdd/EM
…以上です。なんだか長編を書く気力がありませんよ'`,、('∀`) '`,、


∧||∧


しばらくは、作品と作品の間に短いのを投稿していこうと思ってます。他の文士様がんばってw

785:359 ◆jMOammQf8U
04/04/06 13:41 7pqMLeVz
>>三文さん
いいですな~、ご飯おかわりできますよw

すっかり短編SS野郎になっちゃった俺・・・とりあえず投下


786:359 ◆jMOammQf8U
04/04/06 13:43 7pqMLeVz
3月

一つ上の兄さんが、K高校の受験に合格した。

そして4月

中学3年生になった私の目標はただ一つ。そう、兄さんと同じ高校に行くこと!
一年間、勉強、勉強、勉強・・・
先生には「相当頑張らないと難しいな~」なんて言われたけど気にしない。
私の辞書に不可能という文字はない!信じるものは救われる!Dreams Come True!
私のこの努力と情熱をきっと神様も認めてくれる。
来年は、兄さんと一緒に夢の高校生活!駆け巡る青春!!待っててね、兄さん♥


787:359 ◆jMOammQf8U
04/04/06 13:45 7pqMLeVz
一年後

試験は終わった。後は結果の到着を待つばかり。
『ピンポ~ン』
来た来た!私に春の訪れを告げる一通の封筒!
我ながら頑張ったよな~、私。全てを勉強に捧げた一年間。それもこれも、
すべては兄さんと同じ高校へ通うため。あぁ、想像しただけで顔がにやけてくる・・・デヘヘ
さあ、血と汗と涙と睡眠不足の結晶が、今花開く!
光の速さで封筒を開け、通知を取り出した。


『・・・・・残念ながら、不合格と・・・・』


・・・・・・・・・・さようなら、私の青春・・・・・・・・・・


788:359 ◆jMOammQf8U
04/04/06 13:49 7pqMLeVz
え~・・・心の傷をえぐってしまった方がおられましたらゴメンナサイw

230さん
萌えました、そして、悶えましたw

コンドーさんの話はスルーしますw
自家発電にコンドーさん使ったことのある人って・・・俺以外にいます?w


789:712
04/04/06 16:56 FlgZe8QP
>>230
すげぇ。漏れなんてGF600台の上に
カード無くしましたYo。
こんな雑談ばかりじゃあれなんで、初めてですが
自分も作品つくりに挑戦しようかと思います。
230氏に倣って音ゲー曲から想像膨らまして作るんで、
今しばらくお待ちを・・・。

790:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/06 21:16 TpGADKgl
>私の辞書に不可能という文字はない!

 それは落丁です。弊社へお送り下さい。送料当方負担にて交換致します。

791:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/06 22:47 YpIybiN0
>>788

ノシ

792:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/08 03:02 CQTZ5rEG
ノシ

793:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/08 03:15 vwyE2+hv
"mashed potato"
第二回

 脱衣場へ出た渚は、洋平の精がこびりついて、しかし既に乾き始めている指
先を、ぴちゃとしゃぶった。
「ん、」
 ちゅ。ぴちゃ、ちゅ。ちゅ。ちゅう。
「はあ、」
 嘆息の様な、しかし嬌音を確かに含んだ吐息が、漏れて、
「っ」
 体の内側から、あるいは外側から唐突に飛びこんできた、震えが起こって、
渚はその一瞬を、そして余韻を、ねぶる様にたっぷりと、味わった。
(朝練、どーしよーかな)
 すっかり味のしなくなった指を洗いながら、思う。
(サボっちゃおーかな)

794:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/08 03:16 vwyE2+hv
 ブラウスに腕を通す。スカートをはいて一回巻き上げる。ネクタイを緩く締
める。ブレザーを羽織ると、肩の辺りに重みがかかるのが分かった。逃げ切ら
ない熱が厚い布地の下にこもって、正直なところ脱いでしまいたかったが、
(ブレザー着てた方がカワイーし、真面目に見えるし)
 校則を守るに越したことはない。それは裏でどんな事をしていようが、見え
るところで素直であり、勤勉であり、快活でありさえすれば、教師に目をつけ
られる事は決して無いという意味だった。煙草を飲もうが、酒を飲もうが、バ
イクに乗ろうが、バイトをしようが、喧嘩をしようが、盗みをしようが、 
―セックスを、しようが。
 渚は高校に入って三人の男と付き合って、その全員と寝た。中学で付き合っ
た人数は五人だから、似た様なペースである。交際を申し込むのはいつも男で、
別れを告げるのはいつも渚だった。デートに誘うのはいつも男で、行き先をね
だるのはいつも渚だった。先に来るのはいつも男で、帰ろうと言い出すのはい
つも渚だった。キスをねだるのはいつも男で、体を求めるのだけは、いつも、
渚だった。

795:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/08 03:18 vwyE2+hv
 それは淫らな快感の虜になっているという訳では決して無く、渚はただ、も
っと近い所で、もっと長い間、触れ合っていたいだけなのに、男たちは、
(男なんて、)
 股間の触れ合いしか、
(スケベ、ばっかり)
 求めてくれない。
(ヨーヘーも、やっぱ同じなのかな)
 以前ヨーコが言った事を思い出す。
(アタシの友達にナオってコがいてさー、そのコが前イチコー(一高)のヨー
ヘーってヒトと付き合ってたんだけど、この前別れたんだって。でね、なんか
ね、そのコが言うにはね、メチャクチャ上手で気持ちいいんだけど、二人でセ
ックスしてる気がしないー、とか言ってたけどさ、)
 十中八九、兄の事に違いはなかった。
(もったいなくねー?)

796:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/08 03:19 vwyE2+hv
 そーかな、と本音を言ったら、きっと突っ込まれたに違いない。気を抜けば、
自分の大事なモノを、弱みを、いつの間にか持って行かれる。知っている。だ
から、
(ホント、もったいなーい。つーかアタシに紹介しろよってカンジ?)
 渚は平然と嘘を吐いた。もしも誰か本当に、正直に、胸の内を打ち明けられ
る相手に、全てを話す事ができたなら。そんな人に、抱きすくめられたなら。
体を重ねられたなら。
「、いいのに」
 ソファに寝転んでいた渚は体を起こして、鞄を取り上げた。
「朝練行っかー」
 多分遅刻だが、外周を走らされるにしても、体を動かしている間は、気が紛
れるだろう。
「ってきまーす」
 革靴に足を突っ込んで、鍵を閉めると、渚はもうすっかり、家の外の顔にな
っていた。

797:五日野梟 ◆yD.LvL/296
04/04/08 03:29 vwyE2+hv
//第二回: 終了

>>
短い上にエロくなくてスミマセン(;´Д`)
伏線があまりに見え見えですが、ポテトは中編くらいの
つもりでいるので見逃して頂ければ幸いです。わりとサクサク進めます。

長編を書くコツは、思いついたネタを三日ほど寝かせてみることだと思います。

では、失礼します。眠ー。

798:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/08 03:38 TjhQy1pH
音速!
>>-796
キタ━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
もはや私なんかとは格が違います… _| ̄|○コレガホンモノノブンショウカ…

>長編
私の書き方は
1・普段から妹妄想しておく。 2・何となくネタを思いつく。 3・ちょっとそれでコイてみる。 4・半勃ちのまま、いざ執筆。
て感じですかね。 下品でスイマセン_| ̄|○

799:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/08 07:35 G19qWqro
>>五日野梟様
さ、流石・・・・いや、俺も負けてらんねぇ!!

いまだ必殺、出勤前投下ああぁぁ!!

>>732から。

800:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/08 07:36 G19qWqro
「・・・・・バレてるのかな」
「・・・・・・一応、まだ」

2人だけにしか判らない会話。2人だけの秘密。
お母さんたちにも内緒――

「今日は?いける?」
「いや、ダメだわ。さっき思いっきり出しちゃったし、俺」
「えー?・・・・ったく、お兄ちゃんったら忍耐力なさすぎっ」


801:Breaking The Habit
04/04/08 07:37 G19qWqro
「でも・・・・このヘアバンドは失敗したなあ」

早紀に手渡されたヘアバンドをまじまじと見つめて言う。

「そりゃまあ・・・・妹だし。大丈夫じゃないの」
「この前は押し倒したのはお兄ちゃんでしょ!もう・・・・」
「明里だってノリノリだったじゃん・・・あんなに喘いじゃって」
「わー!!言うなぁ―っ!!」

兄妹としてではなく・・・・セックスの対象としてのじゃれ合いであった。


802:Breaking The Habit
04/04/08 07:38 G19qWqro
「――っ・・・・」

突然、明里の唇が塞がれた。
だが抵抗もせずに秀明の舌になすがままにされる。
舌の根から歯の裏まで、口中を蹂躙されていく――
明里の目はしだいに鈍い光を放っていった。

「お兄ちゃぁん・・・・・・」
「明里・・・・・・・」


803:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/08 08:20 DCn9MT9l
最終レスから30分が経過しているので俺様ルールにより中断と判断します。(つーか眠い。

いまだ必殺、寝る前音速ううぅぅ!!
>>-801
って、お兄ちゃん二股!?Σ(゚Д゚)
そんな関係バレてないはずが… うわなんだお前ら先読みしやがっ…(ry  くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」!!

804:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/08 13:51 FGiiUh9d
(´-`).。oO(出勤時間にかぶっちゃったのかなー、とか思ってみたり…)

>>789
よし、359氏に引き続いてスカウト成功!w

>>797
((((((:゚∀゚))))))す、すげぇ…まさに神…

>>800-802
だからその甘くてライトな書き方を俺に(ry

805:Breaking The Habit
04/04/08 16:49 G19qWqro
壁にもたれかかり、ゆっくりと崩れ落ちる。
明里の背中の服がめくれ上がるが、気にも留めない様子だった。

さらに激しく、柔らかな唇を犯す。

――ちゅっ、ちゅぅっ・・・・ちゅるっ。

離れた舌の間に糸がひく。
2人の周りが、性の匂いに包まれていった。


806:Breaking The Habit
04/04/08 16:51 G19qWqro
明里の手が秀明の股間に伸びる。硬いものが手に当たった。

「勃たないんじゃなかったのかよぅ」
「あ・・・・あー・・・・明里が可愛くて、つい」
「つい、って程のモノかよ・・・・・・」

ぎゅっ、と肉棒を握られる。服の上からでも気持いいと感じてしまう。
明里の手はしばらく腰の辺りをうろつき、それから秀明のズボンのチャックを探り当てた。


807:Breaking The Habit
04/04/08 16:54 G19qWqro
チャックを下ろしたとたんに、ぶるんと勢いよく秀明のものが飛び出してきた。

「まったくもう、こ~んなところばっかり元気いいんだからぁ」
「ばっかり、って何だよ・・・・・うっ!」

下着まで一気にずらされ、明里が肉棒にしゃぶりつく。
口の中いっぱいに含んだそれを舌で転がし、吸い付きながら引っ張る。
ピンク色の唇に挟まれて、秀明の分身がピクンと跳ねた。


808:Breaking The Habit
04/04/08 17:07 G19qWqro
「はぁ・・・どこで覚えてくるんだよっ、そんな技っ・・・・あはぁっ」
「む?」
「うぁ・・・・咥えたまま・・・・喋るなぁっ」

ちゅぽん、と音を立てて唇を離す。

「えへへ・・・お兄ちゃんが一番喘ぐところ攻めてるだけだよ」
にっこりと笑ったその顔は、今置かれている状況に似つかわしくないほどに輝いていた。


809:Breaking The Habit
04/04/08 17:10 G19qWqro
「ココとか、ほらこの裏スジとか、さ」

ちゅっ、ちゅっ、と唇が吸い付いては離れ、糸を引く。

「くぅ・・・・止めっ、すごっ・・・・・・・うあぁ」

秀明が堪えきれずに甘美の声を漏らした。
その音色を味わうように、明里はさらに激しく秀明の身体を奏で続ける。

「お兄ちゃん・・・・・・」


810:Breaking The Habit
04/04/08 17:11 G19qWqro
少しだけ、ただの1秒もないくらいだが明里の動きが止まった。

「・・・・・・・明・・・里・・・・?」
「う、ううん。なんでもない・・・・。なんでもっ」

その声に気づき、誤魔化すように喉の奥まで咥えこむ。

 (・・・・ダメだな、あたし)


811:Breaking The Habit
04/04/08 17:11 G19qWqro
実の兄との行為のなか、思い出してしまったのは自分の恋敵の顔。
早紀であった。
今の自分のように、兄の肉棒に喰らいつく早紀。
兄の精を受け入れ、満足そうに微笑む早紀。
私はそれを後ろから見ていられるだろうか。2人の幸せを壊すことができるだろうか。
サキさん―――

「あっ、明里っ!!イくぅっ!!だ、出すぞ・・・!?」
「んふうっ・・・・んむっ」


812:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/08 17:22 G19qWqro
っと、ここで切ります。
1レス目でコテハンのまま投下しちまった・・・・ヤヴェ・・・

んで、まあ結局>>802のあとに連投規制喰らってる間に時間になっちまったわけですがw
ミスったもんはミスったって事で開き直って勤務にいそしんでましたよ、きちんと。

・・・・みたいな事情により今回は午前・午後合わせて1クールとなります。

ええい、侘び代だおまえら!!3レス分余計にもってけドロボー!!ヽ(;´Д`)ノ

813:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/08 17:27 G19qWqro
うっわヤバっ!!日本語間違った!!

>>801
× 私はそれを後ろから見ていられるだろうか。2人の幸せを壊すことができるだろうか。
○ 私はそれを後ろから見ていられるだろうか。2人の幸せを壊さないでいられるだろうか。

意味逆だよ、りぜるさん・・・・・(;つД`)ハズイ・・・・

814:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/08 17:28 MbAUyHj9
いまだ必殺、起きた直後音速ううぅぅ!!
…やな生活。_| ̄|○

>>-811
むふぅ… ココでも妹の嫉妬が肝ですか…
>>812
連投規制除けに他者が1レス挟むのを支援と呼ぶのですが…要りますか?
流れが妨げられる希ガスなんで三文㌧は要らないようですけど。
>>813
アブネー

815:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/08 17:57 G19qWqro
>>814
あー、支援はガンガン受け付けてますよ。
でも・・・朝の通勤ラッシュの時間だし。そんな時に音速誇ってるのアンタ様くらいのもんだしw
まあ尊敬に値しますが。スゲェよマジで・・・・・・

>>妹の嫉妬が肝ですか…
か、かぶった!?オレかぶった!?ギャ――(((;゚Д゚)))――!!!

816:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/08 23:29 nkvVbXxI
2、3日来なかったら皆さん、力作投下しまくりですねぇ。
皆さんの作品に全部レス返したいけど、うざくなるから自粛します。
でも一言だけ‥‥リゼルさんの>>811
>2人の幸せを壊すことができるだろうか。
‥‥話が思いっきりダークな方向に行くのかと一瞬、ドキドキしました。

それにしても、古株の三文さんを始め、皆さんクォリティ高いよなぁホント‥‥

皆さんに負けないように(もう負けてるって!)ちょこっと書き上げた短編『カプチーノ』投下します。

817:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/08 23:30 nkvVbXxI
妹と共に休日の賑わう街を歩く。
この歳で妹と出歩くのはどんなものかとは思うが、
たとえ妹であっても、かわいい女の子と一緒に街を歩くのは悪くない。
妹も嬉しそうだし、まあ、その辺は良しとしよう。

歩き疲れてコーヒーショップでひと休み。
俺はいつものカプチーノを。妹は何を頼もうかとまだ思案中。
『これ、おいしそう』とか、『こっちもいいかな?』と悩む仕草が何とも愛らしい。
散々悩んだ挙げ句、やっと『お兄ちゃんと同じの』に決めた。
普段は極悪な位甘いものを頼むのに、どういう心境の変化なのだろう。

818:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/08 23:31 nkvVbXxI

小さなカップに入ったカプチーノ。砂糖も入れずに、二人で同時に口をつける。その途端、
「‥‥にがっ!」
あまりの苦さに妹が顔をしかめた。可笑しくて、つい笑ってしまう。
その可愛い唇にクリームの泡がついている。
「苦いに決まってるだろ。ほら、口に泡がついてるぞ」
そう言って紙ナプキンを渡そうとすると、妹は小さな舌でその泡を舐め取った。

舌の動きを見せつけるようにゆっくりと、艶っぽく、ちょっとやらしく舌が唇を舐める。
綺麗な、形のいい唇が濡れて艶やかに光っている。
妹はまるで俺の反応を楽しむかのように、潤んだ上目遣いの瞳で俺を見つめている。

819:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/08 23:33 nkvVbXxI

可愛いと思っていた妹に『女』を感じて背筋がゾクリとする。
幼い色気に当てられて、固まったままの俺の唇に細くて、しなやかな指がそっと伸びてくる。
「お兄ちゃんの口にも泡、ついてるよ」
唇についた泡を掬い取って、その指をさも愛しそうに、何かをしゃぶるように舐める。
「間接キスだね」
言葉も出ない俺に向かって無邪気に微笑む妹。

何か恐い気がする。俺を誘うような妹の仕草が。そして‥‥
妹に『女』を感じてしまう俺の心が。胸がときめいて、もう妹から目が離せない。

もしかすると、俺は既に妹に堕ちているのかもしれない‥‥

820:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/08 23:38 dBM6PcUp
以上です。なんか私、最近、短編づいてますね。
特に230さんの影響が大きいみたいです。でも、あんな詩情溢れる短編は
私にはマネできないですけど‥‥

長々と書いている長編の方も近々進めたいと思います。忘れられないうちに‥‥

821:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/04/08 23:43 GDT7VQOk
キタ━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━!!!!

 っていうか職人多すぎてレスしきれねぇなぁ…。

 皆様GoodJobです。

822:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/08 23:53 MbAUyHj9
おんそ(グギッ

>>817-819
色気づいた妹よりそれに(;´Д`)ハァハァしてるお兄ちゃんのが危ないつー事ですな。
>>820
ところで前回の長編のエピローグまだですかね。
>>482で言った手前出しにくいんでつけど。(偉そうにしてスンマヘン

823:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/04/09 00:05 42TLARLL
投下した皆様


Good Job!


824:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/09 02:00 yhcgGJpY
よし、今なら読み繋ぎ作品を落とすのに最適なタイミングだ!(そうだと勝手に予想)

>>812
誤字は天敵。出来上がった作品は3度ほど読み返してみるべし。

私の場合、それでストーリーごと変わっちゃったりするんですけどね(;´∀`)

>>820
よし、これで3人m(ry 
いやいや、私の作品なんてまだまだ生殺しスキルが足りないので修行中です(苦笑

短編の方も(*´∀`)ウナーって感じで読ませて貰いましたよ。けど私コーヒー嫌いなんだった(´・ω・`)ショボーン


という訳で投下してみます。今回はちょっと長めかな(…と言っても短編な訳ですが)

825:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/09 02:01 yhcgGJpY

春の一刻、紅色の桜が咲き誇るこの場所で。

私たち兄妹は、仲良く手を繋いで笑っていたね。

風が吹き、桜の花びらが先の道に絨毯のように伸びていく。

穏やかな暖気に包まれて、安らかな気持ちで瞼を閉じれば。

甘酸っぱくて心地よい香りが、全身を駆け巡るように駆けて。



はにかんだ顔でお兄ちゃんの方を見れば、にこやかな笑顔があった。

826:230の中の人 ◆EldeW1Y/XY
04/04/09 02:02 yhcgGJpY

夏の一刻、向日葵に囲まれたあの平原で。

私たち兄妹は、越えられない境を越えてしまった。

夜の冷気と肌の熱気か交じり合って、別世界が生まれ出す。

愛しい感情に流されるまま、ひたすらに兄のことを求めて。

この世で最も愛しい人に抱かれ、思いの証を身体に感じる。



そんな二人の艶夜を祝ってくれたのは、上天の満月と大地の向日葵。

827:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/09 02:03 yhcgGJpY

秋の一刻、公孫樹が散り敷いた街路の最中で。

私たち兄妹は、繋いだ手を離すときを迎えてしまう。

別れを告げるその言葉に、私の表情は翳りを隠しきれずに。

引き止めることも、ついて行く事も叶わない目の前の現実。

向かい合った二人の間に、黄色い葉が風に舞い散ってゆく。



悲しげな互いの表情を見つめたまま、呆然と立ち尽くす影が、二つ。

828:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/09 02:04 yhcgGJpY
冬の一刻、彩られた樅の木の広場で。

私たち兄妹は、永遠の別れを迎えてしまう。

兄にねだったプレゼント、二人きりでのクリスマスデート。

二人だけの時間を得た嬉しさと、そこから生まれる寂しさ。

雪の降り積もる寒空の下、いくら待てども兄は来なかった。



兄を探しにいった私が見たものは、朱で染まった雪に埋もれた――。

829:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/09 02:06 yhcgGJpY

…あれからもう、どれほど年月が流れただろうか。

朱い雪は溶け、桜が舞い、向日葵が咲き、公孫樹が香り、また雪が降り。

世界は今日も、あの日と同じように廻り続けている。

私の凍った心を溶かせるのは、あの温かい兄の手の抱擁だけ。

永遠に叶わぬと分かっていても、願う事を止めない心が嘆いている。



そう。心の中の私はまだ、あの桜の樹下ではにかんで――。

830:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/04/09 02:20 yhcgGJpY
…以上です。実験として5レス分に長さを調整してみました。大体これくらいが良さげかしら?

桜、向日葵、公孫樹(イチョウ)、樅(もみ)の四季の樹と、それに絡む兄妹の話です。
取り返しのつかない別れの悲しみから、咲き誇る桜の記憶に沈む妹…感じ取ってもらえたら幸いです。


これの感想とか、次の作品のリクエストなんかがあれば是非。

831:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/09 02:26 gVpgSNlF
>>-829
今度はお兄ちゃんが氏んでるーー!!。・゚・(ノД`)・゚・。
悲劇とは意外なタイミングで起こるからこそ悲劇なんだねぇ…

832:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/09 17:06 /yGuZ0He
>>816
え?そうですよ暗いですよ?言いませんでしたっけw
いや、ホントに鬱系。今はそんな感じしませんが・・・・持ち上げて墜とすのが好きなんでw

>>向230殿
いや、もう言うことないッス・・・・素晴らしすぎて。歌にしたいよコレ。

833:このすれで1000番とった人の妹
04/04/09 18:31 +mZ6hO9G
がんばってねお兄ちゃん

834:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 20:58 A+rdagK8
来られる時に来る気まぐれ文士、三文です。(´д`)ノ
ううむスゲーポスト量然としてきましたね。ええと、ムコーの230殿、359殿、イツカノ296殿、リゼルタン=BTH氏、FXD氏、ですね。
これだけでもゴイスな文士群なわけですが、さらに孕age殿、ピシドリンカ氏、あと名無しで書いてる方もいらっしゃると。
1スレに文士方がこれだけ集っているのは、未だかつて虹板には無かったのではという気もします。
あ、なんか意図せず文士データベースになっちゃいましたねw
みなさんこのままそれなりに続ける(作品を書き続けるという意味で)つもりでしたら、将来的には虹板離れて
一般的な(いやアブノーマルですけどw)ポストウェブサイト立ち上げても面白いかもですね。
誰かやってくださいw
オイラは一応、個人的に今までの作品をまとめたものとか私的なパゲなんかは考えてはいます。考えてるだけw

では今晩もポストと参ります。>>775の続きでござます。
ちなみにBGVとしていま懐かしアニメ、エヴァ劇場版見ながらポストしてます。シンジ君のオナヌーシーン(*´Д`)/lァ/lァ
いやアスカのオパーイがw

835:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:00 A+rdagK8
兄の唇が、軽く首筋を撫でる。腕が、背中と腰に伸びる。
そのまま重心をずらされ、妹は再びベッドに身体を沈める。
「あ…」
乳房の登頂の果芯を、兄の唇が覆う。
まだ熟れきらないそれを、くにくにと甘噛みする。
ほどなく、固くしこってきたところで、さらに強く舐る。
「あ、や、お兄ちゃん…」
ちゅうちゅうと吸う。下品な音にならぬよう気遣いながら。
毛穴の奥まで味わうがごとく、激しくしゃぶる。
ちゅば…ちゅぶ…じゅる…。

836:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:01 A+rdagK8
「ん、く…」
「…ここ、気持ち良いか…ケイ」
唇を唾液まみれにして、兄が言った。
「う、うん。よく…わかんない…」
「ケイの味がする…」
「あ…汗くさいよ…私…やっぱり…。
お風呂…入りたい…」
「そんなことないぞ…。俺が昔から知ってる…ケイの匂いそのままだ」
「やだ…」

837:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:09 A+rdagK8
二人の息が、次第に荒くなってゆく。
兄は口を離し、その乳房に手を伸ばす。かわりに、もう片方の胸へ唇をあてがう。
ちゅう、ちゅう、と、そちらも吸う。
掌で覆った柔らかな丘を、指に力を入れずに、揺する。
「あ、あ、あ…」
「…痛くないか?ケイ」
乳房の中にある、芯の固さを察しながら兄が聞いた。
「だいじょうぶ…だよ」
さっきの痛みに比べたら…
妹は心の中で呟いた。

838:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:17 A+rdagK8
「すごく…きもちいい…」
「そうか…良かった」
兄の舌に、さらに拍車がかかる。
正面から、ぷにぷにした乳房の脇から。
「はあ…はあ…はあ…」
妹は目をつぶり、瞼の奥で兄の行為を反芻しながら、沸き上がる快楽に、ただ酔い続けていた。
そして、乳房を覆っていた兄の利き手が…下腹部へと降りていった。
まずは簡単に、クレバスを指でなぞり上げる

839:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:22 A+rdagK8
「ふっ…」
瞬時に身を震わす妹。
亀裂の奥底が、きゅん、と自然に締まる。
「…」
兄はその指を目の前に持ってきて、血片の痕跡が無いことをまず確かめた。
「ケイ、もう血は…出てないみたいだけど…」
「う…うん」
「指…入れるよ」
「うん…」
そして妹は、自分からしずしずと足を開いた。
兄はその中心に、ゆっくりと指を沈めてゆく。

840:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:27 A+rdagK8
ぬちゅり…と、水音が微かに。
これ…血かな。
少し戻して、その指の腹を見る。今しがた埋没していた場所を湿らせていたのは、
赤い血などではなく、透明感のある愛液だった。
濡れてる…。
「お…兄ちゃん、まだ血が出てる…?私の…」
察して先に、妹が聞いた。
「い、いや…」
兄が素直に答える。
「いや、血は出てないよ…もう。でも別の…」
「…べつの?」
「別の…エッチな液が…」

841:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:33 A+rdagK8
「やだっ…」
顔を背けて恥ずかしがる。
「おっぱい…感じたのかな」
ふふっと、兄が不敵な笑いを発した。
「いじわる…」
「はは…」
そのまま脇腹にキスをする。と同時に、指をもっと深みに、ずぶずぶと沈み込ませてゆく。
「ああ、あ…」
狭い膣壁のヒダを、ゆっくりとゆっくりと、指紋で確かめながら。
「ひ、あ、お兄ちゃ…ん」

842:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:47 A+rdagK8
ついさっき、自分の屹立が押し込まれていたとは思えないほど、なおもそこは狭かった。
けれど奥から、熱い泉がじゅんじゅんと沸き続け、兄の指の進入を助けた。
すご…。
根本まで入ったところで一度休み、それから抜き出す。
ずるり…と、愛液にまみれた中指が顔を出す。
「ふあ、ああ…」
妹の嬌声が漏れる。
「ケイ…痛く…」
「…くないよ」
兄の言葉を自分から繋ぐ。
そして荒らげる息。
まるで挑発しているかのように、乳房が大きく上下して、兄の目の前に突き出される。

843:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:51 A+rdagK8
「ぜんぜん痛くないから…もっと…もっとして…」
はふ、はふ、と漏れる甘い息とともに、妹の言葉も乱れた。
「あ、うん…」
妹のリクエストに応える。再び指を沈め、今度は中で指を軽く折り曲げてみる。
「ひあっ!あああ…」
「ここは…感じるのかい?」
ゆっくりと、くすぐるように指を擦る。
温かい粘膜が、兄の指にからみついてくる。
「ふああ、ふああああ、いやあっ…」
すぐに指の動きを止めた。
嫌、という言葉に、瞬時に反応してしまう兄だった。

844:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:56 A+rdagK8
「あ、ごめ…嫌だったか?」
「ふう…ふう…はあ…」
瞳をゆらゆらと潤ませて、兄を見る。
「ち、ちがうの…嫌なのじゃなくて…」
「…」
兄は次の言葉を待った。
「つい…出ちゃうの、声が…。
お兄ちゃんの指が…とっても…とっても気持ちいいから…」

845:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 21:59 A+rdagK8
「…じゃあ、続けていいんだな?」
「う、うん…続けて。続けてお兄ちゃん。
もっと…私の中を…いっぱい…いじって…」
「…じゃあ、ケイのお望みのままに…」
そしてまた、兄は前戯に耽ることにする。妹の言うとおりに、中を…
少しだけ強く、愛液と粘膜を攪拌してみる。
くちゅくちゅくちゅ…。
思いのほか、高い水音が響いた。

846:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 22:02 A+rdagK8
「…やだっ、お、お兄ちゃんっ、わっ、私のっ、中からっ、こっ、こんな音がっ…」
質感のある妹の太腿がよじり合わされ、兄の手を挟んだ。
けれどすぐに力を抜いて、兄のさらなる指戯を誘おうとする。
兄はそれに応える。埋没している中指以外の四本の指で、妹の内股も、さわさわと同時に刺激する。
「ああっ、おっ、お兄ちゃんっ、そんなのっ…」
「ケイ、太腿もたぷたぷしてて…すごく触り心地いいよ…」
「そ、そんな…」
中指をねじりながら、出し入れを繰り返す。
爪が軽く粘膜を引っ掻いて、痛みに限りなく近い快感を促す。

847:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 22:04 A+rdagK8
「や…やはあっ、ああ…あ…」
妹の背中が、シーツから何度も浮き上がった。
指の出し入れする速度を高める。
くちくちくちくちくちくちくちくちくち…。
「やああ…ぅあああああ…ああ…」
妹はいまや、身体の中から沸き上がる快感を御しきれずにいた。
「あああっ!あああっ!」
右に左に身がよじれ、乳房もそれに合わせて弾む。
豊富な愛液が兄の指を伝い流れ、手の平全体に染み渡っていた。
こ、こ、こんなに…。
俺の指で…ケイが感じてくれてる…。

848:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 22:11 A+rdagK8
自分の身体の下で繰り広げられている、本能のままの、妹の艶めかしい姿。
兄の分身もまた、妹の姿態に同調し始めていた。
コンドームに包まれた屹立がさらに激しく固さを増し、ゴム地を強く引き延ばす。
もう限界だった。
快感に震える妹の裸身を眺めているだけで、そのまま射精してしまいそうだった。
つぷっ…と音をさせて、指を引き抜く。
今度は、ほんのりと赤い粘液が、兄の指を染めていた。
破瓜の、名残だった。

849:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 22:21 A+rdagK8
「…」
シーツに拭おうとして、すぐに考えを改める。
その行為は、妹に対して失礼かと考えたからだ。
かわりにその愛液を、屹立を覆うゴムの上から塗り伸ばす。
妹の、血と愛の潤滑油が、てらてらと輝く。
はあ…。
深呼吸して気持ちを整える。
「ケイ…」
妹を見つめ直して囁く。
「入れるぞ…」
妹は頷き、兄を見つめ返す。そして兄の屹立にも、愛おしそうに視線を送る。
「いいよ…」

850:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/04/09 22:34 A+rdagK8
そして突き放すように生殺し 糸冬 です。
サイソウニュウダヨ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )イヨイヨダヨ w
あと2回か3回ぐらいですね。ああ長かったw

オイラの書くパターンですが。
とりあえず本能のままに書く→一晩寝かせる→まろやかカレーになる(嘘)→読み直して自己嫌悪→(´・ω・`)ショボーン
その繰り返しでやっと形になっていったところでポスト、といった感じです。
途中、どうしてもブレイクスルー出来ない時は三日ぐらいほったらかして違う作品を書くってのもありです。
あと全然書かないでDVD見たり本読んだりして自分の中からなんか出てくるのを待つ場合も多分にあります。
つかそれが一番多いですがw
長く書いてるからすらすら出てくるってものでも無いですねこればっかりは。

ではこれにて今晩はサラバッ。ヾ(´д`)

851:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/09 22:37 GjRfZqEk
キタY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y!!!
…っと。
ついに挿入ですな。長々続いてきた生殺しはどのような終演を迎えるのでせうか。
その前に(;´Д`)ハァハァね。
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア   Σ(゚Д゚)ウッ

852:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/09 23:30 OWzewsxM
さすが元祖生殺しの三文さん。盛り上げるだけ盛り上げておいて寸止めですね‥‥(w
それにしても、二人の興奮した息遣いが伝わってくるような文章と展開に (;゚∀゚)=3ハァハァしっぱなしです。

>>825-829
230さんの短編も愛する喜び、悲しみを織りまぜた秀作でいたく感心しております。
新作が投下される度に、そのロマンチックなSSにため息が出てしまいます。

さて、>>822で孕ageさんに怒られてしまったんでw 明日、投下出来るように私もさっさと続き書こう‥‥

853:712
04/04/10 00:23 9b/5jJ6M
えー、FXD氏、文士氏等、大御所な方々が次々と投稿している中で気が引けますが、
以前言っていたブツが完成しましたので、投下してみようかと思います。
今までこういったものを書くという経験が全く無い為、皆様には稚拙なものと映るかもしれませんが、
ご容赦いただきたく存じます。


854:712
04/04/10 00:24 9b/5jJ6M
2001/09/11 -07:45-

TVからは昨日のヤンキースの結果が流され、台所からはコーヒーの香ばしい匂い。
窓からは自然の優しさなんて微塵も感じられない都会の喧騒。
そう、いつもと変わらないこの光景。
兄はいつも通り「行ってきます」と言って会社に出かけた。
私は何の気なしに「行ってらっしゃい」と答える。

それが、私と兄の最後の会話だった…。

2001/09/11 -08:40-

朝食を済ませ、今日の授業の準備をする。午後からは、ゼミで夏期休暇中の課題の発表だ。
あまり準備はしていなかったので多少不安ではある。だが、そんな不安とは違う何かが、
どうしても私の前から消えなかった。


855:712
04/04/10 00:25 9b/5jJ6M
2001/09/11 -08:46-

戸締りを確認し、学校に向かおうとアパートをでる。その瞬間空が暗くなり、けたたましいほどの
轟音を上げ、1機の旅客機が街中に突っ込んでくる。「危ないっ!」隣にいた老人が叫んだのも束の間、
その旅客機は貿易センタービルへと飲み込まれて行った。
…その日から兄は、家に形見のペンダントを遺したまま、私達の前には姿を現していない。

2004/04/10 -08:46-

あれから2年の時が経ち、人々はまるで何も無かったかのようにその跡を通り過ぎ、
まるで誰も傷付かなかったかのように、傷付けあっている。
「例えたくさんの物を失ったとしても、悲しみに耽っている場合じゃない」
みんなはそう言って、過去を振り返ろうとはしない。
だけど、全てのチャンネル、全ての番組が悲しみに打ちひしがれたあの日を、私はきっと忘れはしない。


856:712
04/04/10 00:33 9b/5jJ6M
とまぁ、無茶苦茶短い上にエロも萌えもへったくれも無いものですが、
自分なりには頑張ってみました。
就職面接明けの体で、軽~く精神的にも疲れた状態で書いたため、
色々ボロが見つかるとは思いますが、生暖かい目で見つめていただけると嬉しいです。
最後に、私に書くきっかけを与えてくださった向こうの230氏、そして書く際に
作品を参考にさせていただきました皆々様に、厚く御礼を申し上げたいと思います。では。

857:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/10 00:55 9cwFFgNd
>>854-855
う~~ん(;´Д`)
兄妹萌えに結びつけるにはヘヴィーなネタですぜ…
もっとエロを!もっと萌えをぉおおぉ!!

858:エロカイム359 ◆jMOammQf8U
04/04/10 02:45 bE+2JfBv
開き直ったコテですがw

投下


859:エロカイム359 ◆jMOammQf8U
04/04/10 02:46 bE+2JfBv
誰もいない、春の海。


あの日あなたと過ごしたこの海に、私は、置き忘れた何かを見つけに来た。

静かに響く波の音。やわらかく吹き抜ける風。鼻腔をくすぐる潮の薫り。

まるで誰かに護られているかのように、全てがあの頃のままだった。



860:エロカイム359 ◆jMOammQf8U
04/04/10 02:48 bE+2JfBv
砂浜に腰掛け、寄せては返すさざ波をじっと見つめる。

何気なくすくった砂粒が、掌からこぼれ落ちる。

さらさら・・・さらさら・・・

あふれる想いのように、こぼれる涙のように・・・

さらさら・・・さらさら・・・



861:エロカイム359 ◆jMOammQf8U
04/04/10 02:53 lPtiKKAO
あの日。あなたが受け入れてくれた私の愛。私の思い。

服も、仮面も、心も。全てを脱ぎ捨てて、私たちは一つに溶け合った。

「愛してる・・・」

その言葉に、見栄も、照れも、体裁も、入り込む余地はなかった。

そこにあるのは、ただ純粋なる想いだけだった。



862:エロカイム359 ◆jMOammQf8U
04/04/10 02:53 lPtiKKAO
『忘れ物は 見つかった?』

問いかける、もう一人の私。けど、答えなんて、最初からない。

「見つからないよ・・・もう、二度と・・・。」

鉛色の空を見上げ、私は、祈るように呟いた。


「 あいたいよ  おにいちゃん 」


掌の砂は、何度も何度もこぼれ落ちてゆく。

さらさら・・・さらさら・・・さらさら・・・


863:エロカイム359 ◆jMOammQf8U
04/04/10 03:02 lPtiKKAO
以上でございます

>230さん
切なくて、よいです。つい空を見上げたくなりますね

>三文さん
生ってコロシテますな~ 何言ってるかよくわかりませんがw

>712さん
ん~、実際これに近い心の傷をかかえてる人が多くいるんでしょうね
いろんな意味で考えさせられます

俺が長文書けないのは、単にセクース描写がないからかもw


864:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/04/10 03:03 5Hd8PFQ9
           / ̄ヽ,― つ   。。。。。。
           | ||三I三I三三三レーJ.
           L_.へ-つ    

ギタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!


 くぅ…泣けるぜコン畜生!。・゚・(ノ∀`)・゚・。

865:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/10 03:19 9cwFFgNd
この頃のエロ無し短文進行にちょいと待ったをかけるべく
さらさらっと短文を書いてみますた。(ぉ
出来はアレですがまあ食らっとけ。

866:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/10 03:20 9cwFFgNd
女があっという間に身支度を整えて出ていく。
こんな時だけ行動が早くても仕方ないだろうに…
あっちから迫ってきたくせによ…と粋がってもしょうがない。

「お兄ちゃん… またフられちゃったね。」
「……。」
妹が部屋に入ってきた。裸の俺を見て臆する様子すらない。

867:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/10 03:23 9cwFFgNd
「また勃たなかったんでしょ? だから今の人、愛想尽かして出てったんでしょ?」
「それは…」
「そうなんでしょ? …やっぱり、お兄ちゃんはボクじゃないとダメなんだね。
 ボクじゃないと興奮できないんでしょ?」
そうじゃない… そうではない、と言おうとしたが…
確かに先ほどの女の体に興奮はしていたはずなのに…俺は勃起していなかった。

868:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/10 03:26 9cwFFgNd
「いくらあがいても無駄だよ。 お兄ちゃんは、ボクの物なんだから。
 どんなに頑張っても、結局ボクしか抱けない体になってるんだよ。」
服を脱いでこちらに近づいてくる妹。 それを見て何故か奮い立ってくる己自信…
「だから… お兄ちゃんとボクは一緒に居なきゃダメなんだよ。
 ずっと… ずっと一緒に…」
柔らかな肢体が獲物を絡め取る蛇のようにまとわりついてくる。
振り払えない。 逃れようとする気すら起きない。


869:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/10 03:31 9cwFFgNd
「ほら… もう、準備いいんだよ。 ボクも、お兄ちゃんも…」

柔らかく包み込まれるような快感と共に…妹の声が聞こえてきた。

「お兄ちゃん… お兄ちゃんとは結婚できないけど…
 子供なら産んであげれるからね…

 お兄ちゃん… 大好きだよ…」
俺はもはや二度と逃れられない罠にはまってしまったようだ。
妹という名の…甘い、甘い罠に…

終わり

870:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/10 03:33 9cwFFgNd
あ、あれ?ボクっ娘になってる。
おかしいな~… そんな気無かったのに… ストレスかしらん。(なんの

まあ短文派もガンガレ!!ってことで。
にしても書き込みエラーはイライラさせるぜ…

871:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/04/10 04:51 m3YasXmd
>>870素敵。超素敵。こーゆう自信満々なボクっ娘は大好物ッス本気で・・・

872:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/04/10 05:29 un9Tx2Y1
誤字
自信→自身

イヤソ_| ̄|○

873:エロカイム359 ◆jMOammQf8U
04/04/10 07:50 MiW+aO/t
>孕ageさん
> この頃のエロ無し短文進行にちょいと待ったをかけるべく

正直スマンカッタ・・・_| ̄|○

見逃してくだせぇ、お代官様~w

作品は、GJです!



874:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/10 21:58 PdascdLw
>>865>>873
確かに短編でエロシーンを入れるのは難しいですよね。
そういう意味で孕ageさま、お見事です。

では、たまには長いのを(駄文ですが‥‥)ということで>>630からの続きを投下します。

875:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/10 21:59 PdascdLw

‥‥あったかくて‥‥気持ちいい‥‥まぶしい‥‥もう‥‥朝?
カーテンの隙間から朝の光が差し込んでいる。寝ぼけまなこで時計を見ると‥‥まだ6時‥‥
あたしの下で安らかな寝息をたてて穏やかに眠る兄貴の顔は、朝からあたしの胸をときめかせ、体の奥を疼かせる。
‥‥あたしだけのかわいい年上の男(ひと)‥‥もう食べちゃいたいくらい好き‥‥
唇にチュッとキスをする。でも、それだけじゃガマンできる訳もなく、そっと兄貴を舐めてみる。
クラクラするような男の匂い、濃い男の味‥‥あたしだけが味わえる、兄貴という最高に甘い禁断の味。
だからこそ興奮する。でも‥‥だからこそ悲しくなってくる。
(あたし達は血の繋がった兄妹‥‥だから、一緒にはなれない‥‥いつかは別れなきゃならない‥‥)
そう思うといつの間にか、涙がこぼれ落ちてくる。啜り泣きながら、兄貴の顔を舐め続ける。
こんなに好きなのに‥‥あたし、何で兄貴の妹に生まれたんだろ‥‥
「兄貴ぃ‥‥好き‥‥大好きだよぉ‥‥やだよぉ‥‥離れたくないよぉ‥‥」
寝顔を見つめながら小声で囁く。ポツリ、ポツリ‥‥こぼれた涙が兄貴の顔を濡らしていく。

876:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/10 22:01 PdascdLw
あたし達は、ずっと一緒にいられないってわかってた筈なのに抱き合った。
さっきはそれでもいいと思ってた。でも、抱かれてしまった今‥‥あたしは気付いてしまった。
あたしの心が‥‥体が‥‥もっとこの人の温もりを求めてる。欲しがってるって‥‥
そんな思いをよそに、眠り続ける愛しい人‥‥なんか悔しくて、唇を押し付ける。
その途端、いきなり頭を、体を太い腕で押さえつけられ、舌があたしの唇を割って入り込んできた。
「‥‥!」
突然の出来事に目を白黒させながらも、あたしは兄貴に引き込まれていく。
朝の光を浴びながら、あたし達はまた絡み合う。心と体の赴くままに‥‥
‥‥気付いたらいつの間にか兄貴の下に組み敷かれ、熱い息を吐きながらお互いを見つめ合う。

877:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/04/10 22:02 PdascdLw
そしてまた、兄貴の指が、唇があたしの肌を這い、温かく甘い世界へと誘う。
初めての名残を残したあたしの中が、一気に潤んできた。早く兄貴を欲しいと言わんばかりに‥‥
「お願い、来て‥‥」
兄貴は何も言わず、あたし達を繋ぐモノを入口にあてがい、ゆっくりと、そっと入ってくる。
ヤラシイ音を立てながら、あたしの奥まで貪欲に埋め尽くす熱い塊。
あたしに覆い被さり、体の中を溶けそうになるくらいかき混ぜ、突き入れる動きに喘ぎ声をあげてしまう。
「あっ‥‥はぁ‥‥ぁ‥‥もっ‥‥と‥‥んっ‥‥気持ち‥‥いいっ‥‥よぉ‥‥」
腕を、脚を兄貴の体に絡めて全てを求める。この温もりはあたしだけのもの。絶対、離さない‥‥離さないで‥‥
‥‥意識がまた飛んで行く‥‥白く染められていく‥‥もうあたしの喘ぎ声と、兄貴の荒い息遣いしか聞こえない。
さざ波がまたやって来る。どんどん波が大きくなっていく‥‥体が弾けちゃう‥‥もう‥‥ダメ!
声もあげられず、体を震わせてあたしは達した。そして、ほとんど同時に兄貴もあたしの中で弾けた。


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