04/03/22 23:20 0F9uMEJh
「兄貴‥‥いい子だから、また寝ちゃダメだよ‥‥」
「‥‥ん、寝ないよ‥‥」
いつもの低くて、通る声があたしの心をこんなにもくすぐる。でも、くすぐられてるのは心だけじゃない。
いたずらな手と唇があたしのすっかり硬く立った乳首を弄り始めた。
「あ‥‥んっ‥‥いい‥‥よぉ‥‥」
自分の胸がこんなに感じる場所だなんて、今まで自分でも知らなかった。それとも、兄貴が上手なのかな‥‥
兄貴が与えてくれるこの気持ち良さ、もっと味わいたい‥‥でも、今日はダメ。
あたしの『初めて』は兄貴に『してもらう』んじゃなくて、あたしの『初めて』を兄貴に『あげたい』の‥‥
だから、あたしばっかりが気持ち良くなっちゃいけない。だから‥‥
「あに‥‥きぃ、待っ‥‥て‥‥あんっ!」
息も絶え絶えに声をかけると、すぐに動きを止めてあたしを見つめてくる。
「‥‥どうした?」
「兄貴を‥‥気持ち良くしてあげたいから‥‥あたし、上になっていい?」