04/03/23 15:08 OIaxJllT
「ずっと部屋にこもって・・・。受験勉強ったって限度があるだろ。それに・・・
何か急によそよそしくなったな、お前。・・・何かあったのか?」
「何もないよ。何も・・・」
「何もないわけないだろ。この間からのお前を見てると、心配でしょうがないよ。
悩み事とかあるんじゃないのか?俺に出来ることなら何でも相談に乗るぞ・・・って、おい、美咲!?」
こらえ切れなかった。お兄ちゃんの胸にしがみつき、泣きじゃくった。
そんな私を、お兄ちゃんはそっと抱きしめ、優しく頭を撫でてくれた。何も言わず、でも、温かく・・・