お兄様、【妄想】生殺し妹文学館【暴走】6ですわ…at ASCII2D
お兄様、【妄想】生殺し妹文学館【暴走】6ですわ… - 暇つぶし2ch246:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:30 ewVxGuPH
康太:
目の前にある鏡子の顔は… 本当に、幸せそうで…
俺の中にも愛しさが溢れて… それを、もっと表現したくなる。

「やぁ… 胸、は…」
「ココも… 気持ちよくしてやるよ…」

「ひぃう… 噛んだら… 痛い…」
「……このぐらいならいいか?」
「…う、 …うん。」

247:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:32 ewVxGuPH
「ココも… 気持ちいいんだぞ…」
「ダメ… 今そんなトコ触られたら…
 おかしくなっちゃ…」
その声を無視して… キョウちゃんが、俺と繋がっている部分へ
指を伸ばして、親指で押すようにする。

「い… はぁ… あ…」
瞬間、キョウちゃんの体が震えた。 刺激に、快感に…
「……気持ちよかったろ?

 お前が気持ちよかったら、俺も気持ちよくなれるんだよ。」

「コウ兄も… 気持ちいい…?」
「ほら… 今度は自分で…」
キョウちゃんの手を持って、導かせる。

248:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:34 ewVxGuPH
鏡子:
そこは…まるで私のアソコじゃないみたいに…
濡れて… 拡がって… 熱かった…
「これは… コウ兄の、で…
 ドコ… 触れば…?」
「ココだよ。」
指が触れた瞬間に、ソコから電流みたいな刺激が体を奔る。
その刺激は、少し引くと…快感であることがわかった。

「あ… コ、コ…?」
そこは、おしっこが出る穴の少し上…
ちょっと膨らんだでっぱり…
コウ兄の… オチンチンに押されて出てきたみたいに… 大きくなっとって…

249:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:38 ewVxGuPH
「クリトリス…
 男はオチンチンになるけど…
 女は芽のまま残る…
 でも、神経は通ってるから…」
「あ… きゃ…」
恐る恐る、そして徐々に力を込めて、ソコを撫で始める。
「敏感だけど… 気持ちいいだろ?」
「う…ん…」


気持ちいい…
コウ兄のオチンチンと、私が触るトコロからの刺激で…溶けちゃいそう…

それに、私が気持ちよかったら… コウ兄も、気持ちいいん…?
だったら…

250:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:42 ewVxGuPH
康太:
「ね…
 コウ兄は… 気持ちいい?
 私… 気持ちいいよ…」
「ああ… 気持ちいいよ…
 キョウちゃん…」
キョウちゃんの体が快感で震えると、膣内も締まって… とても気持ちよかった。
「だったら… もっと、気持ちようして…
 コウ兄も… 触ってよ…」

「……じゃあ、キョウちゃんはそのまま触ってて…」
「ん… ん…」
そのままキョウちゃんは素直に肉芽を弄り続ける。

251:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:48 ewVxGuPH
そして俺は、指をキョウちゃんが弄るクリトリスにではなく
俺の肉棒が刺さったままの膣に差し込んだ。
「や… あ…
 コレ、は… 指…?

 ふぁ… 掻き回され……」
「手を休めずに… ほら…」
キョウちゃんのクリトリスを軽く触ってやる。
「きゃ、ふ… うん…」

252:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:52 ewVxGuPH
鏡子:
コウ兄のオチンチンと指が刺さったまま、
私も自分のアソコを触り続け、快感を得ていく。
「ほらもっと…」
「ん……」
コウ兄が腰を動かすたびに快感が奔り、私も指を動かすたびに快感が奔る。

……いやらしい水音が響く。
でも、たまらなく気持ちがいい。
コウ兄も… 気持ちいいんよね…

……嬉しい。

253:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/12 02:53 T/jU3LJo
 

254:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:55 ewVxGuPH
康太:
「ダ… メ… コウ兄…
 キス、して…」
「ん……」
二人の切ない吐息が重なり、さらに想いが増していく。

「コウ兄… コウ兄ぃ…」
俺を呼ぶ、妹の、鏡子の、キョウちゃんの声…
「キョウちゃん…」
俺も、応えていく。

255:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:58 ewVxGuPH
深く抱き合い、 唇を合わせ、

粘膜同士を激しく擦り合わせる。

脳が痺れ、一つの事に… 意識が集中していく…


「コウ兄… 今日は… 大丈夫だから…
 ……中、に……」
「……わかった。」
「うん…… ん……」

256:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 02:59 ewVxGuPH
鏡子:

コウ兄…

     コウ兄…

          コウ兄…



257:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:00 ewVxGuPH
康太:

キョウちゃん…

       キョウちゃん…

              キョウちゃん…



そして、 爆発する感覚。  体がこわばり、  何も考えられなくなる…


258:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:02 ewVxGuPH
鏡子:
コウ兄の体が震えて、  アソコが熱うなった、と思った瞬間…


快感の、イってしまう波が来た。


「きゅうぅ…」


……注ぎ込まれる感覚に、飲み込まれてしまう。



259:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:03 ewVxGuPH
少し、意識を失っとったみたい。

でも、コウ兄が隣におるから大丈夫。

コウ兄の胸ん中で、寄り添っとれば…



260:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:05 ewVxGuPH
とぅるるるるるん とぅるるるるるん

いきなり備え付けの電話が鳴った。
コウ兄が受話器を取る。

「もう、時間だってさ。」
「え…?

 もうちょっと…こうしてたい。」
「……時間制限があるんだよ。ここは。」
「うぅ…」

気怠い体を動かして帰り支度をする。
コウ兄の… 中出しされたけど… 大丈夫よね…
一応ちゃんと拭いてからパンツを履く。


261:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:08 ewVxGuPH
康太:
帰りの電車の中。
よほど眠かったのか、俺にもたれ掛かり眠る鏡子。
そのまま胸を貸し、頭を撫でてやる。

「……。」
何を夢見ているのだろうか。
俺の、事だろうか。

……変な事してなきゃいいが。お互いに。


262:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:10 ewVxGuPH
駅に着いても寝ぼけ眼だったので仕方なく背に負ぶってやる。

軽い、でも確かな重さの体。
微かに耳元に感じる寝息。
そういえば、こんな風に負ぶってやって帰ったことが…

…無かったな。
怪我とかしても、ちゃんと歩いて帰ってた。うん。


263:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:12 ewVxGuPH
鏡子:
「う~~。
 家…着いたん?」
「起きたか?
 風呂、どうする?」
「……もう、入ったから……
 ええわ。」
「じゃあ、もう寝るか?」
「……うん。」

264:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/12 03:15 T/jU3LJo
 

265:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:15 ewVxGuPH
「あ、ちょっと待って… トイレ。」
トイレの前で降ろして貰う。

実は、コウ兄の精液が… 中から染み出してきてた。
パンツに染み付く前でよかった…
掻き出して、ビデで洗う。
ふうぅ…

あのまま寝てたら…危なかったわ。

そんまま着替えもせんと布団に横になる。
あっという間に意識がのうなった(無くなった)。

266:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:18 ewVxGuPH
あ……

コウ兄。
添い寝、してくれてたん。

……いや、コウ兄が寝付けれんのんかな。
とにかく、横におってくれる。

嬉しい…… ずっと…… 一緒、で……

267:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 03:20 ewVxGuPH
続く。

これにてえちシーン終了で次回最終回。
PC・Drinker㌧度々の支援乙です。
名前決まりましたか?


268:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/12 03:28 T/jU3LJo
>>267
 今までの方法に従って“広樹&由貴”なんて希望
してみたりする…。

 それにしてもクリトリスの描写が実にゑ呂ヰですな…(;´Д`)ハァハァ

269:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:42 +m3/AuJe
こんばんは。
文士様方のSS読んでいたらするすると書けたのでうpしにきますた。
いや自分のはエロまでまだ遠い道のりなのですが。
レスアリガトンです。ガンガリマス。

270:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:45 +m3/AuJe
>>235


10
俺は肩を竦めた。百合へ問い質すように訊ねて見る。
「大体、傘一つしか持ってきてないって意味無くない? 迎えに来るのに傘忘れるか、普通。何かのついでに寄っただけとかなんじゃないのか?」
百合が何回も目を瞬かせた。この癖が出るときは、何か隠し事がある時だと、昔から決まっている。
「そ、そんなの仕方ないじゃない。忘れちゃったんだもん。迎えに来たに決まってるでしょ! こんな優しい妹を疑うなんてお兄ちゃんひどいっ」
冗談っぽく言い愛想笑いを浮かべる百合へ、俺は訝しげな視線を送った。
「ほんとかよ。……まあ、来てくれたのは助かったけど―」
「でしょ? でしょ?! あ、お兄ちゃん肩びっしょりじゃない。なんで傘に入れないのよ。もっとこっち寄って。濡れちゃうでしょ、ほらぁ!」
俺の言葉を遮り、話題を変えるように百合が騒いだ。

271:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:46 +m3/AuJe
11
確かにこれ以上ないほど肩は濡れている。
だからこそ、俺が今更傘に入ったとしても、すでに意味はない。
そう言おうとした時、百合にぎゅっと引き寄せられた。腕と体が密着する。
服越しだというのに、百合の体温が妙にリアルに感じられ、そんな小さな刺激に鼓動が速まった。
心臓が高鳴る。息が苦しい。離れたいのに、離れ難い。
……このままずっと百合に触れていたい。
そんなことを考え始めた自分に気づき、俺は慌てた。
今日の俺は少しどうかしているようだ。神経が過敏すぎじゃないか。
百合に対して、こんなにも意識してしまうなんて。
百合も俺も普段と何も変わってなどいないんだ。

272:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:48 +m3/AuJe
12
……変わらない? 
いや、違う。何かが、違う。
違うと感じるのに、何が違うのか明確に答えられない。そんなももどかしさに苛ついた。
強いて言うのなら―どこかで歯車がずれたような―とでも言うのか、そんな違和感を俺は感じていた。
兄失格だな―そうも考え、苦笑を漏らした。
俺は何を今更言っているんだと思う。
とっくの昔に兄として百合を見たことなどないくせに。
百合を見る目に家族のそれとは全く違う欲望を宿しているくせに。
妹である彼女を、女としてこんなにも意識して、夜毎汚しているくせに。
そうだ。俺は日毎ふくらむ欲望の全てを、想像した百合へ向けて吐き出している。
これ以上最低な兄もないだろう。
このことだけは百合には知られてはならなかった。
叶えられることのない気持ちなど無いも同じなのだから。
心の中に押し留めて、蓋をすればいいだけだ。
そうすれば、兄として百合の側にいることだけは出来るだろう―?

273:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:51 +m3/AuJe
13
「お兄ちゃん……?」
百合の歩みが止まった。考え込んだ俺を不審に思ったのだろう。
雨の中立ちすくんだ俺達に人々がちらりと視線を投げてくるが、次の瞬間興味を失ったように通りすぎていく。
寄り添うような俺達二人の姿は恋人同士にでも見えるのだろうか。
見えるかもしれない。だがそれも、俺の儚い願いの幻だ。夢だ。そんな日は永遠に来るはずも無い。
俺はさりげなく百合から離れると、傘を百合の方へ傾けた。
「いいよ。今更だし。俺はいいから。おまえが濡れなければいいから、差しとけ」

274:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:51 +m3/AuJe
14
そう言って、笑んだ。百合がきょとんとした顔をする。
そのあと、俺に向いていた百合の顔はふいと逸らされた。
百合は何も返してこなかった。
俺はいささか面食らった。百合らしくない態度に、続けようとした言葉を飲みこんでしまう。
いつもの百合ならここで軽口を叩くはずだろうに。
ラッキーとか優しすぎて気持ち悪いとか、言いたい放題だと思った俺の予想は思いきり外れで。
そして俺は、急に不安になった。何か悪いことでも言ってしまったのだろうか。そんな不安感に襲われた。
「……どうした?」
わずかに震えた語尾は雨の音が消していた。

275:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:56 +m3/AuJe
15
おずおずと百合が見上げてくる。この瞳に俺は弱いんだ。
百合が眩しくて、俺は視線を少しずらした。
「お……兄ちゃんてさ。そんなんだから誤解されるんだよ」
「はぁ?」
言われた言葉が予想もしない言葉だったので、素っ頓狂な返答をしてしまった。
百合の話の飛躍についていけない。
一体俺が何に誤解されたと言うのだろう。
「この間だって、家の前に女の人が来てたじゃない。お兄ちゃんは、普通に優しくしただけでも、相手はそうは思わないんだよ。自分だけに優しくしてくれたって思うんじゃない」
話の糸口が見えなくて、俺は何も言い返せず沈黙してしまう。

276:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:57 +m3/AuJe
16
「お兄ちゃん、それなりにかっこいいんだし、もっとクールにならなきゃだめ。じゃなきゃまた変な人に絡まれるよ」
「……なあ、百合。俺、全然話が見えないんだけど」
むきになった百合がさらに言い募る。
「だから! ……誰にでも優しくしないでって言ってるの!」
「えーと……。それは百合にもってことなのか?」
「わたしには優しくていいの!」
「何だよ、じゃあ別にいいじゃないか。わかんない奴だな。それに別に優しいからおまえに傘させって言ったわけじゃないぞ。百合に風邪を引かれると、俺が色々面倒だからだ」

277:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 17:57 +m3/AuJe
17
百合の頬が思いきりふくれた。その姿があんまり幼くて可愛いので、口の端が思わず緩んだ。
「……お兄ちゃんって本当は優しくないよね」
「よくわかってるじゃないか。ほら行くぞ。さすがに俺も冷えてきたからな」
そうして歩き始めた百合へ近づきすぎないように、俺も並んだ。
先ほどの会話が妙に引っかかったが、意味などない内容だし、俺は記憶に留めず流すことにした。
そうして俺達は交差点に差しかかった。百合はあれからあまり話し掛けてこない。
沈黙は気になったが、あえて問いたいとも思わなかった。
百合に対する気持ちが揺れ始めたことで自分自身が精一杯だったのだ。
雨の音は思考をかき乱すように辺りへ強く響き渡る。
考え事に耽っていたせいで、雨に混じった音に気づくのが遅れた。
間近に迫った一台の車。激しい勢いで迫ってくる。
気づいたときには避ける余裕さえなかった。
とっさに俺は百合をかかえこんで、抱きしめていた。

278:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/12 18:00 +m3/AuJe
今日はここまでっす。
エロ無くてスマソ。
もうしばらく見守って貰えたら嬉しいです。


279:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/12 18:45 Q+I/K1DM
>>278キタ━ヽ(゜∀゜)ノ━( ゜∀)ノ━(  ゜)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゜  )━ヽ(∀゜ )ノ━ヽ(゜∀゜)ノ ━!!

女って・・・・みんな同じこと言うんだなぁ(;´Д`)

280:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 18:46 MUZAub2h
>>278
うあー…
何気なさそうな日常描写とふとしたきっかけで転がり落ちるように進んでいく兄妹の想い…
堪りませぬ…(;´Д`)ハァハァ

ただこのスレは一番辛い掟、
『3:SSの途中放棄は厳禁。最後まで責任をもって(;´Д`)ハァハァさせましょう。』があり、
裏ルールとして『щ(゚Д゚щ)生殺し上等!!』があるので。それだけ。

281:木田白竜 ◆ikBEci4gFo
04/03/12 21:25 FqFe95qw
>280

>『3:SSの途中放棄は厳禁。最後まで責任をもって(;´Д`)ハァハァさせましょう。』があり、

あ゜。そんなんあったんですね……見落としてました_| ̄|○
今更コテハン名乗るのも恥ずかしい上に続き出来てません……誠に申し訳なく。

282:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:42 t8VVEYW0
はぁ‥‥やっと続きができた‥‥
>>278
私なんかエロなし投下はしょっちゅうですよ。でも161さんのは内容がいいんでエロなしでも心配ないです。
それに、ここの住人さんたちはこういう前振りも割と好きそうですので大丈夫でしょう。
勿論、私もこんな感じで始まる話って好きですよ。

ということで>>141からの続き、投下します。



283:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:43 t8VVEYW0
嬉しい‥‥兄貴が喜んでくれるなら、あたしはどんなコトでもしてあげたい。
だけど、この後どうしたらいいの? 兄貴を胸に挟んだまではいいけれど‥‥勉強不足(?)なあたしにはわからない。
「ねぇ‥‥このあと、どうしたらいい‥‥?」
「‥‥お前‥‥本当にわかんないでやってたのか?」
呆れたような口調の兄貴。だってしょうがないじゃない‥‥顔が真っ赤になってくる。
「だって‥‥だって、あたし‥‥エッチするの、兄貴が初めて‥‥なんだもん‥‥」
「そっか‥‥そうだよな。だったら、エミの好きなようにしてみな」
そう言われたって‥‥とりあえず、自分でよせた胸を揺すって兄貴をこすってみる。
すると兄貴のアレはまるで、毒蛇の頭みたいに胸の谷間から出たり入ったりを繰り返している。
さっき見た時はグロテスクに思えたけど、ピクピク動く姿がなんかかわいらしい。こんなので、気持ちいいのかな‥‥
「兄貴、気持ち‥‥いい?」

284:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:46 B56sth7L
「ああ、気持ちいいよ。柔らかくて、あったかくて‥‥すごく、いい」
兄貴の先っちょから、ジワリと透明な何かがしみ出してきている。それを指でなぞると、ヌルヌルとしている。
それを毒蛇の頭に塗り付けてこね回すと、さらにヌルヌルが滲みだしてきた。
‥‥あたしのアソコから溢れてるモノと同じなのかな‥‥どんな‥‥味がするんだろ‥‥
兄貴を胸の谷間にはさんだまま、毒蛇の頭に舌を伸ばしてくすぐってみた。
チョンと触れた瞬間、兄貴の腰がビクンと小さく跳ねる。舌に伝わる味は‥‥あまりいいものじゃない。
でも、ヌルヌルとしたその舌触りがあたしをもっとやらしくさせる。
さらに兄貴を舐め、こすり続けると徐々に反応が出てくる。ビクッ、ビクッと塊の脈打つ間隔が短くなってきた。
「おい、もういいよ。これ以上すると‥‥イッちまうよ」
‥‥見たい。兄貴のイク瞬間をあたしに見せて‥‥そう念じて毒蛇の頭をチロリと舐めた瞬間、いきなり来た。
「待て! よせって‥‥ぐっ!‥‥あっ!」


285:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:46 B56sth7L
呻きをあげ、激しく二度、三度と跳ね上がる兄貴の腰。先端から勢いよく何かが吐き出される。
ビックリして逃げたけど、口元と胸に熱い液体が飛んできた‥‥これが兄貴の‥‥
「バカ!‥‥何してんだ‥‥!」
ベッドから飛び出し、何かを捜しだす兄貴。あたしは浴びせられたネバついたものを手に掬い、ジッと見つめる。
そして‥‥舐めてみる‥‥ドロドロした栗の花のような臭いのそれは、苦くて、ヘンな味‥‥
「そんなモン、舐めなくていい!」
わしづかみにしたティッシュであたしの口元を、手を、体についた精液をキレイに拭っていく。
次にウェットティッシュで丁寧に、磨くように拭いてくれる。ひんやりした感じが火照った体に心地いい。

286:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:48 B56sth7L
あたしを拭き終わった兄貴は、そっとあたしをベッドに押し倒して上から目を覗き込む。
「エミ‥‥そんなコトまでしなくたっていいんだぞ」
「だって‥‥あたし、兄貴に気持ち良くなって欲しくて‥‥全部欲しくて‥‥だから‥‥嫌いにならないで‥‥」
自分でも何を言ってるのかわからなくなってきた‥‥やだ‥‥また涙が溢れてくる‥‥
兄貴はあたしの涙をそっと舐め、軽く唇を重ねてくる。
「さっきも言ったろ? 嫌いになんかならないって‥‥ちゃんと傍にいるから‥‥ほら、俺の上においで」
そう言って兄貴は横に寝そべり、あたしは兄貴の体の上に乗ってピッタリとしがみつく。
「大きくなってもやっぱり甘えんぼだな、エミは‥‥ホントはずっと、こんな風に甘えて欲しかったんだ」

287:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:50 B56sth7L
「‥‥ねぇ、兄貴‥‥いつから、あたしの事‥‥好きになったの?」
ベッドの上で『男』と『女』が交わす会話‥‥『ピロートーク』って言うんだっけ?
兄貴と普段はバカな会話はしていても、裸で抱き合ってこんな話をする時が来るなんて‥‥思ってもみなかった。

「‥‥高三の時さ、俺、膝の手術で入院したろ? その時、毎日ランドセルしょったまま
 見舞いに来てくれたよな。俺の事を心配してくれてるんだなって思って‥‥すごい嬉しかったんだよ」
小学校の帰り。真っ直ぐにバスに乗って、兄貴の元に向かっていった‥‥心配だったから。
「その頃から‥‥なの?」
「さあ‥‥でも、あの頃は単にカワイイ妹としか思ってなかったけど、中学に入った頃からエミが
 どんどんキレイになって、あんまり話もしなくなって、俺から離れていって‥‥なんか寂しかったな‥‥」

288:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:52 B56sth7L

ちょうどその頃からあたしは急に背が伸び、胸も膨らんできて『女』の体つきになっていった。
友達なんかは羨ましがってたけど、あたしはむしろ憂鬱だった。
成長するにつれ、男子の目が徐々にあたしに注がれるようになってきて‥‥正確に言えば、あたしの体に。
なんか品定めされるような視線がイヤだった。そのいやらしく絡み付くような視線がイヤだった。
もしかしたら男ってみんなそうなのかも‥‥そう思ってしまったら、兄貴とも顔を合わせられなくなっていた。
兄貴のコトを『お兄ちゃん』と呼ばなくなって、避けていったのもそのせい‥‥
そして、わざと女らしくない『ガサツな女』を演じて、女らしさを隠すようになっていた。でも、本当は‥‥

兄貴の頬にそっとキスをして、ずっと言えなかった思いを耳元にそっと囁く。
「あたし、ホントは兄貴に甘えたかった‥‥だけど、どんどんデカくなってって
 ‥‥いつの間にか甘えられなくなっちゃって‥‥あたしだって、ホントは寂しかった‥‥」

289:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:53 B56sth7L
「エミ、もう我慢なんかしなくたっていいんだぞ‥‥」
でも、あたしみたいな柄の悪いデカイ女が甘えるなんて、変だよね‥‥ちっともカワイクないあたしなんかが‥‥
そう言うと兄貴は髪を、背中を柔らかくそっと撫でてくれる。
「そんなコトないって‥‥俺は、エミが一番可愛いって思ってるよ‥‥好きだよ、エミ‥‥」
「ありがとう、兄貴‥‥あたしも好き‥‥大好き‥‥」

あたし達の唇が見えない力で引き寄せられ、重ねられて一つになる。
ベッドの上で裸で抱き合い、裸の言葉で語り合い‥‥あたし達の思いが繋がっているのが何より嬉しい‥‥
もうあたし達が『兄妹』だなんてコトはどうでもいい。お互いが『好き』という気持ち。それだけが真実。
ずっと、ずっとこうしていたい‥‥肌が、唇が重なり合ったまま時が止まってしまえばいい。
‥‥そして、いつの間にかあたしは兄貴の下に組み敷かれていた。

290:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/12 22:55 B56sth7L
本日は以上です。
この先どうなるか、まだ考えてません(w

291:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/12 23:08 MUZAub2h
パイズリ顔射
キタ━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━!!
キタ━  へ ) ━ (  ノ━ (  )ノ━ (  ) ━ へ  )━  へ ) ━ へ  ) ━!!
キタ━    > ━  >  ━ <  ━  <  ━    < ━    > ━    > ━!!

292:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/13 01:19 /hKzhXVA
>>278 >>290

  (_ _*)
 ⊂しーJ⊃ ・・・コンナ時ニ限ッテ出遅レルトハ・・・無念・・・
         御二方GoodJobデス!


|
|д゚)  >>280 貴重ナ妹三人トイウシチュエーシュンヲ
|    先取リシテオキナガラ、コンナニ待タセルナンテ…
|    コレゾ生殺シ…ユックリ待タセテモライマス…
|
|

293:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 01:55 DFv0C80J
というわけで深夜のSS配達人(?)孕ageがお届けする最終回分です。
いや~今まで集中連載してた分ちゃんと楽しんで貰えてたかどうか…
特にまだ続き書いてる方々にとってはスレが急速進行してしまって…
へんなプレッシャーかけてごめんなさいm(_ _)m
しかもえちシーン終わって後はオチつけるためだけの文だし…

とにかく、>>266から

294:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 01:56 DFv0C80J
康太:
次の日の朝食の時、鏡子が聞いてきた。
「なんで… 昨日は… あんな事したん?

 ホントに、急にしとうなった… だけ?」
「……。」
「別にね… コウ兄がええんだったら…
 それで… いいんだけどね…

 でも… コウ兄が言う(ゆう)とった…
 『お互いの意志』ってのが… 気になって…」


295:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 01:58 DFv0C80J
「やっぱり、ああいう事は…
 二人共… 納得して、した方がええんよね…

 どっちかだけが… よかったら…
 それで、いい… なんてのは… たぶん、身勝手…なんよね…

 私の… コウ兄が良ければ… なんてのは… そうなんよね…」
……もじもじと不安げに呟く鏡子。
俺は近寄って、何も言わずにその頭を撫でてやる。

296:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:00 DFv0C80J
「鏡子は… 偉いな。 でも鏡子は悪くないよ。
 悪いのは…たぶん、俺の方だ。

 …俺は、試してたんだ。
 あそこで… お前が俺に付いてくるか…

 もし、鏡子が付いてこれたら… 愛してやろう…って…」
「……もし、付いてこんかったら…?」
「……この家を出る気だった。

 そんな中途半端な気分で、いつまでも一緒にはいられないからな。」

297:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:02 DFv0C80J
「…コウ兄、そうだったん…
 なら、私は付いてって…正解だったんやね。」
「……でも、それこそ身勝手だよな。

 一方の勝手な思いで相手をどうこうするなんて…」

「ううん… いいの。

 そういうのが… 『恋愛』って言うと思うから…」
「鏡子……」
優しく、抱きしめながら… 愛を込めて鏡子を撫でる。

298:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:04 DFv0C80J
「……私は、コウ兄とずっと、いつまでも一緒でいたいから……

 だから… コウ兄は… 一緒におってくれる…?」
「ああ… ずっと、いてやるよ。」
「嬉しい…」

「でも…」
「ん?」
「『したい』時は… ちゃんと言おうね…」
「……ああ。 イヤだったら、断ってもいいんだぞ。」
「……うん。」
そう言った鏡子の顔は、とても嬉しそうで…
まるで望みを叶えて貰った子供のようだった。

299:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:07 DFv0C80J
康太:
その日をきっかけに俺達は肉欲の日々を過ごし始めた。

少しでも長く、一緒にいる間はお互い重なり合い、交わった。

側にいるだけでもそれはそれでよかったが、

俺も、鏡子も、どちらからとも求めあっていた。

前よりさらに、お互いの心を確かめ合うためにも……

それは、幸せな時間で… こんな幸せな兄妹、他にはいないとさえ思っていた。


しかしそんなある日、鏡子が血相を変えて俺にすがりついてきた。

300:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:08 DFv0C80J
鏡子:
「コウ兄…!

 どうしよ… どうしたら…!!」
「なんだよ、どうしたんだよ。」
「……生理が、来んのよ。

 妊娠したんかも……!」
それは、未知の恐怖だった。
妊娠したとすれば、それは間違いなくコウ兄の子供だから…!

301:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:10 DFv0C80J
康太:
いきなりの告白は俺にとっても鏡子にとっても衝撃的だった。
鏡子もかなり落ち着きがなかったが、俺も頭が混乱してしまう。
「そ、そんな…!」

「私… まだ産めんよ…
 学校もまだ卒業しとらんし…
 でも… 堕ろすなんて絶対出来んし…

 どうしよ…! どうしたらいいん!?」
「と、とにかく落ち着け。落ち着けよな。」
そう言いつつ俺もうろうろする動きが止められない。
なんせ原因は俺にあるような物だし、
世間からも孕んだ方より孕ませた方が重罪と思われるだろうし…

とにかくすぐに薬局で妊娠検査薬を買い、審判を待つことにした。

302:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/14 02:14 0vWtFeR+
 

303:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:19 DFv0C80J
鏡子:
結果は……








シロだった。

304:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:20 DFv0C80J
「へ…!?」
「……これの結果だと、私、妊娠しとらんみたいよ。」
「でも、生理来てないんだろ?」
「うん。

 でも来てないって事は… そうなんかもしれんし…」
「……ど、どうなってるんだ!?」

その後、病院で検査しても妊娠はしとらんかったみたい。
ただの生理不順。
診断の結果はそれだった。
若い女性でも、睡眠不足や疲労などで起こるらしい。
(お腹を揉んで…子宮マッサージ、ってのをしたらすぐに生理が来たし。)

でも、どちらにしても思い当たる節があるから…

305:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:21 DFv0C80J
康太:
それから、SEXは少し控えるようにした。

いつかの為に、今我慢する。
何かの標語みたいだがずしりとくる。

今はまだ、そうさせるわけにはいかない。
まだ、まだ早いのだ。
俺も、鏡子も、まだまだ子供だったのだ。

306:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:24 DFv0C80J
鏡子:
そしてあれから、一つ出費が増えた。
コンドーム。
頻度が多いと馬鹿にならないから、私からも控えるようにはした。
でも、寝るときはいつも一緒。

横に、おるだけで、満足する。 満足させる。
キスしたり、抱き合ったり、胸を揉まれたりするけど、
それだけで、済ませる。
コウ兄は… ちょっと、辛そうだけど…

「いつか… いつか、ね。」
「キョウちゃん…」
「大好きだよ… コウ兄…」
今日もそう言って眠る。
終わり

307:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/14 02:30 DFv0C80J
あ~終わった終わった。
さて、これでゆっくり…

なに…次回作…?

わかってますよ…書きますよ…それがSS師の宿命ですからね!!(なにヤケになってんだか

あ、後日今回のをZIP化して纏め上げするんで。

308:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/14 02:31 w+1/Tfon
深夜のSS配達人GJ!!

309:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/14 02:33 0vWtFeR+
   /''⌒\     +
 ,,..' -‐==''"フ + . .*
  ゜(n‘∀‘)η .+   完結編キタ-
.  (   ノ
.  (_)_)

 お疲れ様でした。

 さぁ次回作はもちろん“妹攻め”ですよね?

 期待してますよ。

310:リゼルギン酸ジエチルアミド
04/03/14 14:17 ga/IXi5K
長い間ご愛読ありがとうございました。
孕age先生の次回作にご期待ください・・・・・・って

無限生殺しループ!?(;´Д`)ハァハァ

311:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:20 xVgl6PgY
孕ageさんお疲れ様でした。次回作も期待してます。
文士様方のSSに(;´Д`)ハァハァしすぎて中々進みません(w
細切れ投下でもめんなさい 。

では次から投下します。

312:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:21 xVgl6PgY
>>277


18
溜まった水で足がよろめく。塀に肩からぶつかった。百合の声にならない声が聞こえた気がする。飛んでいく傘が視界の端で見える。タイヤのスキール音が高い声で唸り、吼える。
せまる衝撃を予感し俺は身を固くした。抱きしめた腕に力が入る。
「百合―!」
息を殺して百合の名を呼んだ。
お兄ちゃん、とせっぱつまった百合の声が聞こえた瞬間、背中を襲ったのは冷たく派手な水しぶき。
俺が覚悟した衝撃は訪れず、背中を叩くのは冷たい雨ばかりだった。
固く瞑った瞼を開ける。
「お兄ちゃん……」

313:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:22 xVgl6PgY
19
震えながら百合が俺を呼んだ。見上げてくる瞳は潤んでいる。
「お兄ちゃん……」
唇を薄く開いたまま、腕の中の百合は俺を見つめる。離れる気配もなく百合は俺に抱かれたまま見つめるだけだ。
俺の中で熱が生まれる。
体を冷やす雨の冷たさと反比例するように、それは急速に上昇していた。
降りかかる雨も蒸発しそうな熱さに目眩がする。

314:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:23 xVgl6PgY
20
大丈夫か、痛い所はないか、そう訊ねて抱きしめた腕を緩めればいいと思っているのに、百合を抱きしめた腕の力が緩まない。
自分の思考も肉体も、何かに突き動かされるように己の意思では動かなくなっていた。
「百合……」
縮まる二人の距離。唇まであと数センチの位置だ。
「お兄ちゃん……」
小さい声で百合が呟く。細くなる百合の瞳。そのまま、百合は瞳を閉じた。

315:161 ◆NKJ0l9L1hw
04/03/14 16:28 xVgl6PgY
ここまででっす。次には最後まで投下したい……。

316:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/14 18:43 XHOhcFxu
おおお…
お兄ちゃんに急に抱きしめられてドキドキしてる百合タンが…(*´Д`)ハァハァ

リアルで見てれば支援しますんで。

317:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/14 21:32 f3UG03Gu
>>307 孕ageさま、完結お疲れさまでした。
お互い兄離れ、妹離れしなければと思いつつ結ばれてしまう二人‥‥いい雰囲気の話でした。
ただ、ちょっと苦言を呈すると、やっぱり改行多すぎる気がしました。話の雰囲気を醸し出すという点では
改行の効果は充分あったと私は思いますが、スレ上でうpする技法としては不向きなのかも知れません。
かといって、私みたいに詰め込んで書けばいいってモンでもないですし‥‥余計な事言って申し訳ないです。ごめんなさい。

>>315 
日常でこんなシーンがあってもおかしくない話の流れがいいです。
続き、期待してます。


318:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:22 ZkAeOogo
(´д`)ノ 三文です。
みなさんの作品、全てスバラスィーです。
文士様方の脳下萌体の数だけ兄X妹の営みがある…いいですねえ。
前萌葉とかランゲルハンス萌でもいいか。

サンモンサン、イイカタガエロイヨ… (゜д゜)ノ(´д`)ゞ オヤジデスカラ… (笑

欲を言ますと、もっと住人さんレスしてあげてください。これ読んでる名無しさん、あなたです。
正当な評価ならば、批判も賛辞も全て文士は糧にするでしょう。
あとやっぱし…絵師殿もカマーンですね。

では続きと参りましょうか。>>194からです。

319:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:24 ZkAeOogo
軽く、腕に力を入れて妹を抱き直す。
「いっ…」
痛みはなおもそこに在り続けていた。それも現実。
「ケイ…」
「う、うん、あ…ふ…」
「一度…その、ぬ、抜くけど…いいか?」
「…えっ?」
「そ、その…抜くよ…」
「ど…うして?」
妹の瞳が、真っ直ぐに見つめている。

320:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:27 ZkAeOogo
「やめ…ちゃうの?私…我慢するよ…できるよ?」
「い、いや、その…」
兄が黙りこくる。
妹の薄い胸が、兄の胸を押し返している。
可愛い吐息が、兄の五感を撫でている。
ま…まずいよ。
繋がったまま抱くという行為が、これほど本能を高めるものだとは、
兄が知るはずもなかった。
初めてなのだから。
これが…好きな相手とエッチするって、こ、ことなんだよな…。
自分の身体の下で必死に耐えている妹が、ただ可愛かった。
自分の身体とは違う、柔らかなその姿、表情、そして…あたたかさ。
繋がった部分に、どんどん血が集まってゆく。

321:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:32 ZkAeOogo
「ケイ、このままだと…俺、すぐ、その、イ…
イッちゃいそうだから…」
「い、いっちゃうって…」
「つ、つまりその、また…
で、出そうなんだよ、もう…」
兄がそう言うと、妹は大きな目をまばたかせながら、言葉無く、じっと見つめた。
そしてこう問う。
「お…お兄ちゃん、…気持ち、いいの?」
「えっ?」
思わず聞き返してしまう兄。

322:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:35 ZkAeOogo
「私のなか…気持ちいい…の?」
ふう、ふう、と息をなおも吐きつつ、そう問う。
「あ、当たり前じゃないか…
ケ、ケイの中…すごく気持ち…いい…んだよ」
自分の言葉自体に刺激を受ける。
そう言葉にすることそのものが、快楽をさらに高めてしまう存在となる。
「…いいよ」
妹がポソリと言った。
「え、な…何がいいって?」
眉間に皺を寄せて、耐える兄。
「私の…中で出して…いいよ」

323:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:40 ZkAeOogo
「あうっ!」
声を出して耐える兄。妹の言葉に、ただ翻弄されるがままに。
「ダ、ダメだよケイ、それだけは…。
だって、さっき、あ、あんなに…俺のその…精液を、
きれいにしてあげようと、努力を…」
妹の膣壁は、先ほどから痛みに耐えるたび、ひく、ひくと波打ち、兄の分身を…
柔らかく包み込みながら、そのくせひどく、刺激し続けていた。
だから動かすことをせず、ただじっと埋没させているだけなのに。
このままだと、絶対に…中に出してしまう。
兄がそう確信する。

324:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:46 ZkAeOogo
「私…いいよ。お兄ちゃんの…せーえきだったら、
中に…出して欲しい…」
静かに、妹が呟いた。
「そ、それは無茶だよ…だいいち、
本当に"妊娠"でもしちゃったら…どうするんだよ?」
兄はその言葉に抵抗した。
こんな会話をしてる間に、すぐに抜いてしまえばいいんだ。
そんな考えも兄の脳裏を過ぎりはした。
けれど、背中に回された妹の腕の心地よい束縛感が、それを許さなかった。
妹が、これ程無いぐらいに、自分を受け入れている。
その麻薬のような、多幸感。

325:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:54 ZkAeOogo
「ニンシン…してもいい…」
「え、ええっ?」
驚きを隠せない兄。
「私、お、お兄ちゃんの赤ちゃんなら欲しい…。本気で今、そう…思うの。
いけないことなのは…解るよ。でも、今は…」
その気持ちは、何となく兄にも理解できた。
妹は今、ただ憧れの対象であった兄との、この行為を過ぎて、
更なる次の本能へと、心が向かっていたのだった。
「これが…オンナになるってこと、なの…かなあ…?
お…お兄ちゃんのが…おなかの中に入ってから…ずっとそんなことを…」
はふ、はふ、と、さらに浅い息に変わりかけていた。
痛みはずっと続いてるのだろう、きっと。

326:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/14 23:56 ZkAeOogo
「…」
兄が決心する。もう抜こう。
そして腕に力を込め、腰を大きく後退させる。
「あっ…お兄ちゃん、抜いちゃ、抜いちゃやだあ…」
「ダ、メだよ、ケイ、もう、これ以上は…」
そしてずるりと、兄の分身が、再び外気に触れた。
「あ…ぐっ!」
抜き出される痛みも、当然のように。
「はあ、はあ、はあ…ケイ、ごめんな、ごめん…」
兄はそう言って、腕を真っ直ぐにベッドに伸ばして、身体を妹から離した。

327:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:10 Rxe4Mv1e
「う…」
即座に妹は、自分の顔を手で覆った。
身体を離すことで、再び兄に自分の全身を見られることに、何故か恥ずかしさを感じたからだった。
そして兄が、自分と妹の、今まで繋がっていた陰部に目をやる。
「あっ!」
驚きを隠せなかった。両方とも、…血で汚れていたから。
さして多い量ではないものの、べっとりとした血が自分の屹立を染め、
さらに妹のクレバスからも、シーツの上に滴っていた。
愛液で多少なりとも色は薄まっているものの、その赤の色は痛々しさをよけいに感じさせる。
「ケ、ケイっ!」
血のせいで、兄の心臓がキュウと鳴る。こればかりは男の宿命。
「お、俺…なんてひどいことを…」
傍らのティッシュを数枚抜き取り、自分のは放っておいて、妹の陰部に当ててやる。
そしてゆっくりと、血がじわじわと、それに染みこんでゆく。

328:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:13 Rxe4Mv1e
「…」
妹は、黙ってされるがままでいた。兄の手が、太腿を少し広げても、ただそのままで。
兄がその血を、丁寧に拭い取ってゆく。
「ケイ、痛いか…?」
「…」
ただ胸が上下している。
「ケイってば…」
「ううん…」
妹が応えた。顔を覆う手もどける。
「おなかがじんじんしてるけど…もう大丈夫…」
「そ、そうか…」
そしてまた一枚。
妹が、ゆっくりと身体を起こす。自分から、さらに足を大きく広げる。
血は、もう止まりかけていた。

329:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:15 Rxe4Mv1e
「お兄ちゃん…」
妹が口を開く。
「あ、ああ。本当に…もう痛くないか?」
「本当に…大丈夫だよ。それより…」
妹の視線は、今度は兄の屹立へ。
「お兄ちゃんのは、私がきれいに…してあげるね」
「へ?」
意外な言葉に、兄は間抜けな言葉を返す。
妹もティッシュを手に取る。そしてゆっくりと身体を兄に寄せ、屹立へと。
「あ、ケ、ケイ、それは…」
兄の言葉を聞かず、妹の両手が竿の部分を包む。愛おしそうに。
そして、優しく拭き取る。
自分の血を。

330:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:18 Rxe4Mv1e
「…お兄ちゃん、ごめんね。こんなに汚しちゃって…」
妹がそう呟く寸前まで、その手を制止しようと、兄は思っていた。
けれど、任せることにする。
妹の手が、これもまた、心地良かったから。
「…ケイの、血が…汚いわけないよ…」
固く反り返ったままのその根本を包み込み、もう片方の手で、丁寧に拭いてゆく。
あ、ちょっと…気持ち良いな…。
「ふ…」
思わずそんな声も漏れ出てしまう。

331:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:21 Rxe4Mv1e
「お兄ちゃん…」
「ん…」
「このまま…手でこすってあげる…?」
「な、なんだって?」
またも、意外な妹の言葉。
「それとも、そ、その…口で…とか」
「え?えええ?」
じっと妹を見る兄。
対して妹は、ずっと屹立に目を伏せたまま。
「だって…お兄ちゃん、まだ…気持ち良くなって…ないもの」
恥ずかしそうに答えた。

332:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:23 Rxe4Mv1e
「だ、だからって、手とか、…口とかって…
どこで憶えてくるんだって…」
「…」
今度は答えない。
実際のところ、見た目ほど血はこびり付いてはいなかった。
すぐに拭き終え、妹はそのティッシュを丸めながら、続けた。
「じゃあ…もう一回…」
「え?」
「もう一回…い、入れても…いいよ…」

333:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:29 Rxe4Mv1e
「…」
黙って考える兄。
「お兄ちゃんが抜いたら…えへへ、あ、あんまり痛くなくなっちゃったから…」
…痛いはずだよ。
けれど妹は微笑みかけてくる。
ケイ…。
「…いいのかい?ケイ」
「うん…」
「ほんとうに…痛くない…?」
妹と向かい合って囁く。

334:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:32 Rxe4Mv1e
「あ…うんと…
や…やっぱり…ちょっと痛いかなあ…」
それでも微笑む。
「でも…お兄ちゃんを…もう一度…感じたいから…
もういっかい…がんばるから…」
俺だけじゃない。
ケイもまた、気持ち良くなりたくて…いるんだ。
「ケイ…?」
そしてまたキスを誘った。
「んむ…」
兄の唇に、応える。

335:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:33 Rxe4Mv1e
「じゃあ…そうする」
口を離してから兄が言った。
「うん…」
「今度は…できるだけ痛くしない…
ように、善処するから…な」
兄のその言葉に、妹がクスリと笑った。
「お…お願いします」
兄も笑った。
「あ、はは…」
「う、ふふ…」

336:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/15 00:49 Rxe4Mv1e
さてさて、今夜はこれにて 糸冬 です。
血に弱い方ゴメンナサイ。ちとエグイ描写が多かったですね。
でもアレのショックさと言ったら…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルですよね正直なとこ。
次回は再挿入の前に、以前FXD殿に約束(?)しましたコンドム描写がやっと出てきます。やっとかよw

今作を完結させた後にポストする予定の作品も、かなり進んでいまして。ちとさわりなど…。
タイトルは「上弦と下弦の欠けた月」(仮)と申します。
基本として陵辱描写を主点にしてます。主人公は月也と月世という、一つ違いの兄妹のお話。
自分で書いてて泣きそうになってしまったぐらい、悲しい物語です。
こういう作品がここで受け入れられるのかどうか…オイラにとってはたぶん勝負的な作品となりますね。

では完結までもうちょっと(まだあるのかよ!)です。いましばらくお付き合いくださいませ。 ヾ(´д`)

337:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/15 00:53 5QLwVAuW
(注:只今リアルタイムにて萌やされています。

338:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/15 00:59 GagV+Jr8
エエッココで抜いちゃうの!?Σ(゚д゚lll)

気遣い優しい兄ちゃんだねぇ…

再挿入へ

(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ//ア//ア

339:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/15 01:06 vGY7Ufif
三文さま、お疲れさまです。約束(?)、憶えてますよ。
ちなみに、私の今回のSSではピルを使おうと考えております(ネタばらししてどうする!)
まあ、スレタイがあれなんで、リアリティを出そうとする場合、避妊についても考慮しないといけませんしね。
とりあえず私もさっさと続き書こう‥‥

340:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/15 01:36 klL3plze
>>315 >>336 続編が…

             / ○  l.       /  ○ \
             /        !___/        ヽ
 キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜|  /////  .!    /  /////  |゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
               !、      !   /          ノ
             ` 、       !_/       /


 妹を気づかう兄の姿…(・∀・)イイ!GoodJobです!!

341:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/16 23:03 vcw5SPLJ
>161 さん いつも楽しみにしてます。
これからどうなってしまうのか…ハァハァ…。
正直エロが無くても萌えるのはすごいことだと思います。

3月になれば暇になるかなぁと思ってたのに、逆に忙しくなってきやがった…。
次はいつ投下できることやら……。


342:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/17 08:12 x7GTgCr7
リクエストの妹攻めSSの報告。

いや~根がSだから兄受けは書きにくいと言うかなんと言うか(火暴
どうしても 兄者襲う→ボク妊 になりそうなのを必死に軌道修正して…
漸く例のセリフ入るトコまで書けました。
まだまだあげられるような代物では無いですがなんとか書けている、ということだけ。

343:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 09:15 hejV8Tt4
誰かが貼ってくれたリンクを辿ってやってまいりました。以後お見知りおきを。
私も何かネタが出来たら書き込みに来たいと思いますので、その際はよろしくお願い致します。


(´-`).。oO(こっちはリアリティ重視なのかな…?まぁ、気にせず妹に萌える作品を書けば良いか…)

344:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/17 13:06 1r3MZEYU
いらっしゃいお兄ちゃん(はあと

むこうのスレのSSもいい感じですね。楽しみにしてますよ。

それにしても無効のスレとの違いがよくわからんようになってきたなぁ。
そろそろ統合の時期だろうか。

345:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 22:07 hejV8Tt4
早速なんで、さらっと投下してみます。
もともと向こう用に書いてた物なんですけど、こっちで見てもらってもよさそうなので。


めちゃくちゃ短い&空白ばかりですが、読んで頂けたら幸いでございます。

346:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 22:08 hejV8Tt4
…もう忘れてるかもしれないけど、ボクはまだ、はっきりと覚えてるよ。




あの日の夜、草原から見た夜空は、三日月と流れ星が詰まってたよね。

風が草をなびかせて、響くざわめきが耳にとても心地よい感覚だったよ。

他に音はなくて、そこだけ別世界のように静かで、落ち着いていたの。



ああ、思い出してくると恥ずかしい。

…お兄ちゃんは、あの場所でボクを愛してくれたね。

347:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 22:09 hejV8Tt4
ボクの告白を受け入れてくれた。甘い甘い、恋の誓いのキスをしてくれた。

髪を撫でて、肌を合わせて、二人の吐息が荒く絡んだ、あの熱い感覚を覚えてる。

ボクたちは一つになって、視界が真っ白に染まりそうなほどの喜びをずっと感じてた。

そうして、幾度もお互いを求めて、生命の温もりをじかに感じ合ったんだよね。

…とっても恥ずかしかったけど、ボクは気持ちよかった。嘘じゃないよ。

あの時はあんまり話せなかったけど、本当に、本当に、嬉しかったんだよ。



こんなちっぽけなボクの全てを、最後まで余すことなく愛してくれたのだから。

348:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 22:10 hejV8Tt4
――お兄ちゃん。

初恋の人。最愛にして、唯一の兄妹だった、ボクのお兄ちゃん。

一つだけ、お願いがあります。



『口付けを交わした、あの日のことを忘れてください』

全てを忘れて、新しい出会いをして、そうして幸せになってください。

349:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 22:11 hejV8Tt4
いつまでも、思い出の中で閉じこもって泣かないで。お願い。

…ボクの代わりに、残された人生を、存分に生きて。

ボクはもうこの世にはいないけど、寂しくないから心配しないで。

だって、お兄ちゃんがくれた熱い想いが、まだこの胸の奥に残ってるから。





幸せになってね、お兄ちゃん。

もう泣かないように、いつまでも、空の彼方から見守ってるから。

350:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 22:12 hejV8Tt4
お兄ちゃん。ボクに素敵な想いをくれた、優しい人。


『大好きだよ。』

351:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/17 22:16 hejV8Tt4
…以上です。レス数にして5つしかないですが、出来るだけ「(愛しい人に)逢えない憂い」というものを意識してみました。


こんなちっぽけな作品ですが、感想とかあったら是非下さい。

352:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/17 22:29 2SCh8U9v
>>351

  ┃   ┃━┓                         ┃┃┃
┗┓━ ┃━┓ ┗━━━(゚∀゚)━━  ┃┃┃
┗┓━ ┗  ┃                         ┗┗┗
  ┗       ┃                    ┗┗┗

 こういう詩的書き方…思いつきもしませんでした。

 俺の書くキャラに一番似合わない演出ですけど… _| ̄|○

353:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/17 22:39 fQVGo9D5
このごろ音速ができないぜ…
>>-350
って妹氏んでるーー!!! 。・゚・(ノД`)・゚・。

>230の人
イラセラマセー
ここはボク妊と違って特に制約はないですよ~
ゆっくりしてってくだしい。

354:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/17 22:54 lL1bzOCr
>>351
こっちのスレへようこそです。あっちのスレでのSSもDLして楽しませて頂いておりました。

優しい風のように心地良くて、切ない感じの話が何ともイイ!
私、こういうの好きなんですよ。
ここは割とリアリティー重視と思われがちですが、そんなコトありませんのでご心配なく。

355:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/18 14:24 tkHvKQ8z
>>351
こういうの大好きです

ぶっちゃけた話、リアリティのあるS○X描写よりも
こういう感じの方が萌(燃)える


356:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/18 20:56 O07Q2cDA
向こうの荒れっぷりに少々呆れ気味です。何、あのやるせない状況('A`)
そんな愚痴をよそにまた一つ作品を書き上げたんですが、ここで一つ質問があります。

やっぱり「愛」がないと駄目ですか?

書き終わったら戦争&惨い系の作品が出来上がっちゃったんで…激しく発表をためらってます(;´Д`)
もうちょっと推敲はしてみますが、もしかしたらまたDLしてもらう事になるやも…何書いてんだか、俺 =□●_

>>352-355
(*´∀`)
感想ありがとうございます。楽しんでもらえて良かったです、本当に。
上げる直前とか「もっとエロエロしろや( ゚Д゚)ゴルァ!!」とか言われそうでビクビクしてたんで(苦笑

357:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/19 01:22 0f/1BYkN
>>356
 最近両方のスレで(CG・SS共に)作品数自体が少ない
傾向ですし、勇気を出して投下してみるのもイイのでは
ないか…って随分無責任に聞こえますが、然るべき
理由を添えた批判なら次回作の糧になる筈。

358:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/19 01:31 8N7Q02Q1
向こうのスレどうも春厨に圧倒されて対処法を忘れてるみたいだな
そんなに脆かったか?

359:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/19 15:28 dmEBLCIs
ここはエロエロなシーン皆無でもOK?

なら書く気はある。

かもしれない。

自分でも分からない。時間ないし。

切ない話とか、何かほんわかとかさ。



期待しないで下さいね。投下する確率はとても低いので・・・

360:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/19 22:06 lB39G0r7
萌えの匂いのする妹SSなら文句言う奴いないと思う。
結構エロなしシーン投下してくる文士も多いしね。ここの住人は割と寛容だから、いいんじゃない?

361:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/20 01:36 HNQJfL7W
>>359
 ソコまで振ったなら是非投下しろ…じゃなくて是非とも
お願いします!!

 後は作品内容によりけりですが余程気になるのなら
>>1-2・>>4を参照してみましょう。

362:359 ◆jMOammQf8U
04/03/20 15:01 zE+xAepN
ん~・・・・とりあえず、いってみます。



363:359 ◆jMOammQf8U
04/03/20 15:08 zE+xAepN
・美咲

春・・・・・・・・

うららかな日差し。
やわらかな風。

周りのみんなは、そんな季節の到来に、何となくウキウキしてるみたい。



でも・・・・・・・私は・・・・・・・



364:359 ◆jMOammQf8U
04/03/20 15:17 zE+xAepN
私には、好きな人がいます。

とてもとても、大切な人がいます。

その人の名前は、『祐一』

多分、他の人から見れば、たいしたことのない
ごく普通の人です。
特別格好良いわけじゃないし、勉強だって真ん中より少し上くらい。
運動音痴じゃないけど、万能ってほどできるわけじゃなく。
ホントに、普通の男の人です。

でも、私にとっては、他の誰よりも愛しい人なんです。



365:359 ◆jMOammQf8U
04/03/20 15:20 zE+xAepN
何度この思いを打ち明けようと思ったことか。

『愛しています』

こんなに短い言葉なのに・・・・・・・・

私には、あの人に伝えることすら許されないのです。


だって・・・『あの人』は・・・・・

私のお兄ちゃんだから・・・・・・・



366:359 ◆jMOammQf8U
04/03/20 15:23 zE+xAepN
え~。とりあえず書けるのはここまでっす

最初と最後はある程度頭の中で形になってるんだが。
真ん中がちーともまとまらん


ってダメじゃん、俺・・・


このスレが終わる前には書き上げたいな~、なんてw


367:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/20 16:54 WuZEd8MF
復っっっっっっっっ活!!!!!!!!

やっとアク禁が解けました!
コレで存分に粘着…じゃなかった音速ができます。

>>-365
早速復活記念音速
……う~ん。そそられる……
エロ無しなのは残念だけど萌えて生殺しであればOK!!

368:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/20 17:13 nqfNY/MG
コテ馴れ合いが向こうで囁かれている今、新たなコテが生まれるのを祝うことに意味はあるのでしょうか?

…まぁ、そんなどうでもいいことは私の耳には聞こえませんがね(苦笑

>>366
(*´∀`)
ぱっと読んでると、直前の自分の作品を読んでる気分になりますたw
最初と最後が見えているなら、その間が曖昧になると面白くないですしね…頑張って下さいませ。

369:359 ◆jMOammQf8U
04/03/21 14:13 FOJnqa9A
>>365から

それでも、お兄ちゃんと一緒に暮らしていられる今の生活は、
私にとってはそれなりに幸せだった。
好きな人と毎日会える。
そりゃ、兄妹だから当たり前なんだけど、
その当たり前が、私にはとても嬉しかった。



370:359 ◆jMOammQf8U
04/03/21 14:31 FOJnqa9A
今、お兄ちゃんに付き合っている人がいることも知ってる。
(深雪さんっていうんだって)

けど、相手が誰であっても、例えそれが天使でも、
負けない自信が私にはあった。



371:359 ◆jMOammQf8U
04/03/21 14:37 FOJnqa9A
きっと、お兄ちゃんは私の思いに気付いてくれる・・・・・
兄と妹としてではなく、愛し合う二人になれる日がきっとくる。
そう信じていた。

だから、あの日・・・・・

『俺、彼女と結婚する』

深雪さんと二人で両親に報告するお兄ちゃんを
私は、TVでも見ているような目で見つめていた・・・・・


372:359 ◆jMOammQf8U
04/03/21 14:42 FOJnqa9A
とりあえず、ここまでってことで。
何というか・・・生みの苦しみというか(大袈裟)
改行しすぎてエラーくらうとはな~w
いや、SS書いてる皆さんはもっと苦労してるんでしょうな・・・
素直にスゴイと思っている今日この頃

>>368
> コテ馴れ合いが向こうで囁かれている今、新たなコテが生まれるのを祝うことに意味はあるのでしょうか?

俺の場合はこのSSだけのコテなんで。
旅の恥は書き捨てw

373:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/21 14:45 FOJnqa9A
あと

>>368
> (*´∀`)
> ぱっと読んでると、直前の自分の作品を読んでる気分になりますたw

正直、あなたの作品に触発された、ってのが大きいっすw
スミマセン、パクリ野郎で・・・・・

それくらい、ガツンときましたよ、俺には。

374:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/21 17:10 cMHYtggt
よし音速!!
>>371
けど、相手が誰であっても、例えそれが天使でも、
負けない自信が私にはあった。

う~ん…響くセリフだなぁ…

>>372
まさか書き込み欄に直打ちじゃないでしすよね?
メモ帳かなんかに書いてから張り付けると楽です。 その時一回の投稿を意識して改行してればもっと楽だし。
>このSSだけ
そんなこと言わずにガンガン挑戦してみてくださいよ~(なんだその媚びわ

375:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/21 22:58 uMaZf/s8
あらあら…また新作が投下されてますね。早く私も三部作を推敲して仕上げないと…(苦笑

>>373
(*´∀`)
前回に引き続き、リアリティを感じさせるほんわか作品をありがとうw
何ていうかな…自分の作品を極限までリアリティ重視にしたらこうなるような…_| ̄|○スイマセンデシャバリマシタ

>正直、あなたの作品に触発された、ってのが大きいっすw
>それくらい、ガツンときましたよ、俺には。
多分、あれが俺の今までの作品の中で一番個性的だったりしますが…楽しんで頂けて光栄です(*´∀`)


今日の夜中頃にまたうぷろだに上げる予定ですので、もし良ければ他の作品も読んであげてください。

376:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/21 22:59 uMaZf/s8
IDが(゚Д゚)ウマーw

377:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/22 00:21 mqeQ50hE
…という訳で、早速上げてきました。
苺、ファイル「restrein」、蓮はメル欄の右です。相変わらず古いのも入ってますが気にしないで下さい(苦笑

>>346-350は「無言真言」、向こうで投下してたのは「砂と波と姫に愛を」という作品名で入ってます(加筆済)
他に書いた作品とかも入ってるので、感想や指摘等がありましたら教えて下さいませ。

378:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/22 00:30 fVxfhoar
 キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
        __
       <_  >
     / i レノノ))) \/⌒ヽ
       人il.゚ ヮ゚ノ人/   |゜:: ゜;゜ ゜
        ⊂    / ゜.;゜ /; :;;
          \  / 。゜ /.;.;:::       
           ( //⌒ ̄⌒`´ ̄`~ヽ'ー--、
           _/      ιυっ ̄~つyへつ
         /    フっιつ人´ / /つυ^っへ  っっ
       /   /つつ。o/ / / /  ^つっへυっつ
      _/     〉o°o。     /°>つっっっつっっ
     /      \γ、。 o 。 /o。/ /つっっつっつ

 それでは早速読ませてもらいます。しかし毎回何故旧作が
混じっているのか非常に気になる…。

379:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/22 00:48 qQPxpxCM
むう…悲惨系はそれはそれでおもろいのですが……
次は極甘でエロエロなのを期待します。

…もう旧作はいらないのでは? 要請あるときにうpすればいいんだし。


張り合う訳ではないですがこのスレで連載してた「添い寝(;´Д`)ハァハァ(仮)」の纏めzip進呈します。(おまけの一文付き
うpろだどっとねっと2号の22065.zipです。パスは孕age。


380:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/22 00:53 qQPxpxCM
ありゃ?
なんかバグってたんで上げ直します。ちょっと待っててください。

381:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/22 01:00 qQPxpxCM
すいません。
同じ場所の3号 4966.zipです。パスも同じ。(ダウソ確認済み
>>379のはなんかおかしいんで破棄してください。

382:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 01:01 GYOy5D9Z
こんばんは。失礼します。
えとちょっと息抜きにSSをかいてみたんで投下してもいいですか。
書きかけの続きを放置してなのでちょっとあれなんですが。
しかも続いてるし。
愛はあるけどすれ違いっぽい兄妹の序文です。
あれでしたらあぼーんしてください。

383:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 01:02 GYOy5D9Z
あ!リロしてなかったらレスがたくさん。文士さまがた早速読ませていただきます。

384:遠い昔の……
04/03/22 01:04 GYOy5D9Z
ではここからはりまっす。


―もういいかーい……
あどけない少女の声。一秒ごとに遠くなる。
「まあだ、だよ―」
正義は大きな声で少女に返す。息が苦しいが正義は走るのを止めない。
その間に、正義は、少女がいる大木からぐんぐんと距離を置くように木々をすりぬけ走り続けた。
再び少女が大きな声で問いかけてくる。
……い……か……ぃ……
少女の声はもう正義には届かない。
そこまで来て、正義はやっと立ち止まった。
心臓がどくどくと体内で吼えている。
手近な木にもたれて、ふうと一息つくと正義は笑った。

385:遠い昔の……
04/03/22 01:05 GYOy5D9Z

「ここまでくれば、あいつもわからないだろう」
正義はくすくすと笑いながら、流れ落ちる汗を拭う。
正直、正義は妹の面倒を見るのに飽き飽きしていた。
せっかく久しぶりに田舎にやってきたというのに、毎日毎日、妹の菜々子の世話ばかりなのだ。
年の離れた従兄弟達は、学校の「部活」とやらがあって、前みたいにカブトムシ取りや、川遊びに連れていってもくれない。
大人達も自分たちばかり出かけていって、必然的に菜々子の面倒は正義が見ることになってしまうのだ。
いい加減、うんざりだった。

386:遠い昔の……
04/03/22 01:06 GYOy5D9Z

仕事で不在がちな両親に変わって普段から面倒を見ているというのに、なぜここまできて菜々子の面倒なんか見なくてはならないのだと正義は思う。
それに、来年からは同じ小学校に菜々子が来ると思うと正義の憂鬱は深い。
菜々子ときたら、どんなに正義が意地悪しても、正義からくっついて離れないのだ。
親達は仲が良くて良かったなどと言うが、正義からしてみれば、4歳年下のしかも女など、遊び相手にもならない。
そんな菜々子に学校でまで付きまとわれるのかと思うと、正義はさらにうんざりした気持ちになるのだった。
「あーあ。菜々子のせいでちっとも遊べなかった。せっかくばあちゃんちにきたのにさ」

387:遠い昔の……
04/03/22 01:08 GYOy5D9Z

正義が期待していた面白いことや楽しいことは少ししかなく、毎日が菜々子面倒。
正義も兄とは言え、齢10の子供である。
自分の楽しみを菜々子の為に削られたと思うと、腹立たしくて、ついこんな意地悪をしてしまったのだった。
ばあちゃんの家の裏は小高い山になっている。
大人達には小さいと言っても山だから、深入りしてはいけないと言われていたが、そんなことは正義には関係なかった。
これで菜々子が懲りて、自分の後なんかをついてこなければいいと思ったのだ。
だから、正義から菜々子へ「かくれんぼしよう」と誘った。
菜々子は本当にうれしそうな顔で「うん」と頷いた。
さすがに良心が少し痛んだが、正義はもともと菜々子が悪いのだ、と自分を納得させた。

388:遠い昔の……
04/03/22 01:09 GYOy5D9Z

そうして、今、正義は菜々子からようやく離れ一人になった。
爽快な気分だった。
「はは。菜々子のやつ、こんな遠くまで俺が来てるなんて思わないだろ」
昂ぶった心臓がようやく落ちついてくると、正義は辺りを見まわした。
林の中は木々がうっそうと生い茂り、昼間でも薄暗い。
聞こえるのは、鳥の鳴き声、セミの鳴き声、葉の擦れあう音のみだ。
誰もいない。いるはずがない。
「……っ」
それなのに、人の声が聞こえた気がして、正義はもう一度辺りを見まわした。

389:遠い昔の……
04/03/22 01:10 GYOy5D9Z

「……ぁあ……」
女の人の声のようだった。正義は注意深く辺りを見まわし、そろそろと足を踏み出した。
せっかく静まった心臓が、またもや大きく叫び出す。
―裏の山にはおばけがいるから入っちゃいけない―
そう言われていたことを、正義はふいに思い出した。噛み締めたはずの歯は噛み合わず、がちがちと鳴った。
何かあれば声を出してしまいそうだ。
それでも正義は声のする方へ近づいた。
おばけなどいるはずがない……。

390:遠い昔の……
04/03/22 01:11 GYOy5D9Z

見るのも怖いが、見ないで居いるのも怖かった。
それならはっきり正体を見た方がましだ。
近づくにつれ、声がはっきりと聞こえてきた。
「……あぁ……もう、早く、早く……来て……っ」
女の切羽詰った声と、一人のものではない荒い息遣い。衣擦れの音。
正義はおばけなんかではない、人間だと確信し、ほっと胸を撫で下ろした。
無造作に声の主へ近づき声を掛けようとして、そこに留まった。
―女が男の下になっている。
「ひっ……あぁ! いい、気持ち、いいの―!」
女は男に揺すぶられながら、甲高い声で叫んでいた。

391:遠い昔の……
04/03/22 01:12 GYOy5D9Z

木の後に隠れ、正義は息を殺した。
女の人が、男に襲われている。助けなくちゃ、と思うのに怖くて身動きが出来ない。木の影からそっと様子を覗う。
「ああ、ああっ……んっ……ぅあ……ああ!」
女はどこからみても喜んでいるようにしか見えない。
女は襲われているはずなのに。
正義はわけがわからず、だが自分が興奮していることにも驚いていた。
視線を女から覆い被さっている男へ移す。女と男は下腹部で繋がっているように見えた。

392:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 01:18 GYOy5D9Z
えっととりあえずここまでで。
前振り長くてすんません。
っていうかまだ始まってないくて何だかですが……。
また来ます。

393:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/22 01:24 fVxfhoar
 新作

キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(。  )━(A。 )━(。A。)━!!

 個人的には多少前フリが長くても結構!

 続きに期待しています。

 

394:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 02:46 MC1Jk2Ll
…こちらに引っ越ししてきて良い?
なんか、優しい言葉で書いたの理解出来ない人がいるので…
このまま向こうで意見書いてたら、何時か切れそうw

395:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 02:55 MC1Jk2Ll
って、まぁいいや (((´・ω・`)カックン…
ごめん、今の状態で何処動いても一緒だね。
作品が出来上がってから考えるよ|Д´)/~~

396:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 03:08 GYOy5D9Z
うpろだ初心者すぎてファイル見つけられないかった……(ry
くそっなんであんなに迷路みたいなんだ。しょうがないとはいえ。

>>393 PC・Drinkerさん
レスありがとうございます。うう…ガンガリマス!


397:遠い昔の……
04/03/22 04:09 GYOy5D9Z
あのあと書き出して今に至ります。序文はこれで終わりです。なげえ…。
もっとさっくりいかないとですな。


>>391

股間に熱が集中して、正義はむず痒い気分になる。
男が女から体を離した。
女をうつ伏せにして、体の中心で女の尻にぶつかって行く。股間にそそり立ったものが、女の白い尻の間を何度も何度も往復している。
何故だか、いけないことだと思ったが、目が離せない。
男はぶつかりながら、女の大きな胸を揉んだ。女が叫ぶ。男の動きが早まる。
「ああ、もっと、お仕置きしてっ……もっと……!」

398:遠い昔の……
04/03/22 04:10 GYOy5D9Z
10
女の喘ぐ声が、湿った音が、肉のぶつかる音が林のなかにこだまする。
知らず、正義は自分の股間に手を伸ばしていた。
「何だよ、これ……! 俺、俺……っ」
木の向こうで女はさらに激しく揺すぶられ、その表情はだらしなく緩みきっていた。
「ああんっ……もっと、もっと、あたしにお仕置きちょうだいっ……」
男の動きが激しさを増す。
手をついた女のひじが、がくんと折れて、男と女の結合部が露になった。

399:遠い昔の……
04/03/22 04:12 GYOy5D9Z
11
赤黒いそれが、女の尻をぬらぬらと行き来する。そのあられもない情景。
汚い、汚い、汚い―。
そう思う傍らで、ひどく興奮している自分にも腹が立った。
なんでこんなにどきどきしているんだ―。
こんなに汚らしいものを見ているのにも関わらず、目が離せないでいるのだ。
股間に伸ばしたままの右手はただ押さえているだけなのに、何だかとても気持ちが良くて。
女と男の息遣いは生々しく、まるで耳元で聞こえているようだった。
正義はたまらずズボンの中に手を入れた。
ふるふると震える自分のものをそっと握る。

400:遠い昔の……
04/03/22 04:13 GYOy5D9Z
12
たまらない―!
触れただけでも、こんなに気持ちがいいなんて思いもしなかった。
正義がさらに自分のものを揉みあげようとした時、少女の泣き声がにわかに響いた。
男と女ははっとしたように体を離した。そそくさと衣服を身に着ける。
そうして、今あった事などまるで夢だったかのように、その場から居なくなってしまったのだった。
正義はと言えば、今自分の身に起こった事に呆然としていた。
妹の泣き声に驚いたといえ、漏らしてしまったのだ。

401:遠い昔の……
04/03/22 04:16 GYOy5D9Z
13
実際、それはお漏らしとは違うものであったのだが、今の正義にその違いが理解できようはずもない。
「……菜々子のせいだ」
泣き喚きながらこちらに近づいてくる妹に、いわれのない怒りを正義は燃やした。
菜々子が俺にひっつかなければ。
菜々子が俺とかくれんぼなんてしなければ。
菜々子が俺を追ってこなければ。
菜々子が泣き喚かなければ。
菜々子が女じゃなく男だったら。
正義は出来うる限りの理由を菜々子へ叩きつける。

402:遠い昔の……
04/03/22 04:18 GYOy5D9Z
14
「お…にいちゃ……」
ぐずる菜々子の声が聞こえて、正義はさらに苛立ちを募らせた。
どうしてやろう。この足手まといな妹にお灸を据えてやらなければならない。
そう考えたところで、正義の脳裏に先ほどの女が浮かんだ。

―あたしにもっとお仕置きして―

……そうだ。
そうしてやろう。
菜々子にはお兄ちゃんの邪魔などしてはならないのだということを身をもって教えてやろう。
正義の思惑など知らずに菜々子は兄を求めて木々の中をさ迷い歩く。
「お兄ちゃんはここだ。菜々子―」
そして正義は、残酷なほどの笑みを浮かべて菜々子を呼んだ。

403:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 04:20 GYOy5D9Z
ここまでが序文です。オオオー。14レスか…。
ではまた本編で。

404:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/22 04:52 qQPxpxCM
Σ(゚Д゚)ハッ
いつの間にか新作が…

長めに感じてるようですがなんかそんな気しません。
添い寝なんてヤルまでにどれだけかかったか……

続き期待しますよ。

405:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/22 11:20 mqeQ50hE
寝違えたのか、首がとても痛うございます…やっぱ寝床で小説なんて書くもんじゃないですね =□●_

>>378-379
(*´∀`)
極甘でエロエロですか…極甘は出来そうだけど、えちぃ表現が苦手気味で…でも頑張ります(`・ω・´)

甘い、あまい、アマイ…消えないでイリュージョン・゚・(ノД`)・゚・

>>384-391,>>397-402
(*´Д`)
なんでこう、みんな得ろを上手に書けるのかな…私のは自分でも淡白すぎてもう(´・ω・`)
その調子でさくさく書いていって下さいませ。柱の影から(・∀・)ニヤニヤして応援してますよw

406:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:01 AMPtit8r
「―柔和なる者は地を嗣がん」(マタイ伝第五章)
おひさしゅーござます(´д`)ノ 三文です。ホントに御無沙汰してますたゴメンコ。
ちと大作洋ゲーがリリースされたのでずっと遊んでてここ来るのさぼってまして。コソコソエヘヘ(´д`)ゞ
んでしばらくぶりで巡回してみたら、姉妹スレがなんかとんでもないことになってますねえ。なんスかありゃあ?
それが理由かどうか知りませんけどこのスレに文士殿の流入が著しい傾向のようですが、学童疎開?w
いいですねえ。面倒くさくなったらもうみんなここで住民票発行しちまいますから。ねえ町内会の皆さん?
「いくら叩かれても俺はSSを書きてェんだヨ!」という奇特な方はw 誰でも大歓迎デスヨ。
個人的に、マイノリティな方がたいへん好きですw オイラもいろいろ辛酸ナメナメ(やらしいなぁ)してきたクチですのであっはっは。
とはいえ確かにこのスレも最近なにがなんだかもうわからんちんですね。それについてはちと提案などありますが…。

とりあえず続き逝きますね。久しぶりで昼ポストです。>>335からでふ。
いっつも無駄に前説長ェよ俺。ゴメンネ。

407:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:05 AMPtit8r
再びの挿入の前に、兄の頭に、ちら、と良い考えが唐突に浮かんだ。
「そうだケイ、ちょっと…待ってな」
兄はそう言って、身体を起こした。
「?」
乳房を隠すようにして胸に手を置いたまま、妹は目で兄を追った。
兄はベッドの下に落ちていたスラックスを持ち上げ、ポケットから財布を。
なにやらごそごそと、その財布の中からビニール状のものを取りだした。
「それ…なあに?」
片面だけ透明な四角いパッケージの中に、淡いピンク色の、何か丸いものが入っている。
「うーんとね、これ…コンドームっていって…」
兄が照れくさそうに続ける。
「そのな、赤ちゃんが出来ないようにする…ものなんだよ」

408:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:09 AMPtit8r
これを使えば、少なくとも妊娠の心配は軽減されるだろう。兄はそんな風に思った。
「それ…知ってる…」
妹がポソリと言った。
「え?」
思わず妹を見つめてしまう。
「わたし…知ってるよ、それ。
"ヒニン"…するために…使うものだよね…」
恥ずかしそうに、妹が続けた。

409:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:16 AMPtit8r
「ヒ、ヒニンなんて言葉、な、なんで知ってんだよ…!」
妹ぐらいの年齢の少女が知っていても、別に不思議ではないだろう。今の時代。
そう解ってはいるものの、いざその知識が「妹の言葉」として発せられると、
兄としては動揺する以外に無かった。
「だからその…雑誌とかで。見るのは…初めてだけど…」
「そ、そうか…。ケ、ケイも大人になったんだな…」
動揺のあまり、妙なことを口走る。
「おとなに…してくれたのは、お兄ちゃん…だよ」
妹も、口走った。

410:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:18 AMPtit8r
「う…」
二人で俯き合う。
「ケイ…エッチだなあ…」
ポリポリと頭を掻きながら、兄がからかう。
けれど妹も対抗する。
「お…お兄ちゃんだってエッチじゃない…
だってそんなの…財布に入れてるなんて…」
「そ、それは…」
「いつも…持ち歩いてるの?」
疑うような妹の目が向けられる。責めるかのような。
「い、いやあの、これはな…」
「使ったこと…あるの?お兄ちゃん…」
解けない疑惑の目。

411:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:24 AMPtit8r
「まさかお兄ちゃん…他の女の人と…!」
「い、いや!ち、違うんだこれは…」
ぶんぶんと手を振って否定する。
「じゃあどうして…財布の中なんかに…」
「こ、これはな、ほら、俺の遊び仲間がいるだろ?そいつらとさ、みんなでお金出し合って、
買ったのをみんなで…分けたんだよ。うん。
なんてたってほら、俺なんかそういうのにすっごく興味ある?みたいな年頃だし…」
目があちこちに泳ぎ回る兄だった。滑稽とも言う。

412:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:26 AMPtit8r
「使ったことは…ないの?」
「ええとそれは…」
妹がじっと見つめている。
「…あるよ」
「え…」
ひどく残念がるような息を吐いて、即座に妹が反応した。
「それは…誰かと…」

413:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:28 AMPtit8r
「い、いや、違うんだケイ!」
慌てて取り繕う。
「あ、あのな、実はその…。
い、言わなきゃダメ…か?」
「…」
黙って首を縦に振る妹。妙な圧力感さえ漂わせている。
「え、えっとな、その、
ひと、一人で、その、エッチする時に…使ったことがあるんだ…よ」

414:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:35 AMPtit8r
「えっ…」
妹が、きょとんとした表情で兄を見つめ直す。
兄は、またも頭を掻きながら、観念した風で続けることにした。
「その…な、どんなのか試してみたくて…これ付けて…一人でエッチした…ことがあるわけだよ…」
「えっ、一人でって…。一人で…?」
微妙におろおろして見せる妹。
「だからそう言っただろ…」
恥ずかしさに耐えきれず、兄がとうとう下を向く。
「…」
「…」
二人は思わず言葉無く。
妙な空気が辺りに漂っていた。

415:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:39 AMPtit8r
「ぷっ…」
その静寂を破ったのは妹だった。
吹き出していた。
「わ…笑うのかよ?」
裏返った声で兄が反応する。
「あはは、ごめんなさい…。
でも、そんなことするお兄ちゃんも…かわいいって思っちゃって…」
「か、可愛いって…なんだよケイ…」
ひたすら取り乱す兄だった。
「ごめんね。そういうことしてるお兄ちゃんを…想像したら、思わず吹き出しちゃった。
でもお兄ちゃんも…そういうことするんだね…」
「か、からかうなよケイ、もう…」
顔の火照りを留められない。

416:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:44 AMPtit8r
「…お兄ちゃん?」
「な、なんだよもう…」
「お兄ちゃんが一人でそういうことする時って…どんなこと考えてるの?
あ、でも、そんなこと男の人に聞いて…いいのかなあ」
「ケイ、な、なんてこと聞くんだよ…。良いわけ…ないだろ」
「…でも聞きたいな、お兄ちゃん…」
「う…」
「ね…?」
恥ずかしそうに微笑む妹。おまけに上目遣いで。
この表情には、兄はどうやっても勝てないだろう。
生涯かかっても。

417:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:49 AMPtit8r
「え、ええとな、その…」
ちらりと妹を見る。妹も兄を見ている。本当に兄の話を待っている。
ふう…。
溜息を一つ漏らして覚悟を決める。
「えと、その…一人で…する時はだな…あの…
まあその…エ、エッチな本を見たりとか…
好きな人の…写真を見たりとかな…」

418:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 12:54 AMPtit8r
「…それ、"おかずにする"って…言うんだよね…」
「ぐあ…」
兄がグウの音を上げる。
「ケ、ケイ、だからどこでそんな言葉を…」
「…お兄ちゃんの机の一番下の引き出しに、そういうのいっぱい…あるでしょ…」
「え!なんで知ってるんだよ!」
「ごめんね…見ちゃった」
くああ…、なんてこった…。
「俺の部屋に、黙って入ってるわけだな…ケイは」
ちょっと睨んでみせる兄だった。
「うん…ときどき」
ぺろっと舌を出した。
そしてエヘヘと笑う。

419:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 13:03 AMPtit8r
「でも、お兄ちゃん」
「…なんだよ」
なおも憮然として兄が応えた。
「エッチな本と一緒に…私の写真も入れてあるのは…どうして?」
ギクリ。
部屋中に響くほどに、兄の心臓が高鳴った。
げ、やば…。
「ねえお兄ちゃん、どうして私の写真も、一緒にしてあるのかなあ…」
小さく笑みを浮かべながら、妹は問い続けた。
「そ、それは…」
兄の目はもはや大海を泳いでいる。
「べ、別にそれほど深い意味は…」

420:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 13:06 AMPtit8r
「お兄ちゃん、私のことも"おかず"にしてるんでしょ…」
ぐえっ!
カエルのひしゃげるような声を発する兄だった。
…その写真。
大した写真ではなかった。ただのポートレートと言ってしまえばそれまでの。
妹の中学校入学の時に撮ってあげた、制服姿の写真。
その夏の、夏服の写真。
家族で海に遊びに行った時の写真。
…それにはバッチリと、妹の水着姿が映っていたけれど。

421:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 13:13 AMPtit8r
浮き輪に身体を通し、初めて着たセパレートの水着の露出部分を、いたく気にしていた。
特に、おなか。
…そんなに気になるんなら、着なきゃいいのに。
ぽっこりと出ているけれど、色白で思春期特有の年頃の瑞々しさに溢れている。
(俺は可愛いって思うだけなんだけどな…)
…お兄ちゃんのバカ!どこ見てるの…もう。
ふざけ合った記憶も、その写真に封じ込められていた。
「い、いや、ケイを"オカズ"になんて…そんなことは…決して」
妙な抑揚の声で、兄がなんとか答えた。

422:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 13:16 AMPtit8r
「…してないの?」
素直な瞳で、兄を見つめながら言った。
うっ…。
兄が言葉に詰まる。
「ほ…ほんとはその…何度か…」
「…」
妹は無言でいた。
「いやあの、ほんとのほんとは…その、何度も」
ぽりぽりと頭を掻きむしる兄だった。
「…そういうことしてるの、軽蔑するか?」
妹を見る。そして反応を伺う。
…ケイから怒られるだろうか。そんな風に刹那に思う。

423:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 13:20 AMPtit8r
「じゃあ…一緒だね。私と…」
「えっ…?」
「私も…」
妹が静かに続ける。
「お兄ちゃんのこと…考えて…その…
じ、自分の…アソコを触ったりとか…
あの…その…ね、眠れないときとかに…」
意外な返事だった。
けれど納得してしまう。
これまでの…行為の後がゆえに。

424:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 13:25 AMPtit8r
「ケイが…俺のこと考えて?」
「…」
今度は無言だった。
「…」
自分も黙って考える。
なんだ…俺たち…。
口にしてみる。
「俺たち…結局お互いのことを…」
「…ずっと、考えてたんだね」
妹が兄の言葉を替わりに紡いだ。

425:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 13:25 e8zpUIcg
 

426:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 13:26 AMPtit8r
「こういうのも…"相思相愛"って…言うのかなあ」
そして、ふふ、と笑った。
「たぶん…言うよな」
兄も微笑み返す。
「でも…今は…」
ぼんやりとした目で、妹が言った。
一人でするエッチの想像なんか…必要…無いよね…」
「うん…」
「だって私たち…こうして二人でいるんだから…」
「…二人とも、裸だしね」
「そうだね…」

427:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ
04/03/22 14:16 AMPtit8r
所要時間1時間25分。これにて 糸冬 です。あのー、なんかこの話すでに 石皮糸定 してないっスか?w
といった疑問を抱きつつラストまであとちょっとです。きちんとまとまるのかなあグヘヘ。

提案ですけど…
あちらのスレでSSのポストについていろいろ言われてますし、この生殺しスレもそろそろ引っ越しませんか。
板的には7つ下、エロ漫小板あたりがいいと思いますね。そこにまず移行して、あと別館も立てると。
なぜ別館かというと、やはり現ポスト作品が多すぎて読み手に混乱を招いている現状かと。
で分散してもらって同作品のマルチポスト跨いでポストは禁止、ただし応援レスはokとかそんな感じで。
あそこなら、まあ板違いと言われて盲目的に叩かれることも無いでしょうし。ただあっちはレベル高そうですがw
そのぶん、真剣に書けるでしょうしね。同じ叩かれるなら、作品に対して批評されるほうがよっぽどマシというもの。
もしそうなったら、オイラは末席で結構ですのでw なにぶんジジィ文士ですのでw 若い文士方の書く量には勝てませんw
いろいろ意見など出してもらって方向性考えましょ。 ヾ(´д`)マタオジャマシマス。

428:359 ◆jMOammQf8U
04/03/22 14:22 4O+wm3/D
>>427
お疲れさまですw

お引越しか~。ま、俺はほぼ見てるだけの人ですからね。
今こうやって書いてるのが奇跡w


では、恥ずかしながら続きいきます


429:359 ◆jMOammQf8U
04/03/22 14:24 4O+wm3/D
>>371より

え・・・・? 結婚って・・・・・お兄ちゃんが??
嘘・・・ そんな・・・・・ だって・・・それじゃ・・・

どうして・・・!?

頭の中が真っ白になる、っていうのは、こういうことをいうんだろうか・・・
その日の私は、多分、魂が抜け落ちたような顔をしてたと思う。


430:359 ◆jMOammQf8U
04/03/22 14:26 4O+wm3/D
夕食。

みんな、とても幸せそうだった。
そりゃそうだよね。実際、おめでたいことなんだから。幸せなことなんだから。


私以外は・・・・・



お兄ちゃんも、深雪さんも、すごくキラキラしてた。
眩しくて。羨ましくて。・・・切なくて。
見ていられなかった。 見ていたく・・・なかった・・・。


431:359 ◆jMOammQf8U
04/03/22 14:28 4O+wm3/D
何を食べたのか。何を話したのか。あの日のことは全く覚えていない。
・・・あ。一つだけ、思い出した。



愛想笑いって、結構疲れるんだね・・・・・




432:359 ◆jMOammQf8U
04/03/22 14:29 4O+wm3/D
部屋に戻って、ベッドに仰向けに寝転がる。

愛情。想い。願い。自信・・・

ひっそりと積み上げてきた心の中の積み木が
カラカラと音を立てて崩れ落ちていった・・・・・
涙が溢れてくる・・・・・
友達だと思ってた子に裏切られた時も、仲良しの子が引っ越しちゃった時も、
飼ってた文鳥が死んじゃった時も、辛くて、悲しくて、泣いた。
でも。
あの時の涙と、今この涙は、同じじゃない・・・
ただ悲しいだけじゃない・・・言葉に出来ない感情が、涙になって、流れている。

433:359 ◆jMOammQf8U
04/03/22 14:38 4O+wm3/D
お兄ちゃん・・・

大好きな、大好きな、お兄ちゃん・・・・・

私は今日ほど、あなたの妹であることを、恨めしく思ったことはありません。


お父さん。お母さん。
どうして私を、愛しいあの人の妹として授かったのですか・・・?


お兄ちゃん・・・

涙が・・・・・止まらないよ・・・・・・・



434:359 ◆jMOammQf8U
04/03/22 14:46 4O+wm3/D
ひとまず終了です。

>>374
> けど、相手が誰であっても、例えそれが天使でも、
> 負けない自信が私にはあった。
> う~ん…響くセリフだなぁ…
思いついた時は自分でもびっくりしたwどこかで既に使われてる気がしないでもないですがw

> まさか書き込み欄に直打ちじゃないでしすよね?
> メモ帳かなんかに書いてから張り付けると楽です。 その時一回の投稿を意識して改行してればもっと楽だし。
思いつきもしませんでしたw今回はメモ帳に一旦書いてから投下しました。書くときの苦しみ(大袈裟)は、ちーとも変わりませんがw

> >このSSだけ
> そんなこと言わずにガンガン挑戦してみてくださいよ~(なんだその媚びわ
いや、もうすでに懲りてますw今書いてるのはきちんと書きますが、今度書くとしたら、1レス程度の「詩」でしょうね、ってそれも難しいんですけど・・・

435:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/22 17:25 ljSWJEXC
寝てる間に来てるとは…(何
>>-426
続きキタY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y!!!
そういやコレって兄受けだったんですよね。でもすっかり生殺し…(*´Д`)ハァハァ
>>427
ということは完全SSスレになるわけですな。
分散すると板が分かれる分、混乱と無駄遣いと埋め厨が一気に来る可能性が…
まあ私は三文㌧儲ですからどこまでも着いていきますけど。(儲言うなて。
>>-433
この詩的な表現… ぼくにはとてもできない(棒読み
>>434
まさかマジで直打ちだったとは…
次からテンプレにメモ帳などの使用を提案。

436:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 20:18 Emwuh38J
ちょっと見ない間にえらく流れが早くなってますね。
359さん、『遠い昔の…』の384さん、新規参入ようこそです。
感想とか書きたいけど、それは次の機会にってことで‥‥

>>427
引っ越し案ですが、エロパロ板の方はどうでしょうか? あっちも結構いいSS専門スレがあるようですし。
>やはり現ポスト作品が多すぎて読み手に混乱を招いている現状かと。
これについては頭の痛い問題ですね。どなたかまとめサイト作ってくれないものでしょうか。
そうすれば一発で解決できそうなんですけどね(他人任せw)是非、他の住人さんも何か良案をお願いします。

それでは後ほど、続きの投下をしに来ます。


437:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 21:25 M0RG8+ij
SS専門になっちゃうと絵が投稿できないよう…。

438:161@遠い昔の作者
04/03/22 22:49 GYOy5D9Z
エロ小漫でもエロパロでも移動するならどちらでもいいと思います。
自分的にはもともとエロパロで書いてたんでそっちのが馴染みがあっていいかな、とか。
でもSS専門になるのは自分もちょっと……。絵も見たいですし。
ポストが多すぎると言う問題は、あんまりそこらへん気にせず萌えのまま
投下しちゃったのでなんか申し訳ない気になってしまいました。
自分だけの問題で言えば、161~と遠い昔の…だけ投下して名無しに戻ろうと思ってたんで、
このまま終了でいいです。読み返すと自分は萌えのまま書いてるけどどうかなとか思うし。
文士さま方の作品期待してます。

439:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
04/03/22 22:50 mqeQ50hE
ふぅあ…どうやら向こうのスレに変なのが住み着いちゃってるみたいですね←眠たい眼を擦りつつ
仕方が無いから孕ませてみるか…けどご希望のアマイアマイにはならないから別口で、ね(苦笑

>>406-434
続編ダブルアタックキタ ━━━(*゚∀゚)━━━ !!!!
もうね、他人の作品を読んでると、自分の作品の出来の悪さが浮き彫りに…すいません、もっと精進します。

>>436
まとめサイトですか…私はinfoとジオにHP構えてるから、他の無料鯖があれば作りますよ(流石に併用は無理w)

板移動は同意しかねますね。>>437氏の言うように、向こうでは絵が投稿出来なくなる恐れもありますし。
やはり、絵師様を呼び込めるような環境は住人自身で造っていかないと…それが一番難しいんですが(´・ω・`)

440:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 23:00 Ug1vLCtF
一応ききたいのだが、向こうで絵を投稿してはいけないという理由でもあるんか?
こっちでSS投稿がある程度許容されるなら、その逆も通りそうなもんだが。

最終手段としては、こっちと向こうの二本立てってのも手としてはある。
実際そういう運営をしているスレもあるようだし。
このやり方の問題は、両方を保守しきれるかどうかだが。


441:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:09 soC5KtQU
>>437
それもそうですね。せっかく前スレでやっと絵師さんが来てくれたのですから、もったいないですよね。
ところで虹板でSSがメインのスレって何か問題あるんでしょうか? よく知らないのですが。
私個人的に問題だと思うのは、三文さんが言ったようにポストする書き手が多すぎて、読み手が混乱するってトコですかね。
何かいい方法、ないでしょうか‥‥

とりあえず>>289からの続きを投下します。

442:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:10 soC5KtQU
「エミは何で俺なんかを‥‥好きになったんだ?」
あたしの上から聞こえる低くて、しっかりと通る兄貴の声。囁かれるだけで背中に心地よい震えが走る。
「‥‥兄貴に、お父さんを感じる気がするの‥‥お父さんってこんな風に優しかったのかなって‥‥」

あたしが物心付いた時には、お父さんは既にこの世にいなかった。
小さな頃、街でお父さんと手を繋いで歩く子たちをあたしは寂しい思いで見ていた。
それが悲しくて、泣いて、何度も兄貴を困らせた。
でも、その度にあたしの頭を撫でて『大丈夫、俺がずっと傍にいてあげるから』って慰めてくれた‥‥

「ああ、親父はエミを大事にしてたよ‥‥俺‥‥親父にちょっとは近付けたのかな‥‥」
あたしは知っている。わかっている。兄貴があたしの為に色々と尽くしてくれているコトを。
「うん、兄貴は‥‥お父さんみたいに優しいよ‥‥だから、好き‥‥」
そう、彼はあたしの大切な‥‥愛する男(ひと)‥‥

443:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:12 soC5KtQU
「ありがとう、エミ。でも俺、お前に興奮するなんて‥‥好きになるなんて‥‥兄貴失格だよな」
確かに周りの人は兄妹で愛し合うなんて間違ってるって言うだろうけど‥‥
「そんなコトない! あたしも兄貴が好き。あたしは兄貴が欲しい! だから‥‥余計なコト考えないで」
「‥‥そうだな。もう‥‥引き返せないよな‥‥」
そして、またあたし達はお互いを求めてキスをした。
重なった口の中で、舌と舌が激しく絡み合う‥‥まだ足りない、もっと欲しい‥‥舌の動きがそう言ってる。
あたしの中に唾液が流れ込んで来て、それを味わい、飲み干すごとに兄貴に染められていく気がする。
お願い、あたしを兄貴でもっといっぱいにして‥‥あたしを兄貴だけのものにして‥‥

‥‥そして兄貴の唇が糸を引きながらあたしから離れていく‥‥でも、それは一瞬だけ。
唇があたしに吸い寄せられるようにまた近付いてくる。今度は‥‥

444:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:13 soC5KtQU
温かな感触が首筋をゆっくりと這っている。くすぐたいような、気持ちいいような微妙な感じ‥‥
「‥‥はぁ‥‥ん‥‥あ‥‥」
気持ち良さがどんどんと下にやってくる。乳首を、指を、脇腹を味わうように兄貴は舐め回している。
体が熱い‥‥あたしの中がじわじわと潤ってくるのがわかる‥‥兄貴を受け入れたくて‥‥
気が付いたら、兄貴はあたしのアソコに顔を埋めて‥‥ヤラシイ音を立てて舐めていた。
「いやっ!ソコは‥‥汚いからダメ‥‥!」
あたしが抵抗できたのはその一言だけ。一番感じやすい部分を舌で捏ねられて、もう抵抗できない‥‥
恥かしさなんかどっかへ飛んで行って、あたしは与えられる快感に更に溺れていった。
もう、頭の中が真っ白‥‥兄貴が気持ちいい所へと導いてくれる。もうすぐ‥‥そこまで‥‥
次の瞬間、あたしの体は快感以外の何も感じなくなっていた‥‥

445:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:15 soC5KtQU

‥‥気持ち良すぎて、息が苦しい‥‥胸が‥‥くすぐったい。
兄貴はあたしにそっと覆い被さって、おいしそうに乳首を吸っている。まるで母親に甘える子供みたいな顔をして‥‥
こんなに子供みたいに甘えてる兄貴の姿、あたしは今まで見た憶えがない。
普段の兄貴はジャズが好きで、文句を何一つ言わず、淡々とした表情で家事もこなす大人の顔をしているのに‥‥

そういえば以前、何であたしより家事がうまいのか聞いたら、
『年期の違いだよ。母さんが働いてるから、全部自分でやらなきゃいけなかったからな』
偉そうにそう答え、『お前も修行しな』と言って、あたしのお尻を叩いてきたんで蹴り返したコトがあった。
‥‥バカな会話の裏にあった本当のコトに、もっと早く気付くべきだった。
あたしは兄貴に甘えていられたけど、兄貴は誰にも甘えられなかった‥‥違う、甘えなかったんだ。
お母さんやあたしに心配をかけないために‥‥だから兄貴はこんなに大人になったんだね‥‥

446:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:17 soC5KtQU
‥‥でも、今はいっぱいあたしに甘えていいよ‥‥いっぱい抱きしめてあげるから‥‥
兄貴は今、あたしにギュッとしがみついて、心臓の音を聞くみたいに胸に顔を埋めて目を瞑っている。
その安らかな横顔はいつものシャープな顔立ちとは違うけど、とっても愛おしい。
髪を撫で、背中をそっとさすってあげる。赤ちゃんを寝かし付けるみたいに‥‥ずっと、ずっと‥‥
そうしたら、兄貴はホントに眠ってしまった‥‥安らかな吐息が胸を伝う。
でも、こんな時に寝ちゃうってどんなモンだか‥‥って思ったけど、安心しきった寝顔を見てたら怒る気がなくなった。
誰にも甘えない兄貴が、子供みたいにあたしの胸の中で甘えて眠ってる‥‥それが、なんだか嬉しい。
そう思えるのは、あたしにも母性本能ってのがあるからだよね‥‥やっぱりあたしも『女』なんだ‥‥

そんな柄にもないコトを考えてたら突然、鼻がムズムズしてきた。ま、まずい‥‥
ガマンしないと兄貴が起きちゃうよ‥‥あ‥‥ダメ‥‥くしゃみ、出ちゃうよ‥‥もうダメ‥‥
「‥‥っ‥‥くしゅん‥‥!」
とたんに、兄貴が目を覚ましちゃった。ゴメン、兄貴‥‥

447:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:19 0F9uMEJh
「‥‥あ‥‥ゴメン、寝ちまって‥‥悪い、エミ‥‥重かったろ? ホントにゴメン!」
あたしから降りて、訳の分からない謝り方をする兄貴。そのうろたえかたが可笑しくて、つい笑ってしまう。
「あははっ‥‥いいってばぁ。兄貴が甘えてるトコ、すごい可愛かったから許してあげる」
「な、何言ってんだ。俺はそんなこと‥‥」
真っ赤な顔をしてる兄貴を、下から手を伸ばして抱き寄せる。
「いいよ、あたしで良かったらいっぱい甘えても‥‥いつでもこうしてあげるから‥‥」
「いや、いいって。俺はそんなつもりは‥‥」
そう言って抵抗する兄貴の頭を、あたしは胸に押し付けて黙らせた。
「兄貴はあたし達に心配かけたくなくて誰にも甘えなかったんでしょ? でも、もうガマンしなくていいから‥‥」
兄貴は黙っている。多分、あたしの想像は当たっていたんだ‥‥
「うん、そうだな‥‥ありがとう、エミ‥‥」
兄貴は小声で呟いて、胸の膨らみに頬擦りをしてくる。そしてあたしは兄貴の髪を梳くように頭を撫でる。

448:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:20 0F9uMEJh
「兄貴‥‥いい子だから、また寝ちゃダメだよ‥‥」
「‥‥ん、寝ないよ‥‥」
いつもの低くて、通る声があたしの心をこんなにもくすぐる。でも、くすぐられてるのは心だけじゃない。
いたずらな手と唇があたしのすっかり硬く立った乳首を弄り始めた。
「あ‥‥んっ‥‥いい‥‥よぉ‥‥」
自分の胸がこんなに感じる場所だなんて、今まで自分でも知らなかった。それとも、兄貴が上手なのかな‥‥
兄貴が与えてくれるこの気持ち良さ、もっと味わいたい‥‥でも、今日はダメ。
あたしの『初めて』は兄貴に『してもらう』んじゃなくて、あたしの『初めて』を兄貴に『あげたい』の‥‥
だから、あたしばっかりが気持ち良くなっちゃいけない。だから‥‥
「あに‥‥きぃ、待っ‥‥て‥‥あんっ!」
息も絶え絶えに声をかけると、すぐに動きを止めてあたしを見つめてくる。
「‥‥どうした?」
「兄貴を‥‥気持ち良くしてあげたいから‥‥あたし、上になっていい?」

449:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/22 23:22 mqeQ50hE
 

450:FXD ◆yZgNPduOMQ
04/03/22 23:24 vQErp/Iv
本日は以上です。
>>441で述べたように、読み手が混乱しない良い策があればこのままでも
いいような気もしますが、どうでしょう?

451:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/22 23:25 fVxfhoar
 三者の続編が一気に

            人
         (( (___)        (´´
        (( (__)       (´⌒(´
 キタ━━(゚∀゚ )━━!!! ´⌒;;;≡≡≡
      ⊆⊂ ̄ ⊂ソ  (´⌒(´⌒;;
         ̄ ̄ ̄   ズサーーーーーッ!!

452:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/22 23:45 fVxfhoar
>読み手が混乱
 念のためココでの作品投下終了後に改めて固めたモノをうpする
ってのは駄目ですか?
 リアルタイム投下自体も両スレ共通の楽しみの一つですからソレを
無くしてしまうのはちょっと…。


 あと俺も引っ越しは反対です。正直言って他の板では絵師の参入等
不確定要素が多すぎます。それに安易な移転は個人的には“逃避”にも
感じられますし…。


 あぁ新参者が生意気な事を言って…一応参考意見という事で嫌なら
無視して下さい皆様。

453:359 ◆jMOammQf8U
04/03/23 15:02 OIaxJllT
書き出したら止まらなくなったw

夜勤上がりになにやってんだ俺・・・

・・・続きいきます、ハイ。

454:359 ◆jMOammQf8U
04/03/23 15:04 OIaxJllT
>>433から

結婚式まで、あと3日・・・・・

あの日以来、私は、自室で一人でいることが多くなった。
お兄ちゃんの顔を、見たくなかった。あんな幸せそうな、お兄ちゃんの笑顔・・・
でも、相変わらずお兄ちゃんは、私にも優しくしてくれる。

辛いよ・・・優しくしないでよ・・・
私なんか放っておいて、深雪さんといっしょにいればいいじゃない・・・


ヤな妹だよね、私・・・


455:359 ◆jMOammQf8U
04/03/23 15:05 OIaxJllT
明日は結婚式・・・・・

夜。
コンコン・・・
『美咲、いいか?』

ドクン・・・!!

我ながらびっくりするくらい、ドキドキしてる・・・
「どうぞ・・・」

「久しぶりだな、お前の部屋に入るのは」
「ん・・・そだね」

なんでこんなに緊張してるんだろ、私。

456:359 ◆jMOammQf8U
04/03/23 15:07 OIaxJllT

「何か用?」
努めて素っ気無く話しかける。

「この家にいるのも、今日がとりあえず最後だし。少し話でもしたいな、と。」
「別に、今さら話すことなんて・・・」
「なぁ、美咲」
「え・・・っ?」
「お前、最近どうしたんだ?」

不意に発せられたお兄ちゃんの一言に、心臓の鼓動はさらに早くなる。


457:359 ◆jMOammQf8U
04/03/23 15:08 OIaxJllT

「ずっと部屋にこもって・・・。受験勉強ったって限度があるだろ。それに・・・
 何か急によそよそしくなったな、お前。・・・何かあったのか?」
「何もないよ。何も・・・」
「何もないわけないだろ。この間からのお前を見てると、心配でしょうがないよ。
 悩み事とかあるんじゃないのか?俺に出来ることなら何でも相談に乗るぞ・・・って、おい、美咲!?」

こらえ切れなかった。お兄ちゃんの胸にしがみつき、泣きじゃくった。
そんな私を、お兄ちゃんはそっと抱きしめ、優しく頭を撫でてくれた。何も言わず、でも、温かく・・・


458:359 ◆jMOammQf8U
04/03/23 15:13 OIaxJllT
とりあえずここまで。

お話自体は書き終えたんで、残りは夜に投下します。

メモ帳って・・・・・便利ねw


459:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/23 17:50 PSzSIUN1
  ∧_∧
  ( ・∀・)   | | ガッ
 と    )    | |
   Y /ノ    人
    / )    <  >__∧∩
  _/し' //. V`Д´)/
 (_フ彡        /  ←誰?

460:孕age ◆n.HIMAoD9I
04/03/23 18:10 ++XX3IjM
>>-448
はう~… ラブラブですな~(*´д`*)ハァハァ
>>457
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ//ア//ア
居たら支援しましょうかね。

>>459
  ∧_∧
  ( ・∀・)   | | ガッ
 と    )    | |
   Y /ノ    人
    / )    <  >__∧∩
  _/し' //. V`Д´)/
 (_フ彡        /  ←>>459


461:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/23 18:34 pOpppdnx
>>458

キタ━(Д゚(○=(Д゚(○=(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)=○)Д゚)=○)Д゚)━!!!

 は…はやく続きを…(*´Д`)

>>460
 何か妙にカコイイIDになってる…

462:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/23 18:49 OxF023c6
>>461
pが多いよ

463:名無したん(;´Д`)ハァハァ
04/03/23 20:55 ZfJRRfR5
>>460のIDは「ダブルプラス・イグゼクス」と読むことにしよう。
そんで>>461は「ポップポッドNX」で。

464:359 ◆jMOammQf8U
04/03/24 00:10 I5P+zbm5
>>457から

ようやく泣き止んだ私の頭を、軽くポンポンと叩きながら、お兄ちゃんは笑顔を浮かべていた。

「どうしたんだよお前。何か辛いことでもあったのか?」
「・・・うん。」
「そっか・・・何があったんだ?」
「好きな人がいるの。死にたいくらい好きな人が。でも、その人は、他の人と結婚するの・・・」
「そっか。でも、うらやましいな。お前にそこまで思われるなんてな。どんな奴だ、そいつ?」
「特別格好いいわけじゃないけど。でも、すごく温かくて安心できる人。」



・・・もう、自分の気持ちを抑え切れなかった。

465:359 ◆jMOammQf8U
04/03/24 00:13 I5P+zbm5
「優しくしてくれて、気に掛けてくれて。明日は自分の結婚式だっていうのに
 私の心配してくれて。突然抱きついて泣き出したりしても、嫌な顔しないで受け止めてくれて・・」

「美咲・・・お前・・・・」
「お兄ちゃん。好きです。もう、心の中にしまっておくなんて出来ない・・・
 ホントに・・・ホントに・・・・・大好きです。」
「美咲・・・・・」
「お兄ちゃん。私を・・・・・愛してください・・・!」

お兄ちゃんの胸に顔をうずめる。匂い、鼓動、温もり。全てを感じていられるように。

そして、お兄ちゃんは、そんな私を、ギュッと抱きしめてくれた。


466:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
04/03/24 00:15 UZ/wYoIV
 

467:359 ◆jMOammQf8U
04/03/24 00:16 I5P+zbm5
「美咲・・・」
「お兄ちゃん・・・」
私を見つめるその顔には、戸惑いと、愛情と、決意・・・


「ん・・・」
キスって・・・こんなに、ドキドキするんだね、おにいちゃん・・・。
「嬉しいよ、俺。お前が、そんなにも俺を想ってていてくれたなんて。ダメだな俺は。鈍い兄貴で。」
「いいよ、そんなの。謝らなくったって。」

短い沈黙。そして、お兄ちゃんの口から発せられた言葉は・・・

「でも・・・俺は、お前の想いには、応えられない。俺に出来るのは、ここまでだ・・・」



468:359 ◆jMOammQf8U
04/03/24 00:17 I5P+zbm5

・・・!?
「お兄ちゃん・・・やっぱり、私が妹だから」
「いや。そうじゃないよ。兄妹だから、とかじゃないんだ。お前に愛する人がいるように
 俺にも、愛する人が、大切な人が、守りたい人がいるんだ。
 今、もしお前を抱いたら、俺は、お前と深雪、2人を裏切ることになる。
 それだけは、俺にはできないんだ。」


お兄ちゃんの目は、相変わらず優しくて、そして、力強かった。




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